こんにちは、K-mamaです。
もう11月、5年生もあと2か月です。まだ先だと思っていた受験学年がすぐ目の前に!そろそろ緊張感が出て…こない…!相変わらず中だるみ気味のわが子です。
緊急事態宣言も解除され、世の中も落ち着きを取り戻しつつありますね。このまま大きな波が来ませんようにと祈るばかりです。
さて今日はテキストのお話です。塾の教材の整理から活用方法までのお話をしたいと思います。
サピックスの勉強法
娘の通うサピックスは『復習型』と言われる勉強法の塾です。塾に行って初めてその日の単元のテキストをもらい、授業を受け、それを持ち帰ってからの家庭学習(宿題)が柱になっています。
サピックスのテキストの良いところ
1. 繰り返し学習に適している
多くの塾がスパイラル学習のカリキュラムを取っていますが、サピックスはそれに加えてテキストの構成と小テストによって自然に繰り返し学習ができるようになっています。
たとえば4年の算数のテキストは表裏同じ問題が記載されていて最低でも2回は繰り返せます。基本的に表は塾でやり、宿題として裏面を使って家庭学習します。
授業前に行われる小テストは前の週の単元のまとめですし、さらにコピーしてやり直せるように解答の裏は問題用紙になっています。また、理科のテキストも巻末の「デイリーステップ」では復習問題が忘れた頃に出題されます。
この様に、塾のテストや宿題をやるだけで定期的に過去の単元を復習でき、自然と復習を重ねることで学んだ内容が定着しやすくなっている点は、とても優れていると感じます。
2. 書き込み学習ができる
テキストがプリント形式なので、特に4年生時、塾ではほとんどノートを使用しません。
授業中はノートを書くより授業を聞くことに集中するため、最初からノートが必要だった国語以外で授業用ノートを作るように言われるようになったのはだいぶ後になってからでした。
国語も、問題演習では解答編という冊子に書き込み授業中に添削してもらえます。
自分の頃を思い出すと、重いテキストを持ち歩いたり、問題を解く際開いておくのに折り目をつけたりは意外と大変でした。特にノートの使い方に慣れるまでは、プリント形式のテキストは子どもにとっては軽くて扱いやすく、直接書き込みながら勉強できるので、学習を始める際のハードルを下げる効果がある気がします。
もちろん欠点も…
家庭で膨大なテキスト管理をしなければいけない負担はあります。
単元ごとにテキストと解答が存在し、算数と国語はAとBに分かれているので、都合単元数×6教科分のテキストと解答を受け取ることになります。
ちなみに5年生の年間単元数は34。膨大な量のテキストが想像いただけるのではないでしょうか。
また、やっかいだったのは教科と学年によって構成や形式がそれぞれ違うこと。
一応保護者会で勉強法の説明がありますが、学年が上がると慣れるまでが一苦労で、今も6年生になったらどうなるのか不安でいっぱいです。
ほかにも一部でページ数が振っていないなど、見た目は改善の余地があるのではと思います。