学校生活を大切にすることが都立中受検の第一歩【ぺぺこ vol.7】(2ページ目)

受検に向けて強化したいこと

そこで、ここ半年くらいで強化したいことがいくつかあります。

丁寧に学習する

まず、学習において、丁寧に取り組むことです。

先日、受験した模試の漢字の書き取り問題で、非常に厳しく採点されました。
漢字自体は正解だったのに、止めハネ、はみ出しなどで3文字減点。
本人はかなりショックを受けましたね。

低学年の頃から、文字の雑さは気になっていたのですが、そこまで困ったことがなかったので、いくら言ってもなかなか直りませんでした。しかし、今回ばかりはかなりショックだったようです。

模試の採点員の方、ありがとうございます!

そこで、親子で話し合い、今のうちに、丁寧に書く練習をしようということにしました。
毎朝行っている漢字ドリルについてだけは、とにかく丁寧な文字で書くこと。
はじめは、ゆっくり時間がかかってもいいから、丁寧に書く!
そして、親が丸つけをして、厳しく見ることにしました。
丁寧に書くことを少しずつでも習慣化していきたいと思います。

ほかにも、身の回りの片付けを丁寧に。計画どおりに学習を進めていこう。
学習環境を整えていこうということを約束しました。

要約力を身につける

また、この半年で身につけたいのは、要約力。
本を読むことも嫌いではなく、小説をよく読んでいるのですが、斜め読みをしているようで、あまり内容を理解していないことが判明しました。
ここでも丁寧さが求められます。

今後の読解問題でもつまずくことが出てくることが予想されます。
そのため、まずは、身近なところから始めよう、と密かに思っております。
(本人には、特に話していませんが…)
毎朝、小学生新聞を読んでいるので、その内容をさりげなく聞いてみています。
まずは話し言葉でも、まとめる力をつけること。

その次に、塾で記述の訓練をする時期になったら、話し言葉でまとめていた内容を書き出してもらおうと思います。
その位が、朝飯前にできるようになってくれると、受検勉強の成果につながるとも思います。

学校生活を大切にできるのが都立中受検の魅力

最後に、少し話題がずれますが、先週から学校での委員会決めが始まりました。
息子のクラスでは、立候補したものについて、その思いを発表する場を作っています。
定員未満でも、全員が、クラスメイトの前で演説して選挙で選出されます。

息子は代表委員になりたいということで、その原稿作りを頑張りました。

親にアドバイスをもらいながら、何度も自分で推敲を進めていました。
何度も、原稿を音読しながら書き直すと、どんどんブラッシュアップされて、いい文章になりました。本人も最初の原稿から数倍良くなった発表原稿に自信を持って、本番を迎えることができたようです。

そして見事に当選。

今は、委員長の座を取るための原稿作りに取り掛かっています。
委員に立候補するときと委員長に立候補する場合では、宣言内容を変えた方がいいということを説明しました。草案は出来上がったようです。選挙の日までまだあるので、何度も読み返して推敲しては、音読、暗唱していくそうです。

結果はどうなるか分かりませんが、じっくりと時間をかけて、このようなことに取り組めたことはたいへん意義深いことだと思います。

4年前、姉の中学受験のときは、学校生活をおざなりにしていた部分もありました。
学校の学習も簡単に感じていたので、授業態度もそこまで良くなかったと思いますし、宿題や課題についても、親の管理も甘く、誤魔化しながらすり抜けていた部分も多かったと思います。

今回、息子は、娘が身につけたような、私立中受験での高度な学習内容の習得はできていませんが、学校生活をめいっぱい充実させつつ、自分の苦手分野に目を向けて、克服するように頑張っています。
これもまた貴重な時間の使い方だな、と思っています。

いよいよ春からの通常授業が始まります。
気を引き締めて、時間を大切に取り組んでいきたいと思います。

ぺぺこさん

ぺぺこさんのプロフィール

高1女子、小6男子・小2男子、3人のお子さまを持つ教育熱心なママ。一番上のお子さまは中学受験を経て中高一貫校に進学、6年生になる男の子(2023年中学受検予定)は5年生の1年間、enaに通塾。現在は少人数制の塾にて、公立中高一貫校を目指しています。
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