夢に向かって東大一直線!新教育プログラム「学力プレミア」始動

夢教育メソッドで2029年度東大合格30名を目指す

郁文館では「あなたが人生の主人公として輝く25歳」になるときどんな自分になっていたいのか、具体的な夢のイメージと達成に向けて、先生と想像しながら計画していく「夢教育」というシステムがあります。この夢教育をベースに、旧来の受験方式、偏差値学習ではなく、「人間力、グローバル力、学力」をバランス良く伸ばす教育に力をいれてきました。

そうした中、近年、東大の入試において、従来の暗記能力重視から、問題発見・解決力、想像力、イメージ力を求める傾向に変化していることを受け、夢教育メソッドを元に、東大を始め東大以上の海外大学への合格、さらに最難関私立大学への合格を支援するプログラムが「学力プレミア」です。

6年後、学園創立140周年を迎える2029年度には、学園内の高校3校合計で30名の合格者を輩出することを目標としています。

ゴールは東京大学合格ではない!?

学力プレミアの導入について渡邉美樹理事長兼校長はこのように述べています。

渡邉美樹理事長兼校長

東京大学は未来の社会により良い影響を与え素敵な奇跡を起こす、そんな可能性を高めることができる要素が日本一詰まった大学であると考えています。だからこそ郁文館は学力プレミアを立ち上げ、夢教育メソッドによる東大合格者30名への挑戦をスタートさせることを決定しました。しかしながら、これからも東京大学合格のみをゴールに教育を行うつもりはありません。これまでと変わらず、東大の先にある夢を、そしてその生徒が人生の主人公として輝く未来を一緒に追いかけていく考えです。

学力プレミアに対応するクラス「国立選抜Jr.クラス」が中学校に新設!

郁文館中学校では、「iPclass【東大専科】」「グローバルリーダー特進クラス」「特進クラス」「進学クラス」の4クラスから、自身の学びのスタイルに合わせて選択することができます。これに加えて2024年度からは難関国立大学を目指す新しいクラス「国立選抜Jr.クラス」が新設されます。

「国立選抜Jr.クラス」は1年終了時に「グローバルリーダー特進クラス」「特進クラス」「進学クラス」の中から選抜して編成されます。高校進学時は「国立選抜クラス」となり、これと「iPclass【東大専科】」が学力プレミア対象クラスとなります。

経験と実績が裏付け!東大合格へ導く質の高い授業に向けて

東大合格、最難関私立大学へ合格するために、どんな授業を実施しているのでしょうか。

少人数による個別最適化学習の実施

習熟度に合わせた少人数制の授業を取り入れることで、得意・苦手な教科ごとに最適なレベルで指導していきます。

夢から逆算した志望学部/入試方法ごとの授業と能力開発戦略

25歳でどんな自分になっていたいのか、そんな夢から逆算し、夢の途中となる大学進学に向けて「志望学部／入試方法ごと」の授業を受ける事ができます。従来の教科書通りの授業ではなく、個々の能力を元にした授業展開です。

また、学内の考査と模擬試験のデータを紐付け、得意・苦手な教科や問題を明確にした上で学習計画をたてていきます。この計画は全担当教員が共有し、個々の生徒にあわせた学習をサポートしていきます。

合格へ導くプロフェッショナルな指導陣

「学力プレミア」導入に向け、絶対合格へ導くために、数々の学校で進路指導に携わった先生が集結。各先生よりコメントをいただいています。

近藤明夫先生

ネクストステージプロジェクトリーダー兼進路指導部長
教科：社会
都立富士高等学校附属中学校、都立戸山高等学校にて、進路指導に携わってきました。「東大合格」から逆算した学力向上に力点を置いた授業の指針を策定していきます。授業担当者の役割が教える授業から主体的に学ばせる」授業へ変わることをしっかり推進していきます。

荻野大吾先生

担当教科：数学
都立日比谷・戸山、九段高等学校（現・千代田区立九段中等教育学校）などで東京大学受験指導を務めてきました。
数学は問題の解き方を覚えるだけでは正答を導けません。考え、予想する力、そして読解力が必要です。未知の課題に向かっている力を付ける指導をしています。

さらに、駿台予備校の名物講師、稲名圭子先生(担当教科:外国語)も招聘しました。

稲名先生はこれまで、英語を単語や文法といった語学としてだけでなく、時事問題なども英語で考えさせる指導法で、毎年多くの東大受験生を合格に導いています。

東大へのルートは授業以外にも！仲間とともに東大を目指す部活が発足

今年度、高等学校において東大合格のためのクラブ、その名も「東大クラブ」も誕生しました。
甲子園に行きたいから野球部に入るように、東大へ行きたいからそれに直結するクラブに入りたいという気持ちに応えるために設立されたものです。入部できるのは、中学1年生から高校2年生。一定の成績基準をクリアした生徒しか入部できないというルールが設けられています。

東大クラブでは、東大出身の先輩や、東大受験のエキスパートから、合格の秘訣を聞く講演会などのスペシャルイベントの開催、進路指導部長による学習カウンセリング診断、プロ講師や同校教員による特別講習など、さまざまな活動が展開されています。今年5月には、実際に東大キャンパスツアーも実施。同大学大学院工学系研究科の染谷研究室を訪問し、特別な許可を得て、通常立ち入ることができない研究室内部まで見学しました(本ページメインビジュアルは染谷研究室訪問時の様子です)。

東大合格を成し遂げるためにも、一緒に目指す仲間は勉強のモチベーションを保つためにも重要です。同クラブはそうした「仲間作りの場」としても機能しています。

編集後記

東大に入るためのクラブ活動まであるのは驚きました。クラブで実施した東大見学ツアーには徒歩で移動したそうです。まさに東大に近い学校ならではだと思いました。東大に合格した先輩の話を聞き、さらに東大の雰囲気を体験することでより夢実現の機動力になるでしょう。東大に行くことを夢とするのではなく、夢を実現するために東大へ行く、そんな生徒の志を学校一丸となって支援し、先導していくプログラムだと思いました。

イベント紹介