こんにちは。K-mamaです。
いよいよ6年生になる年になってしまいました。
あの小さかったわが子がもう6年生かと思うと、本当にあっと言う間だったなと時が経つ早さに驚くばかりです。
日々忘れがちですが、サピックスの保護者会でよく「イライラするときにはお子さんの産まれたての写真や小さい頃の写真を見てください」と言われます。「元気に育ってくれればそれで良い」と思っていたあの頃の気持ちを思い出して、子どもを見守ってくださいとのこと。日々受験が近づくストレスと戦うために、とびきりかわいい写真を用意しないといけないな…と思います。
さて今回は冬期講習や冬休みの過ごし方についてです。
サピックスの冬期講習
サピックス5年生の冬期講習は6日間です。
日程や時間は4年生のときと変わっていないため、コマ数としては減っています。
午前中3時間2コマの時間割で、算国4コマずつ、理社が2コマずつ。
4年生の頃から数えると6回目(春夏冬×2)の季節講習なのでそろそろこちらも慣れたものです。
サピックスの季節講習の特徴
サピックスの季節講習は、カリキュラムがどんどん進むのが特徴です。既習の単元でも完全な復習ではなく、さらにレベルアップした応用的な内容が含まれます。
4年の最初は他塾に比べてゆっくりだったカリキュラムも、こうした講習でぐんと進む気がします。
サピックスの料金システムは授業料にテキスト代やテスト代(公開模試を除く)がすべて含まれていますので分かりやすいですが、季節講習の費用は授業料とは別になっていますので、事情によっては受けないことも可能かもしれません。ただ、その間カリキュラムは進むのにテキストがもらえないのではあまり現実的ではないのではないでしょうか。
ですからその辺りをフレキシブルにやりたい方や長いお休みを取りたい方にはサピックスは向かないかもしれません。
講習中のテキストは算数と国語はA授業という復習の内容がなくなるため、若干薄くなりますが、理科と社会は通常授業と全く同じです。また、算数の授業前テスト(算数基礎力定着テスト)や算国のデイリーチェック(授業内小テスト)もないので、新単元の定着には少し物足りないというか不安が残ります。せめて季節講習中の内容も家庭学習用にデイリーチェックを作ってほしい…というのが正直な親の気持ちです。
講習中の宿題の管理~大変だった夏期講習の思い出~
連日授業がある講習中の宿題の管理は平常授業より大変です。
塾曰く「まとめてではなく毎日少しずつというのがポイント」ということなので、テキスト管理も大変になっていきます。
季節外れの話で申し訳ありませんが、夏期講習は本当に大変でした。
日程が、2日行っては1日休み、3日行っては2日休みといった五月雨式だったので、まとまったお休みがないため常に宿題に追われているような感じになってしまいます。一日では到底終わらない宿題を毎日もらってくるので、その日習ってきたことを復習しつつ、溜まっていく宿題をこつこつ消化しなければなりません。やりかけの単元が山となっていくのを毎日計画的に済ませるため、スケジュール立案はやはり親の仕事です。
また、日程も詰まっているため進度が速く、理社は毎回デイリーチェック(授業内小テスト)でそれなりに定着しても、算数は小テストが無いのが痛く、うちは夏期講習後のマンスリー確認テストは今年も点がとれませんでした。広範囲のカリキュラムの内容が定着するまでにはうちの娘には少し時間がかかるようです。
わが家の「最後の冬休み」の過ごし方
それに比べると冬期講習は年内4日、年明け2日と流石に最後の冬休み、お正月休みをしっかり取れるスケジュールになっています。
そして何と言っても算数のカリキュラムは新しい内容が少なく復習・応用がメイン、これまで歯を食いしばってくらいついてきた5年生の内容の総まとめ的な感じだったので、一息つけました。
もちろんいつもどおり宿題はありますし、冬休み直前にあった12月度のマンスリー確認テストの振り返りや、年明け早々にある組分けテストの準備もしたいのでなかなかゆっくりはさせてあげられないな…という気持ちと、6年生になる前の最後のお休みでもあるので、少しでも楽しくゆっくり過ごさせてあげたい気持ちの間でせめぎ合う親心…。
ただうちの子の場合夏の後遺症でまだまだテンション低迷中。コロナの流行状況など含めいろいろと悩みましたが、結局例年どおり私の実家の近くのスキー場で年越しすることにしました。
来年は年末年始もなくいよいよ受験へ向けて追い込み体制ということになっていくと思うので、最後の羽根伸ばしができて良かったかなと思っています。
それでも基礎トレなど基本的な最低限の勉強道具は持っていきました。
年末年始はあいにくの大雪で旅程に変更を余儀なくされるなどありましたが、新雪のスキー場でストレス発散ができたようです。
その分1月の組分けテストの対策は、いまいちできませんでしたが、ここからの長丁場を乗り切る精神的な糧となってくれていればと願っています。
K-mamaさんのプロフィール
小学校5年生になる女の子のママ。お子さまは3年生の10月からサピックスに通塾しています。夫婦ともに中学受験を経験しており、ご自身の経験から娘さんにも中学受験をさせることにしました。
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