先輩の活躍に憧れて飛びこんでみた実行委員
実行委員に参加したきっかけを教えてください。
Y.K.さん 体育祭で実行委員が活躍する姿を見て、運営する側にまわってみたくなりました。一般生徒は席に座っている時間が長くて、せっかくだからアクティブに動きたいと思ったのがきっかけです。
R.F.さん 僕は、親から「安田祭や体育祭の運営を経験しておくといいよ」とアドバイスをもらって、実行委員に興味を持っていました。実行委員に入っていた友達から一緒にやろうと誘われ、これはチャンスかなと思って参加しました。
皆さん、来年の体育祭実行委員への参加を決めているそうですが、振り返ってみて「こうすればよかった」「来年はこうしたい」と考えていることはありますか。
K.I.さん 時間の目安はつけていたのですが、大幅に時間が押してしまいました。新しい競技も試してはいたのですが、本番と同じ条件でできなかったので誤算だらけでした。計画性やシミュレーションの不足を痛感しました。来年はチア部との連携をメインで担当することになりそうなので、しっかりコミュニケーションをとってうまく連携したいです。
Y.K.さん うまくいかなかった原因は、関係者の認識に差があったことだと思っています。たとえば、実行委員は全競技のルールを把握していますが、先生方には伝わっていませんでした。そのため、本番と体育の授業での練習のルールが違ってしまい、せっかく練習したのに力を発揮できなかった人もいて、申し訳ないと思っています。来年はこういうことが起きないよう、完全把握をめざしたいです。体育館内にいる全員が楽しめるような体育祭にしたいですね。
H.W.さん 何とか時間内にはおさまりましたが、全体で見ると失敗は多かったです。せっかく考えた新競技の見栄えがよくなかったのが残念でした。観客席からはどちらが優勢かわかりづらくて、参加していない人は楽しめなかったと思います。観客の目線も大切だとわかりました。来年は応援団やクラブとの連携をメインで担当するので、関係する人とのコミュニケーションを頑張ります。たまに言葉が足りないと言われるのを改善したいです。
R.F.さん 引継ぎに時間がかかって始動が遅れたことが大きかったと思います。準備期間の短さに加えて、実行委員幹部が担いすぎていたことも反省点です。複雑な説明を理解してもらうより、自分たちでやる方が確実と考えてしまいました。来年は各クラスの実行委員も巻き込んで、うまく役割分担したいです。そのためにはしっかりコミュニケーションをとることから始めないといけないですね。
初参加の中学1年生が新鮮な感動を覚えた体育祭
初めて参加した体育祭はいかがでしたか。
S.T.さん 会場の代々木体育館を見て「ほんとにここでやるの?」とびっくりしました。聞いたこともないようなオリジナル競技もたくさんあって新鮮でした。部活の先輩と一緒の競技があったり、初対面の先輩と円陣を組んだりして、いろいろ交流できたのが楽しかったです。
R.S.さん 実行委員の先輩方は本当にすごいなと思いました。おそろいのTシャツで目立っていて「やってみたい」と言っている友達もたくさんいます。競技では「波乗りサーフィン」の練習が最初はうまくいかなかったのに、練習を重ねるうちにタイムがどんどんよくなって、本番でベストタイムを出せたのがうれしかったです。
これから楽しみにしている学校行事はありますか。
R.S.さん 今は安田祭の準備を進めています。磯の生物の研究発表を行う予定で、どうやって伝えようとか、飾り付けを考えるのがとても楽しいです。
S.T.さん 私の部活でも、出し物の看板をつくり始めています。体育祭と同じく安田祭も初めて参加するので、楽しみにしています。
自由と責任を両立させる難しさと尊さを体感できた
体育祭を終えて、得たことや変わったことはありますか。
K.I.さん 部活に所属していないので、交流するのは同学年ばかりだったのですが、実行委員で先生や先輩との交流が増えると助けられることや気づかされることがあって、年長の人との関わり方を意識するようになり、視野が広くなったと思います。こういう人もいる、こんな考え方もあるなどの発見がありました。
Y.K.さん 実行委員を経験して計画性が身についたと思います。試験勉強などでも、これまでよりも緻密に計画を立てるようになりました。
R.F.さん 準備期間から本番まで、さまざまなアクシデントに対応しました。そのおかげで、臨機応変に対処する力は確実に鍛えられたと思います。
H.W.さん 一番大きいのは、優先順位をつけられるようになったことです。今では、どの順番でやると効率よくできるかと考える習慣がつきました。たとえば、試験勉強も得意教科と苦手教科のどちらを優先するといいかと考えながらやっています。
実行委員の経験を通して、安田学園での生活でいいなと感じる点を教えてください。
R.F.さん 自分でやりたいことを選べる自由があることだと思います。実行委員になって安田祭や体育祭を運営することもできますし、放課後には自習室や、皆でワイワイしながら勉強できるラウンジも使えます。どんな学校生活にしたいかを選べるのがいいと思っています。
H.W.さん 高校生になってからは、自主性に任せてもらっていると感じています。勉強に関することでは、先生がギリギリまで見守りつつ追いかけてくれるので、自分なりの考え方で取り組みながらも忘れたり、遅れたりしない安心感があります。
Y.K.さん 文武両道なところがいいと思います。体育祭実行委員で忙しくしていても、勉強が遅れることはありませんでした。実行委員だけでなく、部活動も試験1週間前には休止して勉強に専念できるようになっています。授業の進度に合わせた朝テストやそれに伴う補習、夏期講習もありますし、卒業生のチューターにわからないことを質問したり、勉強方法のアドバイスをもらえたりします。いろいろな選択肢から自分にあった方法を選べるので、楽しく勉強できています。
K.I.さん 小学校時代と比べると、先生とのコミュニケーションや質問する機会が多くなっています。職員室の隣にある相談コーナーに先生を呼べるようになっているので質問しやすくて、勉強でわからないことがあっても、そのままにならないのがとてもよいと思っています。
編集後記
2,100名が参加するイベントを運営するのは、大人でも難しい仕事です。実行委員の皆さんが主体となってやり遂げ、大きく成長したことが伝わりました。安田学園の学校イベントでは、生徒たちが楽しみながら学ぶ姿をご覧になれます。入学をご検討中の方はぜひ見学にお越しください。
イベント情報
イベント名 | 日時 |
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中学校説明会 |
2024年9月14日(土) 9:00~/10:00~/14:30~
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中学校説明会 |
2024年9月28日(土) 9:00~/10:00~/14:30~
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中学校説明会 |
2024年10月12日(土) 9:00~/10:00~/14:30~
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中学校説明会 |
2024年11月2日(土) 9:00~/10:00~
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