気になる併願校の傾向や新入試の結果は?人気を集めた第二回入試
男子受験生の傾向は、本校と同程度もしくは上位校を併願しているケースが多く、中学受験向けの模試における偏差値帯が2021年度よりも上がってきました。
一方で女子受験生の傾向は、本校とやや下位校を併願しているケースが多く、模試における偏差値帯も2021年度より下がっているため、チャレンジ校としてのチャンスがあるといえます。
直近の2022年度からは2月2日午後に実施する第二回入試を導入しましたが、この入試は従来の2月1日午前入試と比べて、より高い偏差値帯の受験生が集まる結果となっています。
どんな受験生が多かった?得点状況や得意科目の活かし方
男女ともに受験生全体での偏差値帯が均衡しているためか、国語の平均点が男子と女子で変わらないという点がポイントです。ライバルと差をつけるためには、得意な教科をいくつか持っていることが強みになるでしょう。
先ほどもご紹介した2月2日午後の第二回入試の募集人数は「若干名」としていましたが、いざ出願手続きが始まると、予想以上に多くの受験生が志願することになりました。受験者数は219名、そこから32名の合格者があり、実質倍率6.84倍という数値を見ると高い人気を得たということになります。
この第二回入試は国語と算数を試験内容としており、高い得点を得た科目を2倍にする(国語100点・算数100点、いずれかの高得点科目×2倍・計300点満点)傾斜配点を導入しているため、4科目で受ける入試(第一回・第三回)とは異なり、国語と算数のいずれかを得意科目としている受験生にとって有利に働きました。
受験生の通学エリアや入学後の様子は?男女ともにすくすく育つ学校生活
本校の受験生は最寄駅(六会日大前駅)から近距離エリアの児童が多く、通学時間を重視するパターンが通例でしたが、2022年度の第二回入試においては遠方地からの児童が含まれていました。このことは、得意科目を持っている受験生への人気ぶりをうかがえる結果といえます。
単純に数から見ても男子受験生にとっての人気校である点はとてもありがたいことだと思っています。やはり、全国レベルの実績を多数挙げている部活動が評価の一因ではないでしょうか。もちろん、女子生徒の所属率が高い部活動がたくさんあるのも本校の特徴になっています。
自然に囲まれた広大なキャンパスの開放感は、一度訪れた受験生にとって大きな魅力に映ることでしょう。入学後の女子生徒は学校生活で活躍する姿が目立ち、部活動のみならず生徒会活動などでも中心的な役割を担う傾向になります。
男女を問わず、本校で過ごす6年間のキャンパスライフを楽しみにしながら受験勉強を頑張っていただきたいですね。
エデュスタッフから見た中学受験の盛り上がり
2014年に底を打ったと思われた私立中高一貫校の受験者数は、大学進学実績や学習量そのものに加えて、探究に関わる深い学び方を導入することで右肩上がりの上昇を続けています。今はさらに、オンライン授業への対応が学校選びの評価に直結する時代となりました。神奈川エリアの人気校である日大藤沢は、それらの条件をすべて兼ね備えた学校です。受験生の皆さんには入試倍率に物怖じすることなく、自ら選んだ道を勝ち取れるように努力を重ねてほしいと願っています。
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