第1回 小学校受験って何? 学費は? 受験するメリットは?

小学校受験い・ろ・は!
2015年4月6日

第1回 小学校受験って何? 学費は? 受験するメリットは?

inter-edu’s eye
新コンテンツでは小学校受験に興味はあるが、どうやって情報を集めたらいいのか分からない方を対象に情報を発信していきます。第1回では小学校受験って何?から学費、小学校受験のメリットなどを見ていきます。

私立・国立小学校という選択肢を視野に

私立・国立小学校という選択肢を視野に

就学年齢に達した子どもの多くは公立小学校に入学します。公立小学校では学区制が決められていますが、これに対して、居住区域などの制限はありますが、原則入学先を自由に選べるのが私立と国立の小学校です。
ただし誰でも入学できる訳ではなく書類審査、ペーパーテストや面接などの入学試験があります。これが一般的に言われている「小学校受験」です。

小学校受験を選ばれるご家庭の理由としては大きく分けて3つに分かれます。

1つ目は学校の教育環境の素晴らしさ・環境の良さに魅力を感じた。
2つ目は学費が公立と同じで良い教育が受けられる国立小学校に通わせたいと思った。
3つ目は近所の公立小学校の様子を聞いて、公立小学校には行かせたくないというご家庭です。

特に3つ目は私立の学校を選択する際に意外と挙がる声です。

「見える学費」と「見えない学費」って?

高い教育を受けるには学費も高額では?と思う方も多いでしょう。結論から言いますとお金は確かにかかります。

入学前には小学校受験に合格するための幼児教室代(教室・クラスによって異なります)が入会金5万円~9万円、授業料が月額3万円前後(年長、週1回)必要になります。
学校に入学が決まると、私立小学校は初年度納入金が100万円前後、2年目以降は70万円~100万円ほどかかります。
これ以外にも入学後には制服代、遠足・旅行などの行事参加費など「見えない学費」もあります。「見えない学費」は学校に直接確認しておく必要があります。

理想的な教育環境を選べる

理想的な教育環境を選べる

私立・国立の小学校の最大のメリットは「家庭にとって、理想的な教育環境を手に入れられる」という点です。
例えば公立小学校ではクラス担任がすべての教科を教えますが、私立小学校では算数は算数の専門家が、英語はネイティブの先生が教えてくれるなど高い教育を受けることができます。
またどの学校も独自の教育方針を打ち出していますが、大切なのは学力面だけでなく、「心の教育」を行っている点です

小学校の6年間は人間形成の基盤を作るうえでとても大切な時期です。公立でももちろんできないわけではありませんが、私立校の場合、より力を入れています。それ以外にも学校ごとにそれぞれ特徴がありますので、事前にしっかり調べておくといいでしょう。

ココがポイント!

受験しようか悩んでいる方にお伝えしておきたいのは、小学校受験を考え実際に受験し、試験に落ちてしまっても悩む必要はないということです。なぜなら受験は自分の子どもがどんな子で、どう育てていきたいのかを真剣に考える数少ないチャンスだからです。万一落ちてしまっても中学校受験、さらに先には大学受験が待っていますので、早いうちから試験に慣れるための体験ととらえることもできます。

次は公立・私立・国立小学校の違いについてみていきましょう!»

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