卒業生が語る“私たちが過ごした神田女学園の6年間”

少人数制を活かした充実の進路サポート

卒業生は自分の進路をどのように決めたのでしょうか。詳しくお話をうかがいました。

現在の大学を志望した理由や進学の決め手になったことを教えてください。

K.M.さん 高校で経験した1年間のカナダ留学を通して、異文化に触れる楽しさや新しいことに挑戦する難しさを学び、このキャリアを活かせる国際関係学に進路を決めました。

M.Y.さん 私は手に職をつけたいと考えたときに、身近な先生方が思い浮かび、教育コースがある大学を選びました。

E.F.さん 神田女学園では中学の頃から大学教授を招いて行う講義体験があり、「大学では自分の好きな分野が学べる！」という意識を持てました。それがきっかけで、進路は化学が学べる理系を選択しました。

学校から大学受験に向けてどのような進路サポートがありましたか。

K.M.さん 自己推薦書や課題文、面接練習とそれぞれに担当の先生がいて、マンツーマン指導をしてもらいました。

M.Y.さん 放課後講座での対策講座や、分からない問題があればいつでも丁寧に質問に答えてくれました。勉強面だけでなく、大学に関する疑問も一緒に解決してもらいました。

E.F.さん 少人数制ということもあり、化学と数学は個別指導をしてもらいました。また長期休暇の際は、期間中の勉強計画を先生が親身になって考えてくれました。

神田女学園で良かった！ アットホームな女子校の魅力

神田女学園で過ごした6年間について振り返っていただきました。

神田女学園に入学して良かったと思うことはなんですか。

K.M.さん 何事も全力で応援してくれる先生ばかりで、留学を含めいろいろな挑戦ができたことです。

M.Y.さん 女子校ならではのアットホームな雰囲気で学校生活を送れたことです。授業の分からないことや受験勉強について相談がしやすかったり、職員室前で勉強をしていると先生が様子を見に来てくれたりと、面倒見がとても良い学校でした。

E.F.さん 神田女学園はソフトボールの強豪校だったので入学を決めたのですが、勉強も部活もどちらも頑張るというスタイルだったのが良かったです。

学校生活で最も思い出に残っていることを教えてください。

K.M.さん 中学3年の時の合唱コンクールです。中高合同で開催されるため「高校生にも勝ちたい！」とクラスでたくさん練習をしました。惜しくも銀賞でしたが、悔しさからみんなで涙を流したことも忘れられない思い出です。

M.Y.さん 中学3年でのシンガポール・マレーシア修学旅行と、3週間のニュージーランド短期留学が一番の思い出です。中学の頃から現地の文化を肌で感じられ、交友関係も広がりました。

E.F.さん ソフトボール部の活動でチームの指揮をとる機会があり、それから自分の意見を人に伝えられるようになりました。自分が大きく変われたと感じる瞬間です。

6年間で「これは頑張った」と思うことはなんですか。

K.M.さん 1年間のカナダ留学です。コロナ禍の留学となりリモート授業を挟むなど、困惑することもありましたが、後期からは学校にも通えて多くの友人と出会うことができました。

M.Y.さん 私は高校3年間の文化祭を頑張りました。高校1年のときは、生徒会と部活発表、クラス企画を、高校2年ではコロナ禍に負けずに生徒会の一員として運営に奔走しました。高校3年は、受験勉強をしながらも全力で前年のクオリティに負けないように尽力しました！

E.F.さん 6年間所属したソフトボール部での活動です。ほかの生徒よりも１時間早く登校して朝練をしたり、放課後の時間を使って校庭や学校外のグランドで練習をしたり、本当に毎日練習に打ち込んでいました。

好きだった授業を教えてください。

K.M.さん ネイティブの先生の英語の授業が好きでした。習熟度別の少人数制のクラスに別れ、英語で人狼ゲームをしたり、自分の好きなテーマについて英語でプレゼンテーションをしたり、洋楽の聞き取りゲームをしたりと、どれも楽しかったです。

M.Y.さん 私はフランス語の授業です。神田女学園では中学3年から高校で第二外国語を学べます。フランス語での映画鑑賞などを行い、フランスの文化に楽しく触れられました。

E.F.さん 少人数制で質問がしやすかった数学Ⅲと、化学の面白さを知った化学基礎です。また、中国語の授業も印象に残っています。大学で中国語を選択したときには、周りよりも一歩リードしていると実感できました。

受験生へメッセージ

受験生にメッセージをお願いします。

K.M.さん 神田女学園は一言で表すと「メリハリのある学校」です。学業面では厳しく真面目に、文化祭などの行事は全力で楽しめます。ぜひ神田女学園でメリハリのある素敵な学校生活を送ってください。

M.Y.さん 自分からアプローチをすれば、どんなことでも応援してくれる環境です。生徒と先生が一緒に楽しむ行事は本当に盛り上がるので、楽しみに入学してきてください。

E.F.さん 中学生と高校生が同じ校舎で過ごしているので、中学生にとっては憧れの高校生と、高校生にとってはかわいい後輩と関わることができます。神田女学園で学校生活を全力で楽しんでください！

編集後記

卒業生から女子校ならではのアットホームな雰囲気や、面倒見の良い先生方のエピソードをたくさんうかがえて、神田女学園の暖かな空気感が伝わってきました。取材の中で「先生方は嬉しいときは一緒に喜び、悔しくて涙を流すときは時間をかけて話を聞いてくれます」と話があり、生徒との揺るぎない信頼関係があるのだと強く感じました。