サピックス4年生、冬期講習に参加した感想と新5年生に向けた目標【Sakurako vol.17】

こんにちは。Sakurakoです。2022年度の中学入試がいよいよ始まりましたね。わが子の中学受験を経験した保護者として、なんとなく落ち着かない気持ちで過ごしています。2022年の中学受験に挑むお子さんも保護者の方々も体調を崩すことなく本番に臨むことができ、満開の桜が咲くことを心から祈っています。

そして、4年生、5年生の保護者のみなさま、いよいよ次のステージが近づいてきましたね。小4の息子は、先日、サピックスから次年度の保護者会のお知らせや学習の手引きなどが封入された封筒を持って帰ってきました。4年生のうちは、中学受験はまだまだ先の話だと気楽に過ごしていましたが、いよいよ難しい単元が目白押しの5年生が始まるのか…と思うと、しっかり頑張らせなくてはと言う焦りと、果たして頑張り切れるのだろうかと言う不安な気持ちになります。

サピックス4年生の冬期講習

サピックス4年生の冬期講習

さて、第17回のブログのテーマは「冬期講習に参加して」です。
息子の通うサピックスの校舎では、冬期講習は12月中に4日間(授業時間は通常授業と同じ)、1月に2日間の計6日間でした。最初の4日は連続した日程で、算数と国語の授業は毎日あり、理科と社会の授業は隔日と言うスケジュールでした。宿題は通常授業の各科目1回分と同じ量になります。息子は、午後の3時間が冬期講習でしたので、当日の夜に1科目、翌日の午前中に2科目という感じで復習に取り組むのが理想的かなと思い、本人ともそのように意識合わせをしていました。

ですが、実施に冬期講習に参加してみると、やはり「国語B(読解)」と「理科」の宿題の負荷が高いように感じました。息子は、相変わらず国語があまり得意ではない上に、本人も好きな科目ではないので、特に国語の宿題が「授業で扱った問題の解き直し」ではなく、「残りの問題すべて」と指定された日には、1人では到底やりきれない感じでした。隣に座って励ましたりヒントを出したりしながら、ようやく終わらせることができたと言うのが現状です。一方、理科は、かなり問題の分量が多いものの、本人が好きな教科なので、文句を言いながらも何とか取り組むことができていました。やはり息子の課題は国語だなと再認識しました。

冬期講習に臨む前は、「講習期間中にすべての宿題を終えて、講習が無い日は1月の組分けテストの対策をする!」と言う目標を掲げていたのですが、残念ながら12月4日間の講習では各教科少しずつ宿題を積み残してしまい、結局すべての教科の宿題を終えたのは1月3日、1月の講習が始まる直前でした(笑)。12月の4日分の講習の宿題を終え、教科ごとにテキストを積み上げて達成感を感じたのも束の間、すぐに1月の2日分の講習の宿題をやらねばならず、さらに息をつく間もなく通常授業が始まったため、組分けテスト前は結局宿題に追われてしまいました。サピックスのカリキュラムをこなしながら、プラスアルファの勉強をすることの難しさを痛感しています。

電流の単元を強化するために購入したもの

ところで、冬期講習の理科は3回連続「電流」でしたね!「電流」は小学生がつまずきやすい単元なので、講習で3回連続して扱うと言うサピックスのカリキュラムに納得するとともに、大人が忙しい年末年始に、子どもが一人では理解しづらい単元が入ってくるなんて…とちょっと恨めしくも思いました。

実は、電流は上の子がかなり苦戦した単元でした。6年生の秋を過ぎても腑に落ちた状態にはならず、5年生のテキストに遡ったり、一緒にYou Tubeで説明を聞いたりして苦労した思い出がよみがえります。そこで、息子には4年生のうちに基本は理解しておいてもらいたいと思い、娘のときには用意しなかった「電気回路実験セット」をネットで購入し、実際に豆電球や乾電池を直列つなぎや並列つなぎにする実験をしてみました。

やはり実際にやってみると理解が追いつく部分もあるようで、豆電球の明るさについては、「豆電球を直列・並列つなぎにした場合」も「電池を直列・並列つなぎにした場合」も理解できたようですし、スイッチも実際に自分で回路につなげてみると、どのスイッチを入れるとどうなると言うのが分かるようでした。ただ、目で見ることができない「電池の持ち」については未だに理解が曖昧なようですので、もう少し演習が必要かなと思っています。

新5年生に向けた目標は?

サピックス5年生もいよいよ間近に迫ってきました。通塾日が1日増え、宿題が1.5倍になると言われていますので、息子の場合、引き続きしっかりと手を抜かずに宿題に取り組むことが目標ですが、特に苦手な国語Bについては、今までは「授業で扱った問題のやり直し」しか取り組めてきていませんでしたが、1日1、2題の記述問題に取り組み、1週間でテキストを終えることができるようなやり方で国語力の底上げができたらと思っています。そのほかの科目も、もう少し私が時間を割いて、暗記チェックをしようかなと思っています。保護者も引き続き中学受験の伴走を頑張りましょうね。

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。
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