中学3年の一大イベント！全員参加のオーストラリア海外研修

ホームステイ＆現地校のレッスンで英語づくしの10日間

中学の英語4技能育成の集大成として、中学3年の夏に実施されるのがオーストラリア海外研修です。研修期間は12泊10日間。生徒はホームステイをしながら現地校に通い、英語のレッスンを受けます。現地校の生徒との交流やオーストラリアの歴史・文化にも触れることができる、充実のプログラムとなっています。

生徒が語るオーストラリア海外研修の体験談

オーストラリア海外研修に参加をした生徒2名に、現地での生活やホストファミリーとの思い出について、詳しくお話をうかがいました。

日本との違いに驚いたオーストラリアでの生活

オーストラリア海外研修を振り返り、感想をお聞かせください。

西山さん 現地校は日本の学校に比べて自由な雰囲気があり、現地生徒も個性豊かで、学校に通うのがとても楽しかったです。

横山さん 本当にあっという間の充実した10日間で、海外ならではの経験がたくさんできたと思います。また、知らない地で暮すことの大変さを痛感しました。

現地校の授業は日本の授業と違いはありましたか。

西山さん 厳しい校則がないためか、授業中も自由な空気感があることに驚きました！

横山さん 生徒全員がパソコンを持っていることは八王子学園と同じでしたが、オーストラリアでは教科書やノートがなく、パソコン主体で授業が進んでいたのが印象的でした。

思い出深い現地校の生徒やホストファミリーとの交流

現地校の生徒とのエピソードを教えてください。

西山さん 現地校の生徒とはバディを組んで一緒に過ごしました。一番の思い出はバディとアデレードのモール街にお出かけをしたことです。人気のコスメを教えてもらったり、好きな香りの香水を探したりして、とても仲良くなりました。

横山さん 休み時間に現地校の生徒と一緒にサッカーをして交流したのが楽しかったです。どんどん人が集まってきて、たくさん友達ができました！

印象に残っているホストファミリーとの思い出を教えてください。

西山さん 私のホストファミリーは音楽一家で、夜になると演奏が始まります。ホストブラザーにはギターの弾き方を教わりました。また、家族そろって映画を見るのが習慣で、みんなでミルクティーを飲みながら映画を見た時間は大切な思い出です。

横山さん ホストファミリーとの交流で思い出に残っているのは、一緒にビーチに行ったことです。そこで食べたフィッシュアンドチップスがすごく美味しくて、忘れられない味になりました。

研修前に目標としていたことはありますか。また、それは達成できましたか。

西山さん 私は「現地の方としっかりコミュニケーションを取ること」が目標でした。初めは文化も言語も異なる国で上手く交流ができるか不安でしたが、ホストファミリーやバディだけでなく、ショップの店員さんや近所のおじさんなど、交流する方みんながフレンドリーだったので、自分から話しかけることができました。

横山さん 「現地で友達を10人つくる」という目標を立てて海外研修に臨みましたが、実際は10人以上の友達をつくることができたので、大満足です。

かけがえのない海外研修の経験が英語を学ぶ意欲になる

帰国後、英語学習に変化はありましたか。

西山さん バディとホストブラザーと今も連絡を取り合っていて、帰国前に比べて英語を実際に使用する機会が増えたので、ライティング力が上がったと思います。

横山さん 海外に行ったときに、自由に英語が話せるようになりたいと強く思うようになりました。

今後の英語学習で強化したいことを教えてください。

西山さん 英語での読み書きはもちろん、研修後はコミュニケーションとしての英語の重要性を感じるようになりました。文法ばかり意識せずに自然な英語で会話ができるようになりたいです。

横山さん 海外研修を終えて、自分の言葉で気持ちをしっかりと伝えるために、これからはスピーキング力を強化したいと思っています。

海外研修での体験を今後どのように活かしたいですか。

西山さん オーストラリアで学んだ英語でコミュニケーションを取る楽しさを忘れずに、日本でも海外の映画や洋楽に触れたり、通っている英会話スクールで積極的に会話をしたりしていきたいです。

横山さん 現地の方とその国の言語で話す大切さを知ったので、次回海外に行くときには、その国の母語を学び、準備をしてから訪れたいです。現地の人に自分からどんどん話しかけてみようと思います。

英語は世界とつながる大切なコミュニケーション

中学教頭の見世理恵先生に海外研修に対する思いをうかがいました。

海外研修を通して、生徒にはどのようなことを学んでほしいですか。

見世先生 世界には人の数だけ多様な考え方、生き方が存在します。海外研修では自国とは異なる文化や習慣の人々に触れ、互いを尊重する大切さを学んでほしいと思っております。

語学研修を終えた生徒の成長について教えてください。

見世先生 英語学習へのやる気はもちろん、将来の進路選択に向けての取り組みや生活面において、自主性が芽生えたと強く感じます。

受験生と保護者へメッセージをお願いします。

見世先生 英語は異なる文化や社会を知り、世界に自分の思いを伝えるための大切なコミュニケーション手段です。八王子学園では英語を通して見えてくる世界を楽しみながら、学びを一つずつ積み重ねる英語教育を実施しております。中学1年から段階を踏み、しっかり学習を重ねていきましょう。

編集後記

10日間のオーストラリア海外研修は、英語でのコミュニケーションの楽しさを肌で感じられる貴重な機会です。海外研修後の生徒からは、「もっと海外で英語を話せるようになりたい！」「英語に触れたい！」と自発的に英語を学ぼうとする意欲を感じました。生徒のやる気を育て、導くことが上手な八王子学園では、のびのびとそして確実に英語力が伸ばせると思います。