受験勉強の敵、受験時期の敵、アレルギー性鼻炎を克服したい!
inter-edu’s eye
日本人の四分の一がアレルギー性鼻炎だといわれています。
中でも受験生にとって、日々の勉強あるいは、受験シーズンのくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状をどうしたら抑えてあげられるのか、頭を抱えていらっしゃる保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は受験生のアレルギー性鼻炎対策について考えてみましょう。
「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」
アレルギー性鼻炎は、スギを代表格に、ヒノキ、カモガヤなど樹木や草花の花粉がアレルゲン(症状を起こす原因物質)で発症する「季節性アレルギー性鼻炎」と、ハウスダスト(ダニ)、ペットの毛といったアレルゲンで発症する「通年性アレルギー性鼻炎」に分けることができます。年中鼻づまりの症状があり集中できない……。体質だからと諦めずに調べてみると「通年性アレルギー性鼻炎」ということもあるかもしれませんね。
アレルギー性鼻炎がもたらす受験への影響は
年中鼻炎の症状が現れる「通年性アレルギー性鼻炎」では日々の勉強において、また「季節性アレルギー性鼻炎」の代表格である「スギ花粉症」は症状発現時期が受験期(入試時期)と重なることから、まさに受験生の敵といえるでしょう。鼻づまりで頭がぼーっとして学校や塾の勉強に集中できない、鼻づまりによって質のよい睡眠がとれずに疲れやすくなる、鼻の粘膜が荒れてしまい風邪などにかかりやすくなります……。
せっかく目標に向かってがんばっているのにアレルギー性鼻炎のために実力が発揮できないなんて、あってほしくないですよね。
体質だからとあきらめないで! アレルギー性鼻炎を克服する方法
では、どうやってアレルギー性鼻炎を克服し受験期を迎えたらよいのでしょうか。
アレルギー性鼻炎の治療には症状をやわらげたり抑えたりする「薬物療法」と根本的に体質改善を図る「アレルゲン免疫療法」(舌下免疫療法)※があります。
「薬物療法」は飲み薬などによって症状を抑えるという対症療法であり効き目は早いものの、症状の部位に応じたお薬が必要であること、お薬を常用させること、またお薬によっては眠気を含む副作用について、抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、最近注目されているのが「アレルゲン免疫療法」(舌下免疫療法)です。根治療法とも呼ばれ、症状の原因であるアレルゲンを舌の下から少量ずつ体内に入れることによって、体をアレルゲンに慣らし、症状を抑えるだけでなく根本的な体質改善を図る治療法です。
効き目を感じるには数ヶ月間の投与が必要ですが、鼻だけでなく、目の症状の改善や、薬の数が減らせるなどの効果も期待できます。
一方で原因となるアレルゲン(抗原)にのみ効くため、お子さまの症状の原因(アレルゲン)を医療機関で調べることが必要です。またスギ花粉症に対する舌下免疫療法はスギ花粉が飛び始めると開始することができないことから遅くても年内には開始することが必要だと言われています。
ベストな体調で臨みたい受験生。特にアレルギー性鼻炎の治療は近年進化を遂げています。先ずはお医者さんに相談してお子さまに合った治療を選択したいですね。
※舌下免疫療法は「スギ花粉症」、「ダニが原因の通年性アレルギー性鼻炎」の2種類のみです。いずれも小児などに対して保険で治療が可能ですが、専門医師のみが実施できる治療法です。
関連リンク:
■トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ
■舌下免疫療法とは
■相談できるお医者さんを探す
提供:鳥居薬品株式会社
期間:2018年7月2日~2018年8月27日
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