合否の分かれ目!受かる子はどこが違うの?

inter-edu’s eye
誰もが志望校への合格目指して頑張るこの時期。そんななかで合格を勝ち取る受験生はどこが違うのか?を今回は見ていきましょう。

高校受験は中学受験とどこが違う?

高校受験の特徴

「敵に勝つには敵を知ること」と言われるように、まずおさらいとして、高校受験の特徴を中学受験と比べていきましょう。

「第3回 中学受験と高校受験の違いは?」でご紹介したように、大きな特徴として、「受験生の数」「入試問題の内容」「意志決定権が親ではなく子」の3つがあります。この時期、親御さん、お子さまが気になるのはやはり「入試問題の内容」ではないでしょうか? 簡単におさらいしていきましょう。

中学受験は大人でも解けないような難解な問題が出題されることもあります。しかし高校受験は、基本的に中学校3年間で学んだ内容から出題されるため、基礎的な勉強や定期テスト対策をしっかりすることが重要になります。またこれに加え、英語などの教科も加わるため、単純な勉強の範囲で見た場合、高校受験の方が広いともいえます。

受験当日結果を出せる人はココが違う

「塾の勉強だけでなく、学校の定期テストもしっかりしてきた」、「分からない所は理解するまで復習してきた」など…。合格に向けて、さまざまな努力をしてきた受験生。その積み重ねを当日に発揮できるよう、これからの時期に差が出るポイントをご紹介します。

情報に惑わされない

情報化社会の現代、受験生も高校受験の成功談・失敗談、受験校に合格した先輩のお話など様々な情報をインターネットなどで簡単に得ることができます。これらの情報を得ることは、決して悪いことではありません。問題は時期です。例えば1月になって、はじめて先輩の受験成功談を読んだとします。もし自分とまったく当てはまっていなかったらどうでしょうか。1月に入ったら余計な情報はシャットダウンし、今までやってきたことを信じてやることが賢明といえるでしょう。

自分の意志がはっきりしている

「絶対にこの学校に行きたい!」という気持ちは重要です。不安や焦りから、勉強に身が入らないときにも、学校への憧れが強ければ強いほど、気持ちを切り替えることができるでしょう。

周りに感謝の心を持っている

試験を受けるのはお子さま自身ですが、そこまでたどり着くには学校の先生・親の協力など多くの人が関わっています。「ここまでこの人にやってもらったのだから、合格したい」という思いは強い後押しになります。勉強の根をつめると視野も狭くなりがちです。「感謝の心」に気がつけるような息抜きも必要です。

この時期になると、本人の精神面が合否に大きく影響してきます。合格する子は「しっかり基礎的な勉強や対策が出来ていて、その上で自分がやってきたことに自信を持っている子」といえます。

親の不安は伝わる!子を信じる心が重要

親ができること

1月に入ると勉強の追い込み以上に、精神面の戦いになってくるのは述べたとおりです。今まで強気だったお子さまも不安な言葉を口にするようになるかもしれません。

勉強面で支えるのは難しいかもしれませんが、「これだけやったから受かるよ!」、「最後まで応援しているよ!」など前向きな言葉をかけてあげるようにしましょう。

お子さまの不安な気持ちを大きな心で受け止めてみてください。お母さまも一緒に不安になるのではなく、いつも通りを心がけて、自然に接してあげましょう。

ググッと差がつくココがポイント!

インターエデュで難関大学に合格した人に取材する中でも、共通していることがあります。それは「最後まで諦めない心」です。例えそれまでの模試の結果が悪くても、合否は最後まで分かりません。皆さまの受験が良い結果になるよう編集部一同祈っています。

次回は、受験当日についてです。


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