やりたいことが必ず見つかる!文武両道を実践する共学校の魅力

武蔵野中学高等学校
日本橋発祥の女学校にルーツを持ち、北区に根差してから100年を超える伝統を誇る武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)。2004年に共学化してからは、校訓である「他者理解」の実践を体現してきました。この武蔵野の魅力であり、学校生活に欠かせない部活動と勉強の両立をテーマに、生徒たちの実情をインタビュー取材しました。

「勉強も部活も一生懸命」 武蔵野中高のキャンパスライフ

学校生活を通して、学力だけでなく人間性も大きく成長した生徒たちの声をご紹介します。

生徒会長で軽音学部に所属している高3のAくん
生徒会長で軽音学部に所属している高3の秋山くん
生徒会副会長とチアダンス部部長を兼任する高2のAさん
生徒会副会長とチアダンス部部長を兼任する高2の雨宮さん
中学女子バスケットボール部部長で中3のHさん
中学女子バスケットボール部部長で中3の堀内さん

武蔵野ではどのような学校生活を過ごしていますか。

秋山くん 校外ボランティア、部活動や生徒会など、さまざまな方面で多くの人たちと関われるように意識して行動してきました。大学受験は総合型選抜を利用したいと考えているので、面接で高校在校中の経験をしっかり語れるようにしています。大学受験に向けて備えるタイミングなので、先生方のサポートに助けられています。例えば、英検・漢検の対策講座があり、校外活動に興味を持ったら三者面談で参加可否を相談できます。基本的には自由に好きなことへチャレンジさせてもらうといった学校生活を過ごしてきました。

雨宮さん 私にとってチアダンスが生活の中心になっています。幼いころから水泳を続けてきましたが、コーチの娘さんがチアダンスをやっていたのがきっかけで高校から始めて、進学先も本格的なダンスチームがある大学に決めました。

堀内さん 入学してからずっと部活動中心の毎日を過ごしてきましたが、先輩にはとても優しくしてもらってきたので、部長になった私もそうなろうと心がけています。部員同士でコミュニケーションを密に取り、みんなでより良いものを作ることは武蔵野ならではの良さだと思っています。

Aくんは軽音学部でアコースティックギターを演奏しています
秋山くんは軽音学部でアコースティックギターを演奏しています

部活動や友人との人間関係を通してどんなことを学びましたか。

秋山くん 部活動と同じように特進ステージも少人数で男子の割合が多く、自然にみんなとの関係が深くなる環境です。いつも一緒に過ごしている中で、男同士の助け合いや気遣いがたくさん見られます。今日もインタビュー取材の前に掃除当番を代わってもらいましたが、嫌な顔ひとつもされませんでした。お互いに切磋琢磨しながら支え合っているのが単純に嬉しいです。

雨宮さん チアダンス部のメンバーは超が付くほどの仲良しですが、本気で練習するうちに心が疲れてしまう場合があります。それでも時間をかけながら、さまざまな性格のメンバーが大会入賞という目標で一体になり、思ったことを話し合える人間関係ができました。相手をきちんと知った上で思いやれる人が多い学校だと感じます。

堀内さん 私にとって一番の勉強になったのは部長としての責任感です。入学当初は感じなかったことですが、後輩がいることで何をするにしてもメンバーを巻き込む形になってしまいます。大変なことですが、部長としての務めを果たして信頼を受けられるというやりがいがあります。

見た目から本気度が伝わるチアダンス部のポージング
見た目から本気度が伝わるチアダンス部のポージング

勉強面ではどのように取り組んでいますか。

秋山くん 特進ステージに所属したので、初めは勉強一筋の毎日になるだろうと思っていましたが、先生方のすすめもあって生徒会や校外活動に参加しながら自分の世界を広げてきました。以前とは異なる自分の成長を実感しています。ほとんど毎朝、英語や漢字の小テストがあり、苦手な単元を自覚することで勉強への気持ちが保たれました。教室棟の隣には武蔵野進学情報センターという自習室があるので、夜9時まで勉強している場合もあります。

雨宮さん 中学の時点で水泳から勉強にシフトして、テストの成績が上位になるように頑張ってきました。高すぎる目標は立てず、自分が集中できる時間内で全力を出すという勉強法を続けてきた結果、先生からほめられる成績になったおかげで、ますますやる気が出てきました。授業の疑問点や勉強方法そのものをいつも先生方に質問するのですが、私ほど職員室に訪れる生徒はいないはずです!

