医療系大学の進学が目標の生徒が語る「東大・医進クラス」

高い目標を掲げて楽しく勉強！ 元気で明るいクラスの雰囲気が魅力

東大・医進クラスに所属する、中学2年の富樫彩花さんと中学3年の原田初雪さんにインタビューを行いました。

将来の夢を教えてください。目指している大学や学部は決まっていますか。

富樫さん アレルギー科の医者になりたいという気持ちがあります。自分に食物アレルギーがあるので、自分と同じような患者さんに寄り添って支える立場になりたいと思っています。大学は国公立大学の医学部を目指そうと考えています。

原田さん 将来は薬剤師になりたいです。大学は東京理科大学の薬学部に進学することが目標です。

八王子学園を進学先に選んだ理由について教えてください。

富樫さん 学校見学会に参加をして英語の授業を見学したのですが、生徒と先生の雰囲気がよく、通ったら楽しそうだなと感じました。また、八王子学園の学園祭はとても活気があるので参加してみたいと思いました。

原田さん 学校の空気感がすごく好きだと思ったのと、中高一貫の充実したカリキュラムがあるので、「この学校に入ったら自分の夢が絶対叶えられる！」と感じて、八王子学園を進学先に選びました。

入学して分かった八王子学園の良さとはなんでしょうか。

富樫さん クラスの仲が良いところだと思います。時間が経つにつれて、仲が深まってとても元気で明るいクラスになり、授業中も休み時間も楽しいです。

原田さん 先生の教え方が上手くて、授業が楽しいと感じます。例えば、中学2年の歴史の授業では、グループに分かれてスライドを作ってプレゼンテーションで発表するなど、活動的な授業もあり、楽しく勉強ができました。

勉強も行事もやりたいことがたくさん詰まった学校生活

東大・医進クラスのふだんの雰囲気や行事への取り組み方について教えてください。

富樫さん 知識を持っている友だちがとても多くて、授業では先生だけではなく、友だちの発言ではっとさせられることがあります。また、行事では先生と生徒が一丸になって頑張る雰囲気が好きです。

原田さん 1年からクラスのメンバーがあまり変わらないので、3年間でとても仲が深まります。合唱コンクールは、クラスで一致団結できる行事なので、毎年とても盛り上がります。

東大・医進クラスならでの授業を教えてください。

富樫さん 東大・医進クラスでは各教科で難易度の高い応用問題に挑戦できるので、面白いです。あとは週に1回、ネイティブの先生による英語の長文読解を行う「ネイティブリーディング」という授業があり、たくさんの単語を覚えられます。長文を読むスピードも上がってきていると思います。

原田さん 中学2年ぐらいから古文に触れる機会があって、先生が動詞の活用形などを丁寧に教えてくれるのでわかりやすいです。高校生になる前から古文を学べるのは魅力だと思います。

これから頑張りたいことを教えてください。

富樫さん 9月に学力テストが控えているので、国語と英語は夏休みの希望講習に参加してしっかり勉強しようと思います。

原田さん 8月のオーストラリア研修を頑張りたいです。一人でホームステイをするので不安な気持ちも大きいのですが、ホストファミリーと過ごす時間が楽しみです。また、陸上部では冬に駅伝に参加するので、八王子市の駅伝では優勝、都の駅伝では入賞を目指して頑張ります！

多くのガイダンスや充実の進路指導で生徒に合った進学をサポート

波平慎太郎先生に東大・医進クラスの特徴や進路実績についてお話をうかがいました。

東大・医進クラスの特徴について教えてください。

波平先生 東大・医進クラスという名前ではあるのですが、全員がそこを目指すという意味ではなく、最終的に6年後の進路でそういった選択肢があるということです。教材のベースは特進クラスで、東大・医進クラスではそこに副教材として応用問題を扱っていき、授業が早く進む分、余った時間でディベートを行うなど、プラスアルファの学びがあることが特徴です。

東大・医進クラスで医療系の大学を目指す生徒が多いのはなぜでしょうか。

波平先生 医学部系のガイダンスを多く設けていて、実際に現場で教えている医学部の教員から話を聞く機会があるのは、生徒に影響があると思います。

今年度の東大・医進クラスの進学実績について教えてください。

波平先生 一橋大学、東京工業大学、また、難関私立大の早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などへの合格がありました。

学校の進路サポートについて教えてください。

波平先生 進路カウンセラーという進路相談専門のスタッフがいるので、担任だけではなく、生徒を支えるアドバイザーがいるのは魅力だと思います。また、進路カウンセラーは進路相談のほかに面接練習など、年内入試のサポートも行います。

八王子学園は勉強に自発的に取り組む生徒が多い印象なのですが、なぜなのでしょうか。

波平先生 中学1年から試験の2週間前になると学習計画表の作成を実施し、試験に向けて具体的にどのように勉強を進めるのか、計画を立ててもらいます。こうした計画的な勉強方法を根付かせることで、徐々に自発的な勉学ができるように成長していると感じます。

受験生へのメッセージをお願いします。

波平先生 高校では音楽・美術・アスリートコースなど幅広いコースがあり、個性豊かな生徒が集まるので、6年間を通じて色々な人と出会いたいと思う生徒に向いている学校だと思います。体調に気をつけながら、受験勉強を頑張ってください！

編集後記

八王子学園では中学から進路選択を意識した多様なガイダンスがあり、生徒が自分のやりたいことを見つける機会が多く設けられています。早い段階から将来について考え、具体的な進路を発見できる貴重な機会だと感じました。塾に通わずに受験に挑む生徒は全体の6割と、学校の面倒見の良さが際立つ八王子学園は、生徒の進路と真剣に向き合ってくれる安心の学校です。