ダンスアート表現コースを新設！計10コースで「本物志向」を追求

在校生だからこそよく分かる白鵬女子の魅力とは？

Y.A.さんとH.E.さんは第一志望として白鵬女子に入学。創立から90年近い歴史を誇る白鵬女子高等学校の魅力などについてうかがいました。

白鵬女子に入学を決めた理由を教えてください。

Y.A.さん オープンスクールで白鵬女子を訪れたところ、とても明るい雰囲気が気に入りました。海外研修留学制度がとても充実していますし、英語の授業に力を入れている部分にも興味が引かれ、白鵬女子を第一志望に決めました。

H.E.さん 勉強と部活の両立を支えてくれる学校だと思ったからです。白鵬女子のテニス部の練習体験に参加して、練習の質や環境が充実しているうえ、スポーツ寮もあることから、3年間、充実した部活動を送れるはずとも感じました。

入学して気づいた白鵬女子の良さはありますか？

Y.A.さん 先生と生徒の距離が近い環境が心地いいです。勉強で分からないところがあれば、授業の後や放課後に質問に行くと、先生方が親身になって教えてくれます。それから、やはり海外研修留学制度の選択肢が豊富な点も特長だと思います。私自身も2年生のときにブータンに10日間留学して、多様な価値観を得ることができました。

H.E.さん 私も海外研修留学制度は白鵬女子の強みだと思います。2週間ほどのショートホームステイから1年留学まで多くのプログラムが用意されていて、入学してそれを知ったときはとても面白そうだと感じました。また、勉強する環境が充実している点も良さだと思います。たとえばSSラボ（Self Study Laboratory）は自主参加型の学習教室なのですが、大学生の方々がチューターとして分かりやすく教えてくれます。

学校生活で力を入れてきたことを教えてください。

Y.A.さん 部活動では水球部のマネージャーを務めていて、1年生のときには全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で準優勝と第4位という好成績を経験できました。勉強では、国際関係の学部学科がある大学に入りたいと考えていて、特に英語の勉強を頑張っています。

H.E.さん テニス部の活動で努力を続けています。今年、部としてはインターハイ（全国高等学校総合体育大会）に出場できたことが良い思い出になりそうです。進学アドバンスコースの授業では目標を持つみんなと一緒に集中して勉強することができています。

ダンスアート表現コースでは経営の勉強やリーダーシップ研修も実施予定

白鵬女子は2025年度にダンスアート表現コースを新設し、さらに進化を遂げます。新コースの展望と学校の特色について、玉川匡彦学校長に話をうかがいました。

ダンスアート表現コースを新設する経緯を教えてください。

玉川学校長 従来の「本物志向」を重視して、ダンスアート表現コースを立ち上げることになりました。現在、ダンス部を指導しているのは本校の卒業生なのですが、ダンスのプロリーグであるD.LEAGUE（以下、Dリーグ）を舞台に活躍した実績もあります。そうした経験を活かして、情熱ある生徒たちを全国大会にあたる日本高校ダンス部選手権に何度か導いてくれました。ダンスアート表現コースの新設は、教える側と学ぶ側の熱意をより具現化したい思いに基づいています。

ダンスアート表現コースの定員は何名ですか。

玉川学校長 推薦入試と一般入試で16名ずつで、計32名を想定しています。推薦入試は面接、一般入試は調査書と志望理由書による書類選考の入学試験を予定しています。ダンスと勉強の両方でさらに高みを目指したい皆さんに入学してほしいと考えています。一定の条件を満たせば授業料の全額が免除となる成績特待制度も設けています。

ダンスアート表現コースの授業はどのようなものになるのでしょうか。

玉川学校長 指導陣にはDリーグの経験者が数名入り、主にストリートダンスを学ぶ場になるイメージです。ダンスに本気で取り組んで、全国大会や世界を目指す夢を全力でサポートしていきます。もちろん、9科の授業も疎かにはしません。ダンスに軸足を置きながらも、大学進学がきちんと選択肢に入る学力をつけてほしいです。

ダンスを極める進路もありますね。

玉川学校長 おっしゃるとおりで、ダンスのプロになったり、自分でダンススクールやダンスチームを立ち上げたりできるような力も育む体制を用意するつもりです。ですから、ダンスアート表現コースでは起業も見据えて、経営の勉強やリーダーシップ研修なども取り入れることを検討しています。いずれにせよ、新しいコースですから固まったものがなく、学ぶ側が自分たちで作り上げていく楽しさがあるはずです。

ダンスアート表現コースが立ち上がることで、計10コースの学校になります。

玉川学校長 どのコースも「本物に触れる」「真剣に夢を追う」環境が特色だと考えています。たとえばグローバルアドバンスコースにはネイティブの先生が10名ほどいます。メディアアート表現コースでは早稲田大学名誉教授の山﨑芳男先生が教壇に立ってくださいますし、スポーツコースでは各競技の日本代表経験者が多く指導しています。そのほかのコースも経験豊富な一流の先生が揃っているので、「本物志向」を通して確実に成長できると思います。

「本物志向」は生徒さんたちの可能性を信頼している貴校ならではの特徴ですね。

玉川学校長 まさにそのとおりで、本校は「やりたいこと」「なりたい自分」を追う生徒たちの力を信じています。だからこそ、10個のコースに細分化され、各々の夢をしっかりと後押しする教育に全力を注いでいます。

生徒たちはみんな目がキラキラしている！

最後に、取材に協力してくださった3名から受験生の皆さんにメッセージをいただきました。

Y.A.さん オープンスクールや学校説明会に参加すれば、この学校の雰囲気の良さが分かるはずです。個性を認めてくれる環境があって、自分らしくいられる高校だと思っています。大学受験指導も充実していて、塾や予備校に通わなくても志望校に合格している先輩がたくさんいる点も魅力です。

H.E.さん 授業や部活には全力で臨み、休み時間やランチタイムはみんなで楽しむといった、メリハリのある高校生活を過ごせます。先生との距離も近い点も特長で、授業で分からない部分は気軽に聞けますし、カフェテリアで一緒にランチを食べてくれる先生もいます。

玉川学校長 本校の生徒たちはみんな目がキラキラしています。それは「やりたいこと」ができて、「なりたい自分」を明確に目指しているからだと思います。学校の情報発信も生徒たちがSNSを活用して積極的に行っていますし、ぜひインスタグラムなどもチェックしてみてください。

編集後記

横浜市鶴見区に校舎を構える白鵬女子は多様なコースを用意し、一人ひとりの個性や学力を丁寧に伸ばす学び舎であることがよく伝わってきました。文武両道を実践し、海外での学びの選択肢も豊富。白鵬女子はさまざまな面で成長を促してくれる女子高等学校です。新設されるダンスアート表現コースにも注目が集まります。

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