第1回 小学校受験って何? 学費は? 受験するメリットは?
第1回 小学校受験って何? 学費は? 受験するメリットは?
inter-edu’s eye
新コンテンツでは小学校受験に興味はあるが、どうやって情報を集めたらいいのか分からない方を対象に情報を発信していきます。第1回では小学校受験って何?から学費、小学校受験のメリットなどを見ていきます。
私立・国立小学校という選択肢を視野に
就学年齢に達した子どもの多くは公立小学校に入学します。公立小学校では学区制が決められていますが、これに対して、居住区域などの制限はありますが、原則入学先を自由に選べるのが私立と国立の小学校です。
ただし誰でも入学できる訳ではなく書類審査、ペーパーテストや面接などの入学試験があります。これが一般的に言われている「小学校受験」です。
小学校受験を選ばれるご家庭の理由としては大きく分けて3つに分かれます。
1つ目は学校の教育環境の素晴らしさ・環境の良さに魅力を感じた。
2つ目は学費が公立と同じで良い教育が受けられる国立小学校に通わせたいと思った。
3つ目は近所の公立小学校の様子を聞いて、公立小学校には行かせたくないというご家庭です。
特に3つ目は私立の学校を選択する際に意外と挙がる声です。
「見える学費」と「見えない学費」って?
高い教育を受けるには学費も高額では?と思う方も多いでしょう。結論から言いますとお金は確かにかかります。
入学前には小学校受験に合格するための幼児教室代(教室・クラスによって異なります)が入会金5万円~9万円、授業料が月額3万円前後(年長、週1回)必要になります。
学校に入学が決まると、私立小学校は初年度納入金が100万円前後、2年目以降は70万円~100万円ほどかかります。
これ以外にも入学後には制服代、遠足・旅行などの行事参加費など「見えない学費」もあります。「見えない学費」は学校に直接確認しておく必要があります。
理想的な教育環境を選べる
私立・国立の小学校の最大のメリットは「家庭にとって、理想的な教育環境を手に入れられる」という点です。
例えば公立小学校ではクラス担任がすべての教科を教えますが、私立小学校では算数は算数の専門家が、英語はネイティブの先生が教えてくれるなど高い教育を受けることができます。
またどの学校も独自の教育方針を打ち出していますが、大切なのは学力面だけでなく、「心の教育」を行っている点です。
小学校の6年間は人間形成の基盤を作るうえでとても大切な時期です。公立でももちろんできないわけではありませんが、私立校の場合、より力を入れています。それ以外にも学校ごとにそれぞれ特徴がありますので、事前にしっかり調べておくといいでしょう。
ココがポイント!
受験しようか悩んでいる方にお伝えしておきたいのは、小学校受験を考え実際に受験し、試験に落ちてしまっても悩む必要はないということです。なぜなら受験は自分の子どもがどんな子で、どう育てていきたいのかを真剣に考える数少ないチャンスだからです。万一落ちてしまっても中学校受験、さらに先には大学受験が待っていますので、早いうちから試験に慣れるための体験ととらえることもできます。
小学校受験い・ろ・は! これまでの記事
- 2016年4月4日 第24回 最終回!小学校受験の真のメリットは?
- 2016年3月22日 第23回 小学校1年生の一日をシミュレーション
- 2016年3月7日 第22回 学校行事は何のためにやるの?
- 2016年2月15日 第21回 入学後の先生・学校との付き合い方は?
- 2016年2月1日 第20回 入学前の準備は?便利グッズもご紹介!
- 2016年1月18日 第19回 ご家庭だからこそできる国語教育は?
- 2016年1月4日 第18回 教育だけでなく、給食にも注目が集まる秘密
- 2015年12月21日 第17回 今注目したい私立小学校はココ!その理由は?
- 2015年12月7日 第16回 出費を抑え合格を目指す?2人目を考えている方も必見!
- 2015年11月16日 第15回 小学校入学後に学ぶべき力って何?
- 2015年11月2日 第14回 小学校での生活を充実させるにはどうすればいい?
エデュナビ新着記事もみる
- 2015年4月1日 受験合格にはまずママが心理学を学ぶのがいい?二品祐莉さんインタビュー
- 2015年3月27日 SNSは何を利用していますか?
- 2015年3月20日 名門校を目指す本当の理由がわかる!『名門校とは何か?』