PTAに参加しているのはどんな人たち?(2ページ目)

PTAはこんな保護者の集まりです!

ところで、PTAの集まりと聞くと少し近寄りがたい印象を受けませんか?ダメダメ息子の保護者である私は、ほかの誰よりもそのように感じていたかもしれません。

今年度、一緒に活動している方は約10名、男女比はほぼ半々で構成されています。そこに集まっているメンバーを見ていて感じるのは、「学校や地域のために何かをしたい」と考えている方が多いということ。それには少し感動を覚えます。

4月は、保護者の中から係のメンバーを選出するという一大イベントがありました。「係に選出されました」というお便りを出すと、「介護と育児で忙しいので参加できません!」「持病があるため辞退します!」「仕事があるので免除してください!」など、辞退を希望するメールが集まり、数日間その対応に追われました。

そんなとき、パパメンバーの一人が「交通の係は子どもたちの安全のためにあるから、多少無理があっても参加してほしいですね」とポツリ。パパメンバーたちは事前準備で、休日も遅くまで働いていたようすでしたので、子どもたちの学校のためと思いながら、仕事の後に活動してくださっていたのだな、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最初は子どもが通う学校のために、と思って始めたことなのに、休日の朝から打合せに出席すると帰宅後は疲れて爆睡をしてしまったり、子どもが話しかけてきても「いま返信しないといけないから待って!」と言ってしまったり。子どものためになっているのかな?こんなに忙しくして本末転倒ではないかな?と思うことがあります。

ですが、子どもたちの学校のためを思って活動する保護者の姿を見ていると、「仕事とPTA、滅茶苦茶大変…」なんて弱音が恥ずかしくなります。私も「何のために始めたのか」という初心を忘れずに、一年間笑顔で頑張りたいと思います!