この春、上の子が第一志望校に進学、小4男の子が通塾を始めたママのブログがスタート【Sakurako vol.1】(2ページ目)

「お弁当のある中学に行きたい」という思いが、塾に通い始めるきっかけに

以上のような理由から、娘は中学受験をすることに決めましたが、問題は、娘に中学受験というものをどう説明するか、でした。幸い、娘の通う学校は中学受験をする子が多く、3年生の冬にもなると子どもたちの間で「〇〇ちゃん、塾へ行くの?」と言う話題が上るようになり、娘の方から「塾って何するの?」と聞いてきました。そこで、中学受験について娘に簡単に説明しました。

例えば、

・中学には、公立と私立があること。
・公立中学は高校受験があり、私立中学に入ると高校受験はないこと。
・絶対ではないけれど、私立中学の方が良い大学に進学する子が多いこと。
・私立中学は、学校にはよるけれど、給食ではなくお弁当であること。

というような内容です。

娘は、学校の給食があまり好きではなかったので、「お弁当のある中学校の方がいい!だから塾に行く!」と通塾に前向きになっていました。今思うと、まだまだ単純でかわいかったなぁと思います(笑)。進学実績や、中学受験と高校受験のシステムの違いは、小学3年生に説明するのは難しいと思いますが、「お弁当」「制服」「広い図書館」「広いグラウンド」「学校が綺麗」のような内容で、子どもの興味を惹きそうな点を説明すると通塾に前向きになってくれるかもしれませんね。

最後になりますが、上の子は2021年に受験を終えて、第一志望校に進学し、順調に中学生活をスタートしています。実際にわが子を私立中学に通わせてみると、学習面では先生方の自作のテキストやプリントの内容が驚くほど濃いこと、主要教科以外の教科もとても充実していて、美術・音楽・運動と色々な面で人生を豊かにしてくれるような教育を施してくださっていることに本当に感謝しています。お友達も少しずつ増え、部活も決まり、学校にしっかりと居場所を見つけている娘を見て、中学受験をして良かった、と心から思っています。

教育の機会は平等に与えたいと言う気持ちから、下の子も新4年から通塾を始めています。下の子は男の子なので、上の子とはまた違った中学受験生活になりそうですが、無理しすぎずに、身の丈にあった中学受験ができればと思っています。

今回は、「受験を考えたきっかけ」がテーマでしたので、上の子の話が中心でしたが、第2回からはサピックスに通塾中の下の子についてメインで書こうと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします!

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。
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