東大・医進クラスの生徒が語る!適性検査型入試とクラスの魅力

八王子学園八王子中学校・高等学校
2016年に東大・医進クラスを開設した八王子学園八王子中学校・高等学校(以下、八王子学園)は、東大や国公立大、難関私立大に合格者を多数輩出するなど進学校として確かな実績を上げています。入試では適性検査型入試を取り入れており、都立中高一貫校の併願校としても注目の学校です。今回は東大・医進クラスの高校2年生の担任を務める本道佳明先生と、適性検査型入試で入学した東大・医進クラスの生徒にインタビューを行いました。

適性検査型入試の特徴と深い思考を磨く「東大・医進クラス」

東大・医進クラスの高校2年生の担任を務める本道佳明先生に、八王子学園の適性検査型入試の特徴と東大・医進クラスについてうかがいました。

本道先生
「東大・医進クラスは学習意欲の高い生徒が多く、授業内容も深く思考するものを扱います」と語る本道先生

八王子学園の適性検査型入試の特徴を教えてください。

本道先生 適性検査Ⅰは文章を読み質問に対して600文字程度の文章を書くもの、適性検査Ⅱは、算数と理科、社会を題材にした問題です。都立中高一貫校の適性検査Ⅰ・Ⅱに沿った入試問題を作問していますので、併願校としても挑戦してもらいやすいと思います。

適性検査型入試で入学してきた生徒の印象を教えてください。

本道先生 作文を書くことに長けた生徒が多い印象です。適性検査型の入試を始めてから、生徒の感想文のレベルが上がったと感じます。また、授業中に思考する様子をよく目にするようになりました。特に東大・医進クラスの生徒は議論を促すと、活発に自分の意見を発言し、授業に積極的に参加をしてくれます。

東大・医進クラスならではの特徴ある授業はありますか。

本道先生 例えば、私が担当する理科ではたくさんの実験を行い、理科の楽しさを体験してもらいます。また、「好きな元素は?」「最先端の理科について調べよう」などをテーマにしたプレゼンテーションに取り組んでもらうなど、教科書に沿った内容だけではなく、一つのテーマについて深く考察します。また、中学3年間で開設する探究ゼミでは、「株について学んでみよう」「環境問題について」「オリンピックについて」など、さまざまなテーマのゼミを受講でき、半年間研究した成果を「探究ゼミ発表会」でプレゼンテーションします。

生徒の興味・関心を開拓する“探究ゼミ”

東大・医進クラスの授業の様子
東大・医進クラスの授業の様子。授業は生徒が教科に興味が沸く工夫を凝らしています
探究ゼミ
探究ゼミで研究成果をプレゼンテーションで発表する生徒

これまでの東大・医進クラスの大学合格実績についての見解をお聞かせください。

本道先生 1~2期生は本当によく頑張って結果を残してくれました。東大をはじめ、横浜国立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、さらに東海大学の医学部にも合格者がでるなど、3期生以降の後輩に良い刺激を与えてくれたと思います。

東大・医進クラスの2期生が語る八王子学園の魅力!

思考力を根付かせる適性検査型入試

高校2年、東大・医進クラスの椿弥那美(つばきみなみ)さんにお話をうかがいました。

椿弥那美さんプロフィール

プロフィール画像

・所属している部活動と委員会:生徒会執行部と生徒広報委員会
・頑張っていること:医療系の学部を目指し、勉強を頑張っている

八王子学園への受験を決めた理由と、入学の決め手を教えてください。

椿さん 都立の中高一貫校の入試を適性検査型で受ける予定だったので、併願校として八王子学園の受験を決めました。入学の決め手は、オープンキャンパスや学校見学に来たときに校舎がきれいだなという印象を受けたのと、授業の様子を見て先生と生徒の距離が近くて楽しそうと感じたことです。両親は八王子学園の「人格を尊重しよう 平和を心につちかおう」という学園モットーを気に入っていました。

