6年後を見据えた「小1からの中学受験」
6年後を見据えた「小1からの中学受験」2014年2月6日
成績アップに時間がかかると言われている「国語」と「算数」。今回は有効な指導法と子どもを伸ばすメカニズムについて、理数系専門塾エルカミノ様にお話をうかがい、レポートします。
■アニマシオン教育を用いた「国語」
![アニマシオン教育を用いた「国語」](https://inter-edu.s3.amazonaws.com/article/wp-content/uploads/2014/02/img-elcamino01-01.jpg)
アニマシオン教育とは読書の楽しさを伝え、子どもの「読む力」を引き出す教育法のこと。
この方法を用いた読書は、国語の力を伸ばすには最適な教育として取り上げられることも多いですが、手間と時間がかかるため、ご家庭で行うのは大変です。また、学校や通常の塾では1クラスあたりの生徒数が多く、アニマシオン教育の特徴である意見発表や知的好奇心を広げる指導が行き届かないことも多いようです。
そこで、たとえば1クラスの人数を最小限に絞り(エルカミノでは最大12人)、生徒の意見を聞きながら授業を進めることが重要になってきます。少人数で段落ごとに要約したり、感想文を書いたり、登場人物に手紙を書いたりといった方法が読解力を高める近道だということです。
注意が必要なのは、一般に低学年の間は、読書を子どもの自由に任せると、勝手な解釈のまま誤って理解することです。話の結末を気にして飛ばし読みしてしまい、読書をしているようで実は身についていないことが多々あるのだそうです。しっかりと子どもの理解や疑問を確認しながら対話を通じて国語の考え方を育成していくことがポイントなのです。
以上のようにペーパーでの問題演習だけに頼らない学習が国語の力を伸ばす秘訣のようですね。
■思考力強化が肝の「算数」
![思考力強化が肝の「算数」](https://inter-edu.s3.amazonaws.com/article/wp-content/uploads/2014/02/img-elcamino01-03.jpg)
得意不得意がどうしても分かれてしまう算数。まずは「算数が得意な子」についてうかがったところ、こう答えてくださいました。
「算数が得意な子は正しい思考プロセス、つまり、問題に出会ったときにどう考えれば最善かを見抜く能力を持っています。それは生まれつきの資質ではありませんが、かといって子どもが自発的に身につけることもできません。指導する側が考えるとはどういうことかという姿勢を見せ、子ども一人ひとりの解き方を尊重した上でさらに良い解法を示すことで、正しい思考法を身につけることができます。また、具体的にはパズルなどを使うなど、より考えさせるための教材も必要でしょう。」
算数が得意な子どもの資質は思考力と言われます。それを育成するためには大人の導きが重要になるのですね。
■信頼できるエルカミノの低学年指導
![信頼できるエルカミノの低学年指導](https://inter-edu.s3.amazonaws.com/article/wp-content/uploads/2014/02/img-elcamino01-02.jpg)
例えば算数。エルカミノは先述のようにパズルを教材にしています。しかもそのパズルは、市販の大人向け暇つぶしパズルではなく、2年をかけて独自に作り上げた子ども向け教育用のパズル。累計10万部のベストセラーとなった『面積迷路』をはじめ、『たし算ボックス』『かけ算ボックス』『公倍数リンク』など、様々な算数パズルで思考力の土台を築いているとのことです。
そういった授業で思考力を磨きながら、家庭学習は「学習習慣」に重点を置き、計算練習を軸に、余裕のある子には文章題・図形問題などを保護者会で指示されているのだとか。そして小学3年生の夏以降は先取りとして和差算や角度問題を解き、4年生から始まる本格的な算数に備えられる体制が整っているそうです。
「家庭ではとてもじゃないけど対応できない……」とお感じになられる方は、プロに委ねることをおすすめします。ご興味のある方は一度、体験授業にご参加してみてはいかがでしょう。
低学年授業であっても高学年を指導する担当が授業を実施。「低学年だから中学受験はわからない。小学3年生までしか教えられない」という担当ではなく、「6年後を見据えて今何をすべきか」がわかる受験のプロが在籍しています。
「6年後を見据えた」新小学1年生の体験授業
3月10日~29日まで各教室にて実施中。
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