自己PR型の「アクティブ入試」勉強以外のがんばりをアピールしよう!

武蔵野中学高等学校
週10時間の英語授業、大学受験指導講師による学習サポートなど、学力を着実に伸ばせる環境が整っている武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)。習い事などで忙しく、中学受験の勉強になかなか力を入れられないご家庭にぜひ注目してほしい学校です。なぜなら、がんばってきたことを面接で話して勝負できる「アクティブ入試」という入試方法があるからです!

アピールできるテーマは自由!どんながんばりも見てくれる入試

アクティブ入試は、40分間で小学校時代のがんばりをシートに記入し、その内容に関する面接を行うという入試形式。国語または算数の1教科の筆記試験もあり、その合計点で合否が判定されます。

習い事、小学校の委員会活動など、アピールするテーマは自由。 経験してきたこと、その経験をどう今後に活かしていきたいかを話してみましょう!

さて、武蔵野は水泳の強豪校。全国大会優勝・オリンピック選考会を目標として活動している競技水泳部にもアクティブ入試で入学した生徒がいます。

そこで、部員のお二人にインタビュー。中学受験にどう挑んだか、そして入学後にどんな生活が待っていたかをうかがいます。

武蔵野の生徒
(左から)坂下里緒菜さん、友野琉偉くん。お二人とも中学1年生です

壁にぶつかった日々も語れる面接!

アクティブ入試で武蔵野を受験した理由を教えてください。

坂下さん 小学生時代は水泳メインの生活で、勉強に時間をかけることができませんでした。でも、アクティブ入試の筆記試験は1教科のみ。国語には自信があったので、「あとは水泳への熱意をアピールすれば合格できるかも」と思えたんです。

友野くん 筆記試験1教科というところが大きかったです。算数は得意教科だったので、挑戦しようと思いました。武蔵野を選んだのは、競技水泳部の実績や練習環境に惹かれたからです。すごく細かいところまで指導してもらえるので、モチベーションがさらに上がりました!

競技水泳部
武蔵野の競技水泳部。2023年も多数の生徒がインターハイ出場を決めています
武蔵野のプール
温水プールで1年間ずっと練習できます。スポーツ環境が優れているのも私立中だからこそ

アクティブ入試ではどのようなことを話しましたか。

坂下さん 「競技水泳をもっとがんばりたい」「全国大会で優勝するレベルまで行きたい」という気持ちを伝えました。武蔵野に入ってからの目標も話しました。

友野くん 僕は過去にタイムが伸び悩んだ時期をどう乗り越えたかという話もしました。面接官の先生から「期待してますよ」という一言をいただいたことを覚えています。

小6の冬から勉強開始!説明会で過去問をゲット

筆記試験の勉強をどう進めましたか。

坂下さん 受験を決めた6年生の冬から、急いで勉強を進めました。私が選択した教科は国語です。学校説明会で過去問をいただいたので、何度も繰り返し解いて対策しました。「解きやすい問題から解く」という方針を決めて、本番に臨みました。

友野くん 僕も6年生の冬に、算数1教科にしぼって受験勉強をスタートしました。過去問を見たところ、「学校の授業で習った公式をちゃんと覚えてないと大変そう」というレベルでした。もともと、地元の中学校に行くつもりだったので、友達と別れるのはさびしかったです。でも、水泳に打ち込みたい気持ちがあったのでがんばれました。

友野くん
「武蔵野の競技水泳部は、技術面のかなり細かいところまで指導してくれます」と話す友野くん
坂下さん
「入学してから生徒の仲を深めるイベントが多く、友達ができやすかったです」と話す坂下さん

面接の準備をどう進めましたか。また、面接本番の感想を教えてください。

坂下さん 面接はシートに書いた内容をもとに進めるので、まずはそれまでの競技生活について振り返ってたくさん作文を書きました。受験直前期も水泳は続けていたので忙しかったです。

友野くん どんな質問が来るのかを想定して母と練習しました。それでも、本番はすごく緊張してしまいました。

坂下さん 私も緊張しましたが、面接官の先生の温かく迎えてくれる雰囲気に助けられました。

友野くん こっちがガチガチに固まってしまっても、気にするそぶりを見せずに話をしてくれました。

「英語が好きになった」「勉強の目標ができた」入学後に変わる意識

続いては入学後のことについて。小学生時代から水泳に打ち込んできたお二人ですが、だんだんと学習に対する意識に変化が!

学習に関する武蔵野の長所を教えてください。

坂下さん 英語が新しく得意教科になりました。ネイティブの先生が担当する授業があって、そこでスピーキングの力がついてきました。

友野くん 英単語を覚えて、実際に使って…という流れで勉強するのですごく定着しやすいです。算数が好きだったのですが、数学に変わってからも楽しく勉強できています。もともと苦手教科だった国語は、漢字の読み方などの細かいところも理解できるまで個別指導してもらっています。

英語授業
ネイティブの先生との会話を通して、実践的な英語力を身につけましょう

武蔵野に入学してから、学習に対する意識に変化はありますか。

坂下さん 三者面談で定期テストの目標点数を決めてから、勉強にも力が入るようになりました。せっかく英語が好きになったので「海外旅行をして、本当に通用するか試したい」という気持ちもあります。

友野くん いろいろな教科の理解度をチェックする小テストがこまめに行われるのですが、そこで良い点数を取りたいと思うようになりました。通学時間に少しでも勉強する習慣が身につきました。

武蔵野の食堂
武蔵野の食堂。学校は明るい雰囲気で、生徒のコミュニケーションが自然と生まれる環境です

武蔵野での「良い経験になったな」と感じた出来事を教えてください。

坂下さん 競技水泳部の顧問の先生から、「あいさつは人が心を開くきっかけになる」と教わったことです。所属しているスイミングスクールでも、あいさつすることを大切にしています。

友野くん 競技についてだけじゃなく、普段の生活についても指導してくれるのが部活動の良いところですね。遠征先で、ホテルのエレベーターにほかのお客さんと乗り合わせたとき、「何階ですか?」と自分から聞いたりしていました。小学生のときの自分とは少し変わってきた気がしています。

学校説明会で面接対策ができる!

最後に先生からアクティブ入試についてご紹介いただきました。

武蔵野・小尾先生
入試広報企画部副部長の小尾沙織先生

アクティブ入試への挑戦を考えているご家庭にアドバイスをお願いします。

小尾先生 小学6年生にとって、初対面の大人と面接することも、その結果として合否が出ることも大きなプレッシャーになるでしょう。筆記試験・面接それぞれの対策方法をお伝えする説明会もありますので、お悩みの方はそちらで私たち教員にご相談いただければと思います。

アクティブ入試での合格に必要なことを教えてください。

小尾先生 小学生時代に残した実績そのものだけで評価するわけではなく、そこで得た力、今後の目標意識といったポイントを重視します。やってきたことそのものに加えて、どんな気持ちを抱えながらやってきたかを説明してもらえるとうれしいです。

編集後記

小学生時代は勉強だけではなく、さまざまな体験ができる貴重な時間。子どもたちの得意なことを見てくれる武蔵野のアクティブ入試からは、多様性を大切にする学校の教育姿勢が伝わってきます。自分らしさを武蔵野でさらに伸ばしていきましょう!

イベント日程

イベント名 開始時刻
学校説明会 10月7日(土) 13:30
文化祭【予約不要】 10月28・29日(土・日) 10:00
学校説明会 11月4日(土) 10:30
学校説明会 11月18日(土) 13:30
入試模擬体験 12月16日(土) 13:30
体験イベント「書初め教室」 12月23日(土) 13:00
学校説明会 1月13日(土) 10:30