卒業後の夢への挑戦につながる!聖望学園の魅力的な学校生活

聖望学園中学校高等学校
聖望学園中学校高等学校(以下、聖望学園)は文武両道を重んじ、生徒一人ひとりが希望を実現する力を育む進学校です。今回は、各分野で活躍する卒業生に集まっていただき、聖望学園で過ごした日々や現在の活動についてうかがいました。

卒業生が語る在学時の思い出

女性
A.A.さん。2020年の卒業生で、現在の職業は化粧品販売員。
男性
小林先生。2016年の卒業生で、現在の職業は聖望学園の英語科教員。
女性
R.Y.さん。2024年の卒業生で、現在は大学生。

聖望学園で過ごした年月はいかがでしたか?

A.A.さん 勉強と部活で充実した3年間でした。先生や友人との関わりのなかで、報連相など社会に出てからも必要とされるコミュニケーションスキルを身につけられたと思います。

小林先生 クラスや部活の友人たちと賑やかに過ごした楽しい3年間でした。今でも繋がりがあり、3ヵ月に一回のペースで集まっています。

R.Y.さん 先生も生徒も優しい人たちに囲まれて、自分を大切にできるようになった6年間でした。「いつも頑張っているね」と周りがポジティブに励ましてくれたおかげで、受験期も自信を持って乗り越えられました。

学校行事において特に印象に残っているイベントは何ですか?

A.A.さん 創立100周年の記念式典や体育祭です。どの学校行事も放送部として参加し、大きなカメラを持ちながら動画撮影やラジオ放送、アナウンスなどを担当しました。

小林先生 沖縄への研修旅行と長野県への冬季野外研修です。友人と寝食を共にしながら過ごす時間が楽しかったです。

R.Y.さん 私は文化祭ですね。本番はもちろんですが、特に生徒だけで行う開会式と後夜祭が楽しかったです。高校3年生の時には、サプライズで先生方がバンドを組んで演奏してくれました。普段は見られない先生方の姿にワクワクしたのを覚えています。

在学中に最も頑張ったことは何ですか?

A.A.さん 放送部での活動です。ドキュメンタリー作品の制作では外部の方へのインタビューや撮影もあり、自分たちでアポを取るところから行いました。毎日のように活動し、充実した時間を過ごせたと思います。

小林先生 部活と勉強の両立です。剣道部は週に6日活動がありハードでしたが、高校在学中に三段を取得するという目標に向かって頑張っていました。一方で、勉強をおざなりにしたくなかったので、毎日の復習を欠かさず効率的に勉強を行うことで、勉強と部活を両立できるよう意識していました。

R.Y.さん 生徒会活動です。副会長を務め、先生方にサポートしてもらいながら生徒会運営の刷新も行いました。大変なことも多くありましたが、各部活の予算配分などを行う重要なイベント「拡大中央委員会」を滞りなく終えることができ、達成感がありました。

女子生徒たち
当時のA.Aさんとご友人の皆さん
男子生徒
学生時代の小林先生
若い女性たち
当時のR.Yさんとご友人の皆さま

一人ひとりに合ったサポートで希望進路を実現

現在の大学や職業を目指したきっかけは?

A.A.さん 元々音楽に興味があり、音楽科の教員を目指していました。ただ大学で本格的に勉強してみた所、音楽は仕事ではなく趣味として楽しむのが自分にとって1番だと感じるようになり、就活時は同じく関心を持っていたメイクにかかわる仕事を考え始め、今の職に就きました。

小林先生 入学当初、「勉強を頑張ってもうまくいかない」と意気消沈していた時に、先生方に励ましていただきました。その後は日々の授業で成績を伸ばし、自信を取り戻していきました。この経験から人を励ませる人になりたいと思い、自分の能力を最大限に活かせる教員を志望しました。

R.Y.さん 高校の授業で、最先端の研究分野について紹介されたことがきっかけでした。なかでも、長寿社会において避けることのできないアルツハイマー病の研究に興味を持ち、その分野の研究室がある今の大学を志望しました。

希望進路に向けて学校からはどのようなサポートがありましたか?

