2024年合格実績も躍進!淑徳巣鴨の手厚い進路サポートとは

淑徳巣鴨中学高等学校
淑徳巣鴨中学高等学校(以下、淑徳巣鴨)では手厚い学習サポートと進路指導により、国公立・早慶上理・GMARCHへの合格者を毎年多数輩出しています。2024年、国公立大学・大学校への進学した生徒は2023年度の2倍となりました。躍進を続ける同校の大学進学実績を探ります。

好調の淑徳巣鴨、2024年の進学実績は?

淑徳巣鴨の2024年度進学実績の傾向について、数学の石原克哉先生にお話をうかがいました。

2024年の大学合格実績から見られる近年の特徴を教えてください。

石原先生 首都圏国公立大、早稲田、慶應義塾、医学部医学科への合格が増えています。安全志向という傾向もあるなか、年内入試(推薦系)は減少し、一般選抜で難関大学に挑戦する生徒が増えています。

なぜ、国公立大、難関私大合格者が増えているのでしょうか。

石原先生 淑徳巣鴨では、各種プログラムで精神面、学力面、戦略面のサポートを実施しています。そのため、近年は目標を高く設定し挑戦する生徒が増えています。

国公立大学に関しては、進路探究による志望者増加と共通テスト対策・二次試験に向けたサポートで合格者が増加しました。難関私大は、授業や講座等による学力向上はもちろん、外部英語資格試験取得サポートも合格者増加の要因となったといえます。

今後も生徒ファーストで一つでも多くの夢を叶えることが私たちの使命だと考えています。

難関大への挑戦意欲を育む、淑徳巣鴨の手厚い進路指導

進路サポートにあたって大切にしていることはありますか。

合宿勉強会の様子
合宿勉強会の様子

石原先生 何事も諦めずに挑戦する、自ら未来を切りひらくという意志を持った生徒をサポートし、「自分ならできる」という感覚を育て、進路実現に導くことです。そのために、相互の信頼関係を築くことを重視しています。

また生徒の自主学習を促すため、授業によって教科への興味・関心を高めています。淑徳巣鴨の授業は単に教え込むのではなく、生徒の「気づき」をベースにしているのが特徴です。生徒が自ら調べて新しい知識を習得し、さらに新しい気づきへとつなげていく授業を展開しています。

淑徳巣鴨の進路サポート体制の実施効果を教えてください。

石原先生 全体としては、進路ガイダンスによる情報提供、受験スケジュールの戦略上の工夫をアドバイスしています。

個別には生徒が安心して目標大学に挑戦できるよう、担任以外に複数の教員で受験スケジュールをチェックし、併願校のアドバイスを行っています。

生徒の進路選択の幅が広がり、進学実績の向上につながっています。

「SSEDプログラム」の特徴を教えてください。

石原先生 大手受験予備校と連携して放課後学習支援を行っています。生徒の特性や進路希望に合わせて、個別指導体制を組み合わせたサポートを行っています。

部活動の後でも参加でき、学習習慣の定着・基礎学力向上のサポートを受けつつ、応用力も磨けます。自習に利用できるのはもちろん、個別にオンライン英会話やAI教材も活用できますし、個別指導では医学部対策・推薦対策などにも対応しています。

スポンサー講座とはどのような取り組みですか。

スポンサー講座の様子
スポンサー講座の様子

石原先生 各界の第一線で活躍している人や専門分野を究めた人々に、その世界について話していただく講座です。

生徒に自分の適性、学びたい学問、就きたい仕事などを考えてもらい、「社会のなかでこれからどんなふうに生きていくか」を自ら問う教育の一環として実施しています。

合宿勉強会の魅力を教えてください。

石原先生 「スーパー選抜」「選抜アルティメット」「選抜プレミアム」の生徒は必修の行事です。基礎から応用までの実力養成や、互いに励まし合って学習する環境づくりを目的に実施しています。

