土曜志望校別特訓(土特)って何?
土特について、私も6年生が始まるまでよく分からなかったので、今分かっていることを少しだけまとめておきたいと思います。
具体的には何をするのか?
土曜日の14時~19時の5時間、男女別の学校名がついたコースにそれぞれ分かれて、毎回4科目1科目75分の授業を4時限行います。
前回も書いたとおり、この学校名は特に意味があるわけではありません。後期に始まるSS(サンデーサピックス)特訓(日曜に行われる志望校に特化した授業)の前段階として、問題演習中心の授業を行うのがこの土特の意味合いのようです。
ちなみに土特のコースも平日のコース同様テストで昇降があります。授業点での昇降はまだ行われていませんが、すでに毎回授業点の合計で順位をつけているようです。
カリキュラムも平日授業とは別でたとえば今社会は平日授業で歴史、土特で地理をやっています。予定表などまとめたものもなく、基本的に予習はできません。つまり実力診断の意味合いもあって、特に理社はまだ身についていない知識や苦手分野が分かってくる効果もありそうです。
土特のテキストってどんなの?
土特で扱うテキストはウィークリーサピックスというB4サイズのものが各4教科分。それに加え、算数は各種プリントがあり、解答編を含めると一回で大量のプリントを持ち帰るため、どう整理したらいいのか最初は頭を抱えました。
コースによって使用する部分が異なるためか、保護者会(映像配信)でもあまり詳しい説明がありませんでした。
こういったところをもう少し分かりやすくしてもらえたら…と毎回年度替わりは次年度の学年の勉強方法がよくみえず不安になりがちです。
結局いつもどおりそれぞれ教科ごとにファイルボックスに分けて保存していますが、その中で算数はテキスト以外のプリント名ごとにクリアファイルにまとめています。
ただ1か月やってきて、一部(後述)を除き一度直しなどをした後は土特のプリントを改めて見直すことはないのでは…?と思っています。
通常テキストとの違いは、解答欄が別紙のテスト形式になっていることでしょうか。入試で実際に問題を解くのはノートにではないので、問題用紙や解答用紙の使い方をマスターしていくのに良いのかな?と思いました。
算数~分野別補充プリント~
土特の算数の授業で「分野別補充プリント」という平面図形分野を補充するプリントが配られ翌週テストがあります。平面図形は頻出分野なのでここでしっかり取り組んでほしいところです。
知識の総完成
算数以外の各教科のテキストの中には、「知識の総完成」という各単元の主要知識のまとめがあります。国語は語句問題、理社はそれが次週の授業内テスト「ウィークリーチェック」の出題範囲になっています。
理社の解答の方は赤字印刷になっていて赤シートで隠して勉強できるようになっているので、家で問題を解いた後は解答の方を子どもに渡してドライヤータイムなどに覚えるようにしています。
こちらはきっと何度も確認する内容だと思うので、テキストからばらして別にまとめています。
土特に準備するものなど
基本的にテキスト内に書き込むことが多いため、土特用のノートを新たに用意するのは国語だけで社会は知識をメモできるメモ帳、理科は平日使っている授業ノートを持参します。
また、プリントで必要な部分だけ破って使ったり折り曲げて書き込んだりするので、書き込みにくい場合などに備えて携帯用のホチキス外しを持たせています。
土特の家庭学習
あくまで家庭学習は平日授業の宿題を優先するように指示されています。
国語は宿題があり、見てもらえますが、ほかはありません。
自主的に次週のウィークリーチェックや小テスト対策として知識の総完成と算数の分野別補充プリントは取り組んでいますがそのほかの復習はなかなかままなりませんので、抜けていた知識などは授業中にメモするなり補完してきてもらいたいものです。
土特のおかげで土日の過ごし方が大きく変わり、加えて組分けテストやオープンテスト(公開模試)が日曜にあると土日がほぼつぶれてしまいます。
土日で帳尻合わせをしていた宿題は取捨選択を迫られてくると思われます。
まずは慣れることから
この辺りが今のところ分かっている6年生の授業の概要です。
まずは春休みまではこの授業スケジュールに慣れることを第一に、ペースがつかめるまではあまり無理せずやっていこうかなと思っています。
K-mamaさんのプロフィール
小学校5年生になる女の子のママ。お子さまは3年生の10月からサピックスに通塾しています。夫婦ともに中学受験を経験しており、ご自身の経験から娘さんにも中学受験をさせることにしました。
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