春休み中!身の回りの準備以上に重要なことって?
inter-edu’s eye
今回は受験後~春休みの間にしておきたいこと、準備しておきたいものをポイントごとにご紹介します。また、高校に入学するにあたり、心構えはどうすればいいのかも見ていきましょう。
合格後は一息つかせてあげたいけど…
「え?合格後一息つかせるのは駄目なの?」と思うかもしれませんが、もちろん「一息」つかせてあげて大丈夫です。ただ、入学直前まで遊んでばかりという状態は望ましくありません。
なぜなら、高校によっては、「課題(宿題)」や「クラス分けテスト」が待っているからです。とくに重要なのが、前回の記事でもご紹介した「クラス分けテスト」。
このクラス分けテストは、高校受験では測れなかった学力を見るために行われます。上位クラスに入ると他のクラスと違い、1~2年次で教科書の基礎部分を終わらせ、大学入試を視野に入れた授業を行なったりもします。逆にいうと、入学後しっかり勉強をしたい!というお子さまは、上位クラスに入っておかないとイメージと全く違う高校生活を送ることになってしまう可能性もあります。
新しい環境で必要になるものは?
新しい環境での生活が始まる際には、新しく準備するものが出てきます。では何を準備すればいいのでしょうか?ここではポイントとともに見ていきましょう。
ほとんどの学校では、合格後に「入学説明会」があります。入学後の生活について、何を準備すればいいのかの説明とともに、制服採寸、教科書・上履きなどの販売が行われます。とくに教科書販売がある場合、荷物が大量になるので、大きな袋・キャリーケースなどを用意して参加することをおすすめします。
誰しもが気になる金銭面についてですが、購入するものとして、身の回りのもの(制服・教科書・上履き・カバン(高校によっては指定の場合もあります))などがありますが、必要なものが多い私立高校の方が公立高校より高くなります。
また大きく違ってくるのは「入学金と授業料」です。まず入学金は、公立高校では5,641円、私立高校では162,362円。授業料は、公立高校では118,800円、私立高校では390,578円(参照:文部科学省「平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について」)と大きな差があります。
さらに電車通学をされるお子さまには、通学定期券も必要になってきます。これを購入するためには「通学証明書」または「通学定期券購入兼用証明書(学生証と兼用)」が必要になります。4月に入り、学生証があれば問題なく購入することができます。ただこの時期は学生が殺到しますので、学校によっては、通学証明書を学生証よりも早い時期に発行してくれるので、早めに購入することをおすすめします。
入学前の心構えは?
残念ながら第一志望校に結果を出せなかったお子さまも、新しい環境で、目標を見つけ生活をしていかなければなりません。「自分が入ったのは、第一志望校ではないから、やる気も出ない」では、貴重な3年間も楽しくありません。できれば入学前に親子で話し合い、心の整理をつけておきましょう。
入学後は、授業は中学校より大幅にレベルアップしますし、進度も早くなります。「高校受験ではうまくいかなかったかもしれないけど、次の大学受験に活かせるよ」などポジティブな声掛けをして、気持ちを切り替えてあげましょう。
ググッと差がつくココがポイント!
入学前の準備や心構えは、入学後に気持ちの良いスタートをきるためにとても重要なものです。お母さまがお子さまを引っ張り、「自分は新しい環境で生活を始めるんだ」ということを本人に実感させるようにしましょう。
次回は、入学後に待っていることについてです。
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