算数が苦手…中学受験を諦めたほうがいいの?
inter-edu’s eye
おおたとしまささんが、「中学受験を家族にとっていい経験にする」というコンセプトで、中学受験のさまざまな相談にアドバイス! 今回のお悩みは…?
Q
子どもは算数が苦手ですが、塾の手厚いフォローもなく、母の私も教えられません。中学受験を諦めたほうがいいのでしょうか?
中学受験をする小4の子どもの母親です。
算数が苦手ですが、塾では人数も多く、 手厚いフォローをしてもらえません。
夫は理数系ですが、中学受験経験はありません。 忙しいので週末しか教えられなく、 週テストに間に合わないし、普段はあまり算数に手をつけてない状態です。
母親が教えられない場合、中学受験自体諦めたほうがよいのでしょうか?(りか)
A
「算数が苦手」は、中学受験を諦める理由になり得ません。何のために中学受験をするのか今一度考えてみてましょう。
みんながみんな塾で手厚いフォローをしてもらっているわけではありませんし、親御さんからつきっきりで勉強を教えてもらっているわけではありません。それぞれの条件の中で、得意不得意もありながら、中学受験を経験します。りかさんのお子さんだけが不利ということはありません。
算数が苦手ということは、そのほかの教科はそこそこいけるということですよね。算数が苦手な子なんてたくさんいます。それでもみんな必死に勉強して、苦手を克服したり、得意分野でカバーしたりしています。自分の実力に向き合い、諦めず、少しでもうえを目指そうとして努力をする。そのプロセス自体が中学受験を経験する意義となると私は考えています。
娘さんが算数を苦手にしているということは中学受験を諦める理由にはまったくならないと思いますが、りかさんご自身が中学受験を経験する意義を理解できないのであれば、中学受験はおすすめしません。何のために中学受験をするのか、中学受験という経験に何を求めるのか、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
いつもエデュナビをご覧いただきありがとうございます。
この度「エデュナビ」は、リニューアルいたしました。
URLが変更になっているので、ブックマークやお気に入りの変更をお願いいたします。
これからも、皆さまの受験や子育てをサポートできるよう、コンテンツの充実とサービスの向上に努めてまいります。