多くの生徒が部活動に励む日本大学明誠高等学校（以下、日大明誠）には、スキー部があります。シーズンを終えたばかりの2年生部員に、今シーズンの振り返りや日々の練習についてインタビューしてきました。
※撮影時のみマスクを外しています。
※撮影時のみマスクを外しています。
男子部員インタビュー
集まってくれたのは4月から3年生になる男子部員5名。スキー歴はさまざまですが、全員が高校から競技スキーを始めています。
部員が挑むのは「回転競技（SL）」「大回転競技（GS）」の2種目。スキー未経験で入部して3年次に全国大会に出場する部員もいるそうです。
きついけど楽しい！ オフシーズンの筋トレ
インターエデュ（以下、エデュ）：年間を通して、どのような活動をしていますか。
渡邉くん：11月から3月まで雪上練習や試合が行われて、春からのオフシーズンには体力づくりをします。
竹前くん：入学当時は全然筋力がなく、バーベルのバーを上げるだけで精一杯でしたが、今では50kgを持ち上げられるようになりました。
川村くん：一番きついのは走り込みです。
藤原くん：校舎の周りの道はアップダウンがあって、平坦な道を走るよりも筋力がつきます。
高橋くん：おかげで持久力がつきました。体力をつけておかないと、シーズンに入ってから満足に滑ることができないんです。
川村くん：体育館やグラウンドでバスケットボールやサッカーをすることもあります。
藤原くん：瞬発力を鍛えるために宙返りをしたり、バスケットボールで有酸素運動をしたり。スキーに役立ついろいろなトレーニングを取り入れています。
コンディションを整えて迎えるシーズン
渡邉くん：11月の初めから冬休みまでは週末を利用して泊まりがけで雪上練習をします。冬休みには戸隠で合宿をしました。
竹前くん：コーチの橋本拓先生は学外でスキーチームを運営していて、そのチームにはスキー部のOBや社会人が所属しています。同じ宿に泊まって一緒に練習すると、技術を学べるだけでなく、世代の違う人と話す機会にもなり、得るものが大きいです。
