冬のボーナス、いくらでした?:エデュママアンケート第118回
第118回 冬のボーナス、いくらでした?
inter-edu’s eye
軒並みアップと報道されている冬のボーナス。中学受験生を持つエデュママファミリーの場合はどうだったのでしょう? アンケートでズバリ金額をうかがいました。
◆ボーナスのある家庭の半分以上が100万円超!
2015年の冬のボーナスは、政府からの賃上げ要請や円安による製造業の好調な業績などによるベースアップが影響してずいぶん良かったようです。報道によると、大企業の平均が約88万円、中小企業が約28万円、国家公務員が約66万円とのこと。しかし、エデュママアンケートの結果はそんなものではありません。
「職業柄ボーナスがない」をのぞくと、なんと60%近くが100万円以上のボーナスがあったと回答しています。さらに、200万円以上という方が20%もいらっしゃいます! 対して50~100万円は26.3%、50万円以下は14.9%です。この結果は、世の中平均の2倍以上と言っていいでしょう。4年前、2012年夏のボーナスアンケートのときもほぼ同じ傾向でしたから、“中学受験を目指す家庭はお金持ち”という印象はそれほど間違ってはいないようです。
東大生家庭の年収も平均の倍近い!
ここで思い出すのが、東京大学の『学生生活実態調査』。毎年行われているこの調査報告には、東大生の家庭の年収額も掲載されているのですが、こちらも半数以上が950万円以上という結果になっています。全国の世帯年収の平均が549万円で、平均以下の割合が約61%ですから、こちらも世の中平均の2倍近くと言っていいでしょう。
こうした調査結果を見ると、やっぱり教育には経済的な余裕が必要なのかなあと思ってしまいます。でも平均って、平均より上と下の両方があって算出される数字。収入が平均以下の家庭から中学受験する子どももいれば、東大に行く子もいるわけです。そのことも忘れてはいけませんよね。そして経済的に余裕がある家庭は、お金をより賢く活用して、お子さまを社会に貢献する優秀な人物に育てあげていただきたいと思います!
■参照サイト
●日本経済新聞「大手企業の冬ボーナス、3.7%増の88万円 3年連続伸び」
●マイナビニュース「中小企業の”冬ボーナス”、正社員平均28万7337円–」
●日本経済新聞「「国家公務員の冬のボーナス、平均65万8600円」
●東京大学「学生生活実態調査(2014年)」
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