大学合格がゴールではない!「サイエンスGE・GSP」の実践的学び

明法中学・高等学校
わが子には中高一貫校の学びにおいて、大学進学後も成長し続けられる力を養って欲しい、そう願う保護者も多いのではないでしょうか。近年、国公立・早慶GMARCHの大学現役合格実績が伸長している明法中学・高等学校(以下、明法)は、中学時の「サイエンスGE(グローバルエンデバーズ)」と高校時の「GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)」の実践的カリキュラムを通して、将来に活きる“学びの芽”を育てます。明治大学、筑波大学に進学した明法の卒業生に GE、GSPでの体験を語っていただきました。

「サイエンスGE」でロボットエンジニアの道開く

佐藤一樹(さとういつき)さん

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・卒業年度:2022年度
・進学先:明治大学/理工学部
・今力を入れていること:ロボット工学に興味があり、数学、物理、英語の勉強を熱心に取り組んでいます

サイエンスGEの講座にて、将来の夢に繋がる体験をした卒業生の佐藤さんに、お話をうかがいました。

最も印象に残っている「サイエンスGE」講座を教えてください。

佐藤さん ロボットの組み立てからプログラミングまでを一人で行う「ロボット講座」です。一つひとつの課題をクリアしていき、ゴールを目指します。自分の思った通りにロボットを動かせるように、試行錯誤を繰り返していきます。

ロボット講座
サイエンスGE(グローバルエンデバーズ)とは?
変化の激しい時代を生き抜くために必要な論理的思考力、問題発見力や解決力。明法では、これらの力をサイエンスGEの授業で学び、価値観の異なる他者と協働し、未来を開拓できる人材を育成しています

ロボット講座では、どういった発見がありましたか? また、どんな力が身についたと感じましたか?

佐藤さん グループで活動をするときは、仲間との連携、コミュニケーションや役割分担などがとても重要になることに気づきました。また、始めは失敗ばかりでうまくいかないことが多かったものの、成功したときには大きな達成感を得ることができました。私はロボット講座を通して、パソコンスキルを身につけただけでなく、論理的思考力やコミュニケーション能力も養うことができたと感じています。

大学での学びや将来の夢に、どういった影響がありましたか?

佐藤さん ロボット講座を受講して、ロボットエンジニアを目指していきたいと思いました。これからは、機械工学や情報工学といった学問を深めていきたいです。

高校生活の中で最も刺激的だったGSPの「ターム留学」

古賀柊成(こがしゅうせい)さん

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・卒業年度:2021年度
・進学先:筑波大学/生命環境学群/生物学類
・今力を入れていること:「鳥類学」です。筑波大学の生物学類には「研究マインド応援プログラム」というものがあり、審査に通れば1年生からでも研究室で研究活動に励める制度です。私はこの制度を利用して、2023年度から鳥類の研究を本格的に進めています

GSPの3本柱の一つである「ターム留学」について、卒業生の古賀さんに体験を語っていただきました。

オーストラリアへのターム留学の3か月間を、どのように過ごしましたか?

古賀さん ターム留学の目的の一つは、オーストラリアの鳥を見ることだったので、ホストファミリーに頼んで近くの自然公園に行ったり、現地の学校の先生とフィールドワークをしたりもしました。また、留学中に1週間、タスマニアを旅行したことも大きな出来事です。

現地の高校生とは、理科の実験や料理実習、スポーツを通して交流しました。日本語の授業で教える側に回ったときは、日本語の難しさを改めて感じました。最後に現地の高校生から心温まる手紙をもらい、このまま居続けたいとさえ思いました。

オーストラリアではホームシックや緊張も全くなく、悠々自適に過ごしました。高校生活の中で最も刺激的な3か月間であり、まさしく第2のホームとなりました。機会があればぜひまた行きたいです。

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GSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)とは?
グローバル人材を育成するために、文化を異にする仲間と協力し、チャレンジと問題解決の機会を通して、新たな付加価値を創出していく力を養います。そのために、GSPでは「英検2級・準1級の取得」・「1人1校のターム留学」・「21世紀型スキルの修得」を実施しています
ターム留学紹介画像
ターム留学
1月から4月の1学期間(3か月間)、現地での学校生活やホームステイ生活を通して、さまざまなことにチャレンジします。その中で直面した諸問題を、自分の力で解決していく能力を養います。また、世界に触れることで国際感覚を身につけます。
※留学先は2020年度より、オーストラリアからカナダに変更となりました

異国での16歳のチャレンジが可能性を広げる

ターム留学ではどんな発見や感動がありましたか?

古賀さん 最も大きな発見は「自分のペースで生きていい!」と感じられたことです。オーストラリアに住む人々は、多様性があるのは当たり前であり、生まれたときからみんな違っていて、みんな良いという感覚を持って生きています。私は型にはまらない自由な人間として、自然体でいて良いのだと気づかされました。

どのような力が身についたと思いますか?

古賀さん 身につけたものは数えきれないほどあります。英語力や人脈、コミュニケーション能力など、数え切れません。行動力や発言力といった自らの手や口で、自身を含めた人を動かすために必要な力を得ることもできました。また、さまざまことを異国で成し遂げたという経験は紛れもない自信に繋がり、その中で自身が持つ多くの可能性の片鱗を垣間見ることができたと感じています。

編集後記

将来の予測が困難な変化の激しい時代を生き抜くためには、机上の学問に加えて、能動的に考える力や、難題に立ち向かうチャレンジ精神が求められます。明法の「サイエンスGE」と「GSP」はまさに21世紀を生き抜く力を養うプログラムで、大学進学後にも繋がる発展的学びが展開されています。 興味を持たれた方はぜひ、これから開催される説明会や体験会に足を運んで、明法の教育に触れてみてください。

イベント名 実施日時
理科実験体験会・学校説明会(体験会は小6生・小5生対象) 2023年7月22日(土)16:30~※予約必要
学校説明会 2023年9月9日(土)14:30~※予約必要
明法祭(見学自由)
※学校紹介コーナーで個別相談もできます
2023年9月23日(土)終日
明法祭(見学自由)
※学校紹介コーナーで個別相談もできます
2023年9月24日(日)終日