6月のマンスリーテストで塾生活が始まったことを実感。サピックスに通う小4男子のテスト対策【Sakurako vol.3】(2ページ目)

集中力が続かない…。子どもの学習を進めるために用意したもの

集中力が続かない…。子どもの学習を進めるために用意したもの

いかんせん集中力の続かない息子。復習するためのプリントを渡したところですんなりと自力で取り組むことはできません。ただ、4年生のテストはまだ復習すればした分だけ点数が取れる問題も多いですし、多少でも点数が上がり、クラスが上がれば、自己肯定感が増して少しは勉強に対して前向きになれるはずだとも思うので、多少親が手を掛けても前へ動かしてやりたい。

そこで、登場したのが、
・大きなホワイトボード(範囲分のデイリーチェックを書き出したもの)
・勉強用タイマー(アナログ時計とタイマーが一体になっているもの)
・やり直し用デイリーチェック(授業で間違えたところにシール有)
です。

そして、息子に「塾ではデイリーチェックは何分でやるの?」と聞き、実際に塾で取り組んでいる時間を計って、テスト形式で解きました。解いたら、すぐに採点、見直しをして、ホワイトボードを消し込みました。

集中しない時間を与えないことで、国語・理科・社会は1科目1時間もかからずテスト範囲のデイリーチェックの復習が終わりました。国語は漢字に不安があったので、テキストの漢字のやり直しもしました。

算数については、デイリーチェックや授業前の基礎力定着テストを見る限り、同じ問題を間違えていたので、理解に問題があると判断して、私も一緒に横で解いてみることにしました。一緒に解くと、どこがどう間違えているのかその場で端的に教えられるので、「親の長ったらしい説明を聞く時間」が短くなって、息子の負担が少ないように感じます。
お恥ずかしながら、私は算数がそれほど得意ではないので分からない問題もありますが、その問題を息子が解けた場合には、逆に私に説明してもらいました。張り切って偉そうに説明してくれるのが、まだまだかわいいです。

サピックスのマンスリー対策としては、デイリーチェックのやり直し以外にも、社会は「社会の眼」を読ませたい、理科は「かくにん問題」、算数は「ステップA~C」の解き直しもやりたい、そして4年生ですが副教材の『コアプラス』も使えれば…などと思うことはいろいろとありますが、息子はまだ精神的に幼く、量をこなすことが難しいので、少しずつやれることを増やしていければいいかなと思っています。親は忍耐、ですね。

最後に、息子の4回目のテストの結果ですが、前回より少し合計点が上がりましたが、平均点も高かったので偏差値的にはほぼ同じでした。もう少し復習の質を上げていければと思います。

随分と暑くなってきましたので、みなさま、どうぞ熱中症には気を付けてお過ごしください。第4回のテーマは「学校説明会に参加して思ったこと」についてです。それではまた。

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。