長男、次女の中学受験を決めた理由は?啓明館・通塾ブログスタート【future vol.1】(2ページ目)

中学受験を始めるきっかけ:妹、次女の場合

2歳上の兄、長男が通塾し出すと、自然と「自分も3年生になったら通塾して私立中学に行くものだ!」と思っていたようです。長男の学校見学の際に同行していたこともあり、キラキラした学園生活に憧れを抱いていたようでした。ただ、長男と違ってとにかく勉強嫌いの次女…。小学校入学の際にカタカナはおろか、ひらがなも読み書きできない状態でした。幸い入学してからはとてもすてきな担任の先生だったこともあり、丁寧に学習をすすめ、学校の成績表はオール5!これには家族で驚きました。なぜなら、勉強ができるのは兄の長男なのです。なんでも飲み込みが早く計算スピードも速い。幼稚園児のときに九九を覚えた長男に対し、次女は2年生が終わろうとしている頃でも怪しいレベルでした。しかし成績表は雲泥の差。全部◎しかつかない子が世の中に存在するんだ…。と、わが子で知りました。このとき、内申の怖さを感じたのです。やはり長男は私立中学受験に向いているということ。そして次女は公立でうまくやっていけそうだということ。しかし、次女は自分の成績を見て、「中学受験したい!特待生になるよ!もしくは公立中高一貫校に行く!」と言い出しました。

夫婦で話し合ったこと

実は次女が通塾を始めようかと悩んでいた時期、私は妊娠中。世の中は新型コロナウイルスに脅かされ、学校閉鎖になり生活スタイルが一変した時期でした。学校の授業がどうなるのか不透明の中、私立の学校がいち早くリモート学習をはじめたというニュースを見て、公立と私立の違いを見せつけられた気がしました。また、学校では先に進まない学習が続く中、塾もタブレット学習やリモート授業が始まったのです。短期講習にまずは通わせて、本人が続けたいと言ったら通塾をはじめよう。結局次女が通い始めたのは4年生の4月です。おなかにいた赤ちゃんが生まれて一人座りができるようになった頃でした。4年生と6年生の通塾は同じ校舎でも、授業の曜日や時間が違うので、1年間私は週5~週7で塾の送迎をすることになりましたが、通塾前に私たち親に無理なくサポートできるかどうか。私たち親も覚悟を決めました。子どもより先に親が音を上げることのないように…(笑)。

中学受験をさせようかどうしようか悩めるって、本当に恵まれた一部の方だと思います。まずはお子さまが健康であること。わが家には中学生の長女もおりますが、高校は特別支援学校に進学することを検討しています。もちろん中学受験もしておりません。先天性疾患を持っており、学習障害もあるので中学受験を悩むことすらできませんでした。バスや電車にも一人で乗れません。なので、お子さまの健康があって始まる話なのですよね。さらには収入の安定。通うことのできる範囲に塾と進学したい学校があること。そしてお子さまの意志!たくさんの条件が重なってようやく中学受験について悩めるんです。だから楽しまないと損だわ!と、私は思っております。

今回は中学受験を考えたきっかけについて書かせていただきました。春を迎えぶかぶかな制服を嬉しそうに着る長男を見て思わずニンマリしながら綴らせていただきました。ありがとうございました。

futureさん

futureさんのプロフィール

啓明館に通塾する5年生女の子(2024年中学受験予定)のママ。中学1年生になる男の子も小3から啓明館に通塾。4月から中高一貫校に進学しています。

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