日大豊山の先生ってどんな先生?
今回参加していただいた3年生は全員特進コースの生徒です。まずは皆さんに、日大豊山の先生についてお話しいただきました。
生徒に寄り添い親身にサポートしてくれる!
日大豊山の先生の印象を教えてください。
中村くん 生徒一人ひとりに寄り添ってくれる先生が多いと思います。僕はソフトテニス部に所属していたのですが、技術面や試合の運び方などで悩んだとき、コーチの石井先生にはいろいろとアドバイスいただき上達できました。
三浦くん 鈴木先生は何かあると面談をセッティングしてくれて、勉強の進捗などを見てくれました。英語の今井先生は英検の二次面接の練習に付き合ってくれるなど、先生方は親身に寄り添ってくれます。
栗田くん サポートが厚いです。僕は来年7月、1年間のアメリカ留学に行くのですが、日大豊山からの長期留学は珍しく、初めてのことも多い中、鈴木先生にはいろいろとサポートしてもらっています。
山田くん 僕は1年生のときに担任だった中川先生が一番印象的でした。体格が良くて見た目は怖い雰囲気ですが、生徒に対しては思いやりの深い先生でした。
坂本くん 声が大きく元気な先生が多いなと思います。中でも数学の曽根原先生はとても声が大きく、遠くの教室でやっている授業の声が聞こえるくらいです。
北嶋くん 生活面の指導もけっこう手厚いと思います。電車内のマナーなどで指導されることがあるのですが、とても真剣な指導に「気をつけないと」と思っています。
先生との距離が近いと感じるときはどんなときですか。
中村くん 先生とは勉強以外の何気ない会話も多いので、休み時間や放課後などもすごく先生たちと話します。
坂本くん 昼休みによく先生がふらっと教室にやって来て、僕たちといろんな話をしていますね。
北嶋くん ノリが良くて、授業では先生と僕たちとで、掛け合いをするような感じで進むこともありますよ。
さまざまなアドバイスをくれる!鈴木先生との思い出
鈴木先生の授業はどうですか。
栗田くん 趣味がバス釣りということで、釣った魚の写真を見せながら授業を進めることもあり、授業のメリハリがあって楽しく受けています。
鈴木先生
50分間、ただ授業を聞いているだけだと集中力が続きません。授業で話すエピソードと関連させた雑談を入れ、生徒の気持ちを授業に向けた上で、その日の学習内容をしっかり聞かせる授業を行うようにしています。
雑談から授業に戻るとき、生徒たちは、きちっと切り替えて授業に集中しています。
鈴木先生からのアドバイスなどで印象に残っていることはありますか。
山田くん 2年生の豊山祭での事ですが、他のクラスの出し物を見たくて、自分のクラスの当番をサボってしまったんです。それを先生に見られていて、通知表の行動記録にそのことが書かれてしまいました。本当にしっかり見ているんだなと思い、反省して3年生の文化祭は心を入れ替えました。
中村くん 毎年クラス替えがある中で、僕は3年間ずっと鈴木先生が担任でした。勉強のやり方、進路や部活のこと、ただアドバイスをくれるだけではなくいろいろと選択肢を提示してくれました。
坂本くん 僕は片付けが苦手で学校の机の中が汚く、先生にすごく注意されました。でもそのおかげで机も、自分の部屋もきれいにする習慣がつきました。
三浦くん 2年生のときの面談で勉強の進め方で悩んだ際に、3年生までに数学を高校の範囲まで先取りで進めたらどうかとアドバイスをもらい、勉強の仕方について意識が変わるきっかけになりました。
北嶋くん 僕は医学部を目指しているんです。先生はこれまでにも医学部に進んだ生徒の勉強法とかいろいろ見られているので、とても具体的なアドバイスをしてくれます。それがなければ今も勉強していない状況だったかもしれません。
栗田くん 僕は一つのことにのめり込みやすく、これと決めるとほかのことはやらなくなってしまうんです。最近は英検1級を取りたくて英語しか勉強しなかったため、他の教科は成績が落ちてしまいました。でも先生は英語を頑張っているならそれを続ければいいじゃないか、と言ってくれて、それがありがたかった。先生が担任で良かったと思っています。
生徒たちにとって“良き先輩”でありたい
鈴木先生は大学院卒業後、同校の教職に就き今年で12年。着任後の9年間は高校で教鞭を執っていましたが、3年前、初めて中学生を受け持ちました。
お話を聞いていると、生徒との距離の近さをとても感じました。その要因はどこにあるのでしょう。
鈴木先生 先生同士の仲が良いことも影響あるかもしれません。職員室でも先生同士、生徒のことを始めさまざまなことを話し、連携が取れています。職員室に来る生徒には、先生のほうから積極的に話しかけている姿が見られますね。我々からも常にコミュニケーションを取ることで、生徒からも自然と話してくれる雰囲気になっているのでしょう。
中村くん 職員室に行くと、次々と先生に話しかけられるので、なかなか出られないということもありますよ(笑)。
生徒との関係性で先生が心がけていることはありますか。
鈴木先生 やはり学校ですし、フラットな友達感覚というよりは先生と生徒の関係は崩さず、上下の関係は保ちつつ、限りなく近い関係が理想です。何よりも生徒たちにとって、人として良き先輩でありたいと思っています。
3年間の生徒たちの成長をどのように見ていますか。
鈴木先生 初めて中学生の担任になって、まず驚くのは生徒達の身長や声変わりなど成長の過程をリアルに見ること。精神面では、先生の意見を取り入れた上で、自分で考え行動することが当たり前にできるようになり、体も人間としても本当に大きくなったなと思います。
日大豊山なら面白い先生、楽しい6年間がある!
受験の先輩として、日大豊山を目指す受験生へメッセージをお願いします。
中村くん 面白いと思う先生がいっぱいいる学校ですよ。
三浦くん 友達できないかもと思っていたけどそんなことはなかったです。心配せず来てほしいです。
北嶋くん 僕はインフルエンザにかかってしまい2月1日に受験できなかったので、体調にはくれぐれも気をつけてください。
栗田くん 受験は縁。母の言葉ですが「自分が行ったところがベスト」という気持ちで頑張ってください。
最後に先生から受験生保護者の方へメッセージをお願いします。
鈴木先生 本校にはお子さまが楽しく成長できる環境があります。きっとお子さまが楽しいと保護者の方も楽しいはずです。本校で楽しい6年間を一緒に過ごしましょう。
編集後記
互いの発言に突っ込みをいれながらも終始笑いに包まれ、和やかに進んだ座談会でした。何よりも生徒たちが先生を信頼し、そして先生方は常に生徒達を見て、生徒の特性を考慮した上で指導しているからこそ、良い関係性が築けている…そこが日大豊山の素晴らしさなのだと感じました。