特集第1回「志望校を決めるまで」:大学受験情報
inter-edu’s eye大学選びは、より将来の目標を前提とした進路決めが重要になります。お子さまも中学・高校へ進み、意思もある程度はしっかりとしてきますが、やはり社会に対しての経験値はまだまだゼロに等しい状況。その分、親としてはある程度の大学進学についての知識を持ったうえで、上手くお子さまを導いていきたいところですね。
まずは将来のビジョンを話し合おう
まず親子で話し合いたいのが、将来のビジョンについて。具体的にどのような職業につきたいのかがはっきりと描けていることが望ましいですが、漠然としたイメージしかないことや、まだ何も決まっていないことも多いと思います。
その場合には、今学んでいるなかでどのようなことに興味があるか、学問以外でも関心があるのはどんな事柄か、丁寧にリストアップしてみることからはじめてみましょう。
学部・学科などを決めよう
将来について少しでも考えることができたなら、次は学びたい内容を検討していきましょう。目指す職業がはっきりとしているお子さまの場合には、自ずと学ぶべきことも明確になりますが、まだ漠然としているというお子さまにおいても、さまざまな学部・学科の情報を集め、いろいろと知っていくうちに、輪郭が固まってくるものです。重要なのはしっかりと考える時間を持つということ。出願直前に焦ることがないように進めましょう。
志望校を絞り込んでみよう
学部・学科のイメージが出来てきたらその勢いで志望校も決めておきましょう。目標が具体的になると、そのためにしなければならないことがはっきりするので、お子さまの学習に対してのヤル気も格段にアップします。目標を見据えた学習計画を立て、場合によっては塾や予備校へ通うという判断をしてもいいかもしれません。
以上のような流れで進めていくとスムーズにいくのではないでしょうか。時期によっては必ずしも明確な答えが出るとは限りませんが、大切なのは出来るだけ親子の間ででイメージを共有しておくこと。「まだよく分からない」「まだ判断がつかない」ということもひとつの現状として把握しておくことで、分からないことを予め調査していくこともできます。出来るだけ早い段階で話し合いの場を持ちたいですね。
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