堀内さん 小6からも持ち続けている保育士という将来の夢があり、短大への進学も視野に入れています。そのために資格を取得して入試優遇制度を利用したいので、英検2級を目標にして勉強しています。

2024年度から発足した中学女子バスケ部は、中高合同でハードな練習に励みます
2024年度から発足した中学女子バスケ部は、中高合同でハードな練習に励みます

尊敬している先生はいますか。

秋山くん 英検対策として冊子まで作ってくれる先生がいます。教え方が分かりやすく、二次試験対策では放課後ぎりぎりまで30分も個人指導していただきました。丁寧な添削やアドバイスには本当に助けられました。家族がいるのに生徒のために大切な時間を割いてくれる先生です。

雨宮さん 一人目は数学の先生で、高校内進時に必要なテスト対策では毎日のように通いつめて指導をいただきました。自信が無いと打ち明けた際には精神的に支えてもらったことがありがたかったです。二人目はチアダンス部の顧問です。活動にかける情熱の差が原因でチームが崩壊しそうになった際に、手を抜く必要はないと言ってもらったことで私の本気を理解してもらえたことが分かりました。

堀内さん 英検3級にチャレンジした中2の頃、英語の先生が毎日の昼休みに講習を開いてくださり、先生は昼食も食べずに指導してくださったおかげで、高いスコアで合格することができました。二次試験対策も同じようにやってくれました。

中学受験にチャレンジする皆さんに向けたメッセージをお願いします。

秋山くん 説明会では「生徒のやりたいことを叶える」と聞いていましたが、まさにその通りになりました。生徒会の演説では国語の先生が練習に付き合ってくれましたし、ラジオ番組に出演したら先生方から感想を聞かせていただきました。僕がやりたいと思ったことを全力で応援してくれた先生方にはとても感謝しています。この学校だったら、一生の宝物になる体験がたくさんできます。

雨宮さん 学校行事でも何でも、武蔵野ではみんなが心をひとつにして作り上げる文化があります。熱い心を持った人が集い、理想を実現させる場所を見つけられたのは幸せなことです。部長としてチアダンスの世界も知ってもらいたいと思っています。クラブ体験会や文化祭に訪れた際は、チアダンスの活動を絶対に見てくださいね。

堀内さん 入学してから反省したのは「受験時にもっと勉強しておけばよかった」ということです。入学後は受験勉強の内容が応用できるので、知識がたくさんあっても損はありません。小3からバスケットボールを続けて中学受験も乗り切ることができました。学習習慣を身に付けるのは早い方がいいですが、好きなことを諦める必要はありません。
武蔵野では勉強面で「もっとできる」自分に変わることができました。それも部活動や先生方の指導から集中力を身に付けたからこそ、限界を広げられるようになったと実感しています。受験生の皆さんも、今までとは違う何かを試したければ武蔵野のことを思い出してください。

編集後記

中3の堀内さんは兄二人が武蔵野を卒業し、本人で三人目となる「武蔵野ファミリー」です。なぜ兄弟姉妹全員が通いたくなる学校なのか…、その点に真の魅力が秘められているということでしょう。

イベント情報

イベント名 日時
中学校説明会 2024年9月14日(土) 13:30~
中学校説明会 2024年10月19日(土) 10:30~
文化祭 ※予約不要 2024年11月2日(土)・3日(日/祝) 10:00~15:00
中学校説明会 2024年11月9日(土) 13:30~