【速報】海城が高校募集停止へ 「無駄な時間省く」｜掲示板スレッド

高校募集枠っていうのは、中学の募集定員よりも、いっそう厳しい目で見られている（特に公的機関から）ってことを、知らない人が多いですね。

本当に今後高入り生募集はないと
学内で発表されてるのですよね？

95年の駿台のデータと比較すると不動の開成を除けば勢力図が全く違いますね。海城は実は昔よりレベルが上がっていたようですが。

1995年(→2009年)　駿台模試偏差値　主要校および凋落・上昇の著しい学校のみ表示

６９　武蔵→募集停止
６８　開成(※５科)→６８(±０)
　：
６５　桐朋→６２(－３)
６４　慶應志木→６６(＋２)
６３　慶應義塾・早大学院→６５(＋２)
６２
６１　早実(普通)→６６(＋５)　
６０　巣鴨(理数)→５７(－３※科別募集は停止)　桐蔭(理数)→５５(－５)
５９　早大本庄→６５(＋６)　海城→６２(＋３)　東邦大東邦→５８(－１)
５８　市川→５９(＋１)
５７　巣鴨(文数)→５７(※科別募集は停止)
　：
５３　豊島岡→６３(＋１０)
５２　渋幕(男)→６４(＋１２)
５１　渋幕(女)→６４(＋１３)

附属校が躍進ということですね。

付属の難関化はおそらく早稲田アカデミーの影響でしょうね。
1995年といえばサピックス全盛期で国私立上位高校は軒並みサピックスの生徒で埋め尽くされていました。
サピックスは進学校志向が強い塾なので高校受験も優秀層は早慶付属より進学校を選ぶ傾向がありました。

一方早稲田アカデミーは、早慶は高校から入るのが一番楽と煽る事で早慶付属合格者数を伸ばし勢力を拡大した塾なので全盛期の今でも付属志向が強い塾です。そのため高校受験段階で大学受験を諦める生徒が優秀層でも大量に発生し、結果的に付属の難易度が上がったのだと推測します。

塾の勢力図の変化が高校の勢力図の変化にそのまま繋がった好例ですね。

今後の変化はどうなるのでしょう？
変化はあるのでしょうか？

ここ２、３年は中学受験がピークだった頃の子達が入学しているので、一時的にレベルが下がっているのかも知れませんね。
でも都立の復活で、中受層はこの先減るかも知れませんし、長い目でみると高校募集は続けたほうがいいのでは。
高入生は中入生に追いつこうと必死になって授業に取り組んでいる姿。中だるみしている中入生に良い刺激を与えてくれているのではないでしょうか。高校募集を停止した武蔵や削減した桐朋の凋落をみると、海城も心配です。

｢進学レーダー｣の今月号にも、高校募集を取りやめた学校として、挙げられているそうです。
実際には、受験業界には周知徹底されているのでしょう。
公式の発表は無くても、十分に根回しをしているので、支障はないということだと思います。
いろいろとご心配されるには、及ばないようです。良かったですね。