A.A.さん 大学は公募型推薦で受験しました。その際、小論文作成に必要な音楽に関する英語論文が図書館で取り寄せてくださったのを覚えています。入手するのが難しい本だったので、非常に助かりました。個人個人の希望進路に合わせたサポートをしていただいていたと思います。

小林先生 印象に残っているのは、先生方からかけてもらった言葉です。例えば高校2年生の時、担任の先生から「小林のことは数字で見る」と言われたことがありました。これだけだと偏差値や点数で評価するように聞こえてしまうでしょうが、勉強を頑張っている私であれば絶対に良い結果が出るという信頼や期待の証だったので、頑張ろうと自信につなげることができました。

R.Y.さん 私が志望していた大学の受験対策に関する過去のデータがなかったため、先生方が類似問題を探してくださり、必要な対策を一緒に考えてくれました。志望校特有の口頭試問についても、先生方が本番に近い環境を準備してくださったことで対策することができました。

大勢の生徒たち
A.Aさんの高校時代、放送コンクールに出場した際の様子

大学受験に向けてどのような対策を行いましたか?

A.A.さん 高校1年生の頃から外部模試を受けて、客観的な実力を把握するようにしていました。また、受験科目に歌やピアノの実技試験もあったので個別に対策も行いました。

小林先生 授業内容をその日のうちに復習することを徹底していました。その学習法で基礎を定着させた上で、苦手意識があった現代文や記述問題が出る英語は個別に添削してもらい、応用分野の対策も行っていきました。

R.Y.さん 口頭試問の対策として、数学や理科の問題を自分の言葉で説明する練習をしました。先生方に協力してもらい、回答内容の正誤や不足を解説してもらいました。

今後の夢や目標を教えてください。

A.A.さん 年明けからオーストラリアにワーキングホリデーに行く予定です。現地のカフェなどで働き、特に英語のスピーキング能力を伸ばしたいと思っています。

小林先生 私の夢は教科書の執筆に携わることです。大学時代の恩師がある教科書の主筆を担当したのですが、その教科書からは恩師の息吹を感じ取れました。私も英語の教員を続けていき、その軌跡を何か形に残すことが目標です。また、英語を通じて海外の文化や歴史を知ることで自国文化、ひいては自分自身のことを知れると思っています。夢の実現に向けて、そして教師として自分を知る大切さや面白さを伝えていきたいです。

R.Y.さん 大学4年次の研究室配属に向けて、まずは勉強を頑張っていきたいと思います。最終的には製薬会社に就職し、希望する分野の研究をしたいと考えています。

1人の男性と2人の女性
3人にとっても思い出深い礼拝堂にて

聖望学園はありのままの自分でいられる学校!

最後に、受験生の皆さんにメッセージをお願いします。

A.A.さん 今でも聖望学園で出会った先生や友人と定期的な交流が続いています。聖望学園には個性的な先生や生徒がたくさんいるので、自分に合う人が必ず見つかりますよ!頑張れば結果はついてくるので、基礎を固めて最後まで諦めずに頑張ってください。

小林先生 聖望学園の魅力は、ありのままの自分でいられるところです。いろいろ人がいますが一人ひとりの個性を尊重してくれる学校なので、どんな人にもおすすめです!

R.Y.さん 聖望学園は、自分を知ることができる学校です。キリスト教の教えを大切にしていて、礼拝の授業では「自分のままで価値がある」という教えを受け、自分を大切にする価値観が身についたと思います。優しく包み込んでくれる学校なので、迷ったらぜひ聖望学園に来てください!

編集後記

取材時には先生方も一緒になり楽しそうに歓談されていました。聖望学園で過ごした時期は違えど、生徒一人ひとりに合わせた温かいサポートは共通しているのだと感じました。また、A.AさんとR.Yさんも教員の仕事に憧れているとのことで、聖望学園での先生方との出会いが教員という夢のきっかけにもなっているのではないでしょうか。ぜひ学校説明会に足を運び、実際の雰囲気を体感してみてください。

イベント日程

※すべての説明会は予約が必要です

イベント名 日時
【中学】第4回学校説明会 2024年12月7日(土)14:00~16:00
【中学】入試直前入試相談会 2024年12月22日(日) / 26日(木) / 27日(金)9:00~12:00
【高校】第6回学校説明会 2024年12月8日(日)10:00~11:00
【高校】個別相談会 2024年12月8日(日)  / 15日(日) / 22日(日)  / 27日(金)  / 28日(土)
※時間は「2025年度 入試関連行事」ページをご確認ください