適性検査型での受験を決めた理由と、その勉強法を教えてください。

椿さん 受験勉強を始めたのが小学5年と遅かったので、準備が間に合うように適性検査型を選択しました。勉強方法は塾の講義や銀本(過去問題集)で問題をたくさん解き、一度解いた問題の解きなおしも徹底して行いました。

適性検査型で受験し、入学後に良かったと思うことはありますか。

椿さん 適性検査型の入試は思考力が問われるため、そういった問題に慣れたことで学校の定期テストで記述問題が出題されたときにも抵抗がなく、得意分野として回答できるようになったのが良かったと思います。

勉強への意識が高く、一体感が生まれる「東大・医進クラス」

椿さん
「中高一貫校なので、職員室に行けば中学生のときにお世話になった先生方がいらっしゃるので、安心感があります」と話す椿さん

東大・医進クラスならではの面白い授業はありますか。

椿さん 中学では東大・医進クラスだけ、「イングリッシュ・リーディング」という英語長文を読む授業がありました。分からない単語があればその都度辞書で調べて英文を読み進めていくのですが、徐々に英語長文の読み方のコツが分かってきて、それまでの苦手意識がなくなりました。

勉強面で自分の学力を高めたと思うことがあれば教えてください。

椿さん 私は入学時、一貫特進クラスで入学したのですが、東大・医進クラスに上がるために一生懸命勉強をしました。東大・医進クラスは勉強へのモチベーションが特に高い生徒が集まっていて、そこでしか受けられない授業もあるので絶対に入りたいと思っていました。中学2年生で東大・医進クラスに入れたことがきっかけで勉強へのやる気がさらに上がったと思います。

東大・医進クラスで良かったと思うことはありますか。

椿さん 中学の頃からみんなで勉強を頑張ろうという空気があって、高校に入ってからは進路ガイダンスも増えて受験への意識が高まり、放課後はみんなで残って勉強を頑張っています。東大・医進クラスらしい一体感があるのが良いところだと思っています。

受験生へのメッセージ

受験生にメッセージをお願いします。

本道先生 何より健康が一番大事なので体調に気をつけて、オン・オフを切り替えながら受験勉強を頑張ってください。八王子学園の生徒は互いの個性を認め合える人懐っこさがあり、勉強や行事などどんなことにも頑張れる生徒が多いです。たくさんの魅力がつまった八王子学園で皆さんの入学をお待ちしております。

椿さん 学校の魅力の一つは行事です。中学の運動会は面白い競技種目や趣向を凝らした応援合戦でとても盛り上がります。高校はやはり、八学祭! 私は生徒広報委員会で運営にも関わり、とても思い出深い行事になりました。ぜひ、八王子学園に入学して行事を楽しんでください。

学園祭での生徒広報委員会の活躍をご紹介

運動会
運動会は運動が苦手な生徒も楽しく参加できる種目が多く、団結力が高まります
「八学祭」
生徒主体で行われる一大行事「八学祭」は毎年大盛り上がり!

編集後記

八王子学園の適性検査型の入試は、都立中高一貫校の適性検査Ⅰ・Ⅱに沿った入試問題になっており、併願校として挑戦しやすいのが受験生にはうれしいポイントです。また、学年の約50%が適性検査型での入学者という他校では見られない構成となっています。東大・医進クラスは中学では生徒の興味関心を引き出す授業を行い、高校では思考力を高める応用問題を多数扱うなど、じっくりと生徒の実力を伸ばします。八王子学園には勉強を楽しく学び、着実に力をつける魅力的な学習環境があると感じました。

イベント名 日時
高等学校文理コース(特選クラス)入試問題ガイダンス 2023年12月24日(日)10:30~
中学校冬季学校見学会 2024年1月6日(土)10:00~
中学校保護者対象直前説明会 2024年1月11日(木)10:00~
中学校入試直前対策説明会 2024年1月13日(土)10:00~
中学校保護者対象直前説明会 2024年1月15日(月)18:00~
八王子中学校まるごとオンライン説明会 2024年1月20日(月)10:00~