一人ひとりに合った中学受験を目指す、少人数塾の新たな挑戦

「withコロナ時代」の教育において、インターネットを活用した学びが必須となりました。学習塾も、試行錯誤しながら新しい学びのスタイルを模索しています。
そうした中、少人数制の中学受験専門塾を営む「ジーニアス」は、自宅でも子どもたちが1人ひとりに合った学習を実現できるよう、果敢に挑戦しています。代表である松本亘正先生に、その取り組みについてお話いただきました。

大手メディアにも紹介された「語彙動画」が人気。塾の動画もおもしろくできる!

エデュ:ジーニアスでは、動画配信に力を入れているとのことですが、その内容について詳しく教えていただけますでしょうか。

松本先生:弊社では、2年前から動画配信に取り組んでいます。動画は3種類ありまして、1つ目は塾生向けに公開している塾内模試の解説動画、2つ目は入試問題の解説動画、3つ目は今年2月からスタートした「おもしろくてためになる」小学生向けの「語彙動画」です。

エデュ:語彙動画とはどのようなものなのでしょうか。

松本先生:語彙を使うシチュエーションをコントにした動画です。言葉の意味を楽しく学んで語彙を増やせる内容になっています。

深遠の動画
出家と役者に扮した講師のコント
※画像をクリックするとyoutubeでご覧いただけます。

深遠の意味

高慢の動画
人気の戦隊ヒーロー・ショッカーシリーズ
※画像をクリックするとyoutubeでご覧いただけます。

高慢の意味

エデュ:これはおもしろいですね。小学生が夢中になって見そうな内容です。セリフも練られているし、演技がとても上手! 大人も楽しめますね。

松本先生:2月から毎日配信していて、アップロード数はすでに150本を超えています。1年間の配信を予定していて、すでに365本以上収録済みです。

エデュ:すごい数ですね。「0時間目のジーニアス」のYouTubeチャンネルを見ると、他にもたくさんの動画がアップされていますね。

動画オンライン記述添削チャレンジ
オンライン記述添削チャレンジ

松本先生:YouTubeでのライブ配信も行っています。生徒が書いた作文の中から優秀作品を選び発表、その作文を読み上げ、良かったポイントを紹介するという「オンライン記述添削チャレンジ」です。リスナーからの投稿を読み上げるラジオ番組のような形です。
作文をただ添削して返すだけではおもしろくないと思ってこの企画をスタートしました。

生徒の中には、ライブ配信で読まれることを目標にがんばる子もいるでしょうし、もしまた学校休校になったときに、生徒たちが何か楽しみにできることがあれば、という想いでやっています。