生徒からも「皆と一緒に授業を受けられて、一人で勉強するよりも孤独感がなくて勉強のモチベーションが上がった」「長時間勉強する集中力や勉強中心の生活リズムが自然と身についた」と感想があがります。

学校主催の大学入試相談会にはどのような効果がありますか。

大学入試相談会の様子
大学入試相談会の様子

石原先生 毎年60校近い大学がブースを構え、説明会や個別相談を行っています。

生徒にとっては、入試方法や大学で行われている研究など、大学の担当者と直接話せる貴重な機会となっています。高1、高2も参加でき、早期から大学入試に対して意識を高めています。

大学の雰囲気を知る上では、オープンキャンパス等に参加することが最も適切な方法だとは思いますが、遠方であったりスケジュールが合わなかったりすることもあります。

本校で行う大学入試相談会は、志望校に関する情報収集にも役立ちますが、生徒がこれまで意識してこなかった大学や学問系統に興味持ち、視野を広げるきっかけになるケースもあります。

卒業生に聞く、淑徳巣鴨で叶えた第一志望合格への道のり

現在の進路を決めた時期やきっかけについて教えてください。

R.Y.さん
R.Y.さん
東京工業大学に合格。在学時のコースは一貫スーパー選抜

R.Y.さん 担任の先生との二者面談で、中3のときに決めました。

R.O.さん 高2のときに進路選択について本格的に考えはじめ、医学部進学を志しました。淑徳巣鴨では高2の夏休みの課題として、大学のオープンキャンパスに参加する機会があります。そこで順天堂大学の雰囲気やカリキュラムに魅力を感じ、志望校に決めました。

進路サポートではどのようなことが役に立ちましたか。

R.Y.さん 合宿勉強会で、相性のよい先生と出会えたことがよかったです。

R.O.さん 医学部の入試では二次試験として、学力試験とは別に面接試験と小論文試験が課されるため、担任の先生をはじめ教科担当の先生や校長先生などたくさんの先生方に指導していただきました。練習を重ねていくうちに自分の考えをうまく言語化して面接官に伝えられるようになりました。

進路指導の思い出や、先生とのエピソードはありますか。

R.O.さん
R.O.さん
筑波大学医学群医学類や順天堂大学医学部に合格。在学時のコースは一貫スーパー選抜

R.Y.さん 担任の先生が、私の勉強方針を尊重して親身になって応援してくれました。

R.O.さん 大学入試が近づき不安を口に出してしまうことが多くなった時期にも、先生方が気さくに話してくださり、気持ちが楽になることがたくさんありました。そのときの先生方にはとても感謝しています。

淑徳巣鴨を志望する受験生に向けてメッセージをお願いします。

R.Y.さん 淑徳巣鴨の先生方は生徒想いで、勉学に関する質問は真面目に早急に答えてくださいます。塾に行かなくても、わからないところは先生方に教われば補完できるため安心です。

R.O.さん 生徒同士の仲がよいのはもちろん、先生方と生徒の距離が近く、一人ひとりのことをしっかりと見てくださるところが、淑徳巣鴨のよいところです。そして学校全体でサポートしてくださいます。淑徳巣鴨での6年間(3年間)を通じて、自分の進路実現はもちろん、楽しく学校生活を送ることができると思います。頑張ってください!

編集後記

生徒一人ひとりの将来に向け、学習のサポートにとどまらず進路を選ぶ・見つけ出すことのサポートにも力を入れている淑徳巣鴨。生徒の「気づき」を尊重する校風が進路指導に活かされ、進学実績に結びついていると感じました。受験生向けにそれぞれ多数のイベントが開催されていますので、ぜひ学校説明会に参加してみてください。

イベント名 日時
第2回 学校説明会
9月14日(土) 14:00~15:20
淑鴨祭[文化祭]
9月21日(土)・22日(日)
第3回 学校説明会
10月18日(金) 18:30~19:40
第4回 学校説明会
11月2日(土) 14:00~15:20
第5回 学校説明会 + 入試体験
11月23日(土・祝) 9:00~11:30