変わる日は突然やってくるかもしれない、中学受験の勉強は時代にそぐわない?
ここからは蛇足で・・・こんなにサピックスの話をするSさんは中学受験一筋!と思われるかもしれませんが、実は根本的なところで中学受験には疑問を持っています。それは私が子どもだった昭和時代とほとんど状況が変わっていないように思えるから。確かに問題は難しくなり量も増えましたが、内容はほぼ同じです。この受験の仕組みも、ある日ガラガラポンで変わる日もくるのではないかと思っています。
これからは一人一台タブレットまたはノートPCが配られる時代です。検索で回答が出てくるような内容や、エクセルで回答がでてくる計算を子どもに一生懸命やらせるというのは、時代にそぐわない気がします。
変わる日は突然やってくるかもしれないし、徐々にかもしれませんが・・・物事を理解し、新しいことを組み立てていく力や、プレゼンテーションなど英語を含むコミュニケーション力あたりか必要になるのでは?と思ったりもします。しかし、教える側も追いついていない状況なのですぐに変わることは難しいかもしれません。
中学受験をしないという選択肢もあると思います。ただ我が家は通っている小学校で中学受験をする子が多いため、他にいい選択肢も思いつかず、周りに流され今に至ります。
思いきって自分が正しいと思うやり方で、独自の教育をさせている保護者の方は本当に勇気があると思います。また、おそらく上位クラスの保護者の方は、私のような受験教育への疑問など気にせず突き進める方だと思います。どうしてもいろいろ引っかかってしまってツメが甘くなってしまうのは、今の自分の教育方針に、いまひとつ自信がないからだと思います。
そんなことを考えているうちに冬期講習、1年が終わろうとしています。