第127回 災害用に3日分の食糧を備蓄している人は?

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各家庭で災害用の食糧備蓄を最低3日分はしておきたいと言われていますが、エデュママのご家庭は? 熊本地震直後にアンケートを実施してみたところ、3日分備蓄している方は半数以下でした。

◆食糧備蓄は3日分の理由とは?

エデュママ家庭の食料・飲料の備蓄,アンケート結果

2011年の東日本大震災から5年後の今年4月、今度は九州の熊本、大分地方で大きな地震が発生しました。震度7という激震が2回もあって大変多くの方が被災されました。被災者の方々には、心からお見舞いを申し上げます。

さて、「災害に備えて3日分の食料・飲料を備蓄していますか?」というYES/NOアンケートを実施してみたところ、残念ながら、「NO」のほうが若干多い53.3%。半数以上の方が、推奨されている3日分の食糧備蓄を行っていないという結果になりました。

ところで、なぜ3日分の備蓄なのかといえば、大災害が発生したとき最優先される人命救助のリミットが72時間(3日)だからです。安全な場所に避難できた人は、3日間はなんとか自力でがんばってくださいというわけです。ただし被害規模が大きい災害や大都市の人口密集地区の災害となると、3日では足りない、せめて1週間は自力で生き延びてほしいと言われています。

◆親子の連絡方法は必ず決めておく

ご家庭での防災対策を考える際に忘れていけないのが、今住んでいる町の情報です。各自治体では、避難所マップなどさまざまな防災ガイドをホームページやハンドブックで広報しているので、まだ見ていない方がいらしたら、ぜひこの機会にチェックしておいてください。

また防災の基礎知識という意味では、首相官邸ホームページにある「災害に対するご家庭での備え」というページがおすすめです。とても簡潔にまとまっており、これだけはやらなければ!ということがよくわかります。

誰しもしなければいけないとわかっている防災対策ですが、毎日忙しくしている人ほど、つい後まわしにしてしまいます。とはいえ、学校だけでなく塾にも通っているお子さまを持つエデュママなら、どんなに忙しくても親子で話し合っておく必要があります。

とくに親子が離れているときの連絡方法は絶対です。非常時には何が使えなくなるかわかりません。LINEやTwitterだけでなく、災害用ダイヤルや災害用伝言板、それにネットも電話も通じなくなってしまったときはどこで集合するか?といったことも、ぜひお子さまと取り決めをしておいてくださいね。


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