文化祭名物「巨大壁画」制作レポート【エデュスタッフ訪問記】

日本大学明誠高等学校(以下、日大明誠)の文化祭では、毎年校舎に生徒手作りの巨大壁画が飾られます。今回は、各クラスで行われた巨大壁画の着色作業をレポートします。

学校に出現する巨大壁画

巨大壁画は、日大明誠の全生徒が参加する文化祭の目玉企画です。原画選定から着色など1年がかりで準備を進め、文化祭初日の朝に公開。文化祭の2日間、校舎を鮮やかに彩ります。

壁画1
1号校舎に飾られる巨大壁画

壁画2
大量の段ボール板を紐で組み合わせています

段ボール板
着色前の段ボール板

接合作業
着色した段ボール板の接合作業

巨大壁画の生みの親・辺見和也先生のインタビュー≫

 

初めての着色作業

校舎2階の1年生の教室では、黄・紫・黒・白のペンキで着色作業が行われていました。

段ボール板にはチップと呼ばれる縮小版の絵が貼ってあり、チップと同じ柄になるように色を塗ります。壁画は2,000~3,000枚もの段ボール板をつなげて完成するので、1枚の板の絵柄だけ見ても完成図は想像できません。壁画のデザインを知っているのはごく一部の関係者で、ほとんどの生徒は文化祭当日に全貌を知ることになります。

チップ
チップと同じ柄に塗れました

着色作業1
塗り終わったら床や廊下に置いてペンキを乾かします

初めての文化祭を迎える1年生。クラスメイトとおしゃべりをしながら和気あいあいと作業を進めます。

着色2

着色3

男子生徒も女子生徒も刷毛を使って丁寧に仕上げていきます。

作業を見学していると、下のフロアから何やら賑やかな声が聞こえてきました。