日本大学明誠高等学校の部活動紹介-女子サッカー部-【エデュスタッフ訪問記】

日本大学明誠高等学校(以下、日大明誠)のサッカー部は、第98回全国高校サッカー選手権大会に山梨代表として出場した強豪です。そして2022年4月、同校に女子サッカー部が誕生しました! 創部早々、部員が公式戦に出場すると聞きつけ、記念すべき初戦の応援に向かいました。

関東大会覇者に挑む!

第74回山梨県高等学校総合体育大会(以下、県総体)が5月に開催され、さまざまなスポーツの試合が行われました。現在、女子サッカー部は部員3名、マネージャー1名。人数が足りないため、県立富士北稜高等学校(以下、富士北稜)との合同チームで試合に臨みます。初戦の相手は日本航空高等学校(以下、日本航空)。昨年度の関東高等学校女子サッカー選手権大会で優勝したチームです。

グラウンド
明誠生は富士北稜のピンクのユニフォームを着用

ゲームの様子
試合会場はYSKe-comシルクパーク

日大明誠の部員は、2名がフィールドプレイヤー、1名がゴールキーパー(以下GK)として参戦。全国大会を経験した日本航空の激しい攻撃に、日大明誠・富士北稜はチーム一丸となって果敢に立ち向かいます。

点差が開いていっても、選手たちは「まだまだ頑張ろう!」「声出していこう!」「ナイスファイト!」と、チームを鼓舞して戦い続けました。

ゴール前での激しい攻防!
ゴール前での激しい攻防!

ゲーム終了
試合は日本航空の勝利となりました

プレー中にGK・小森さんのスパイクの紐がほどけてしまい、グローブをはめていて靴紐を結べないでいると、富士北稜の選手がすぐに駆け寄って靴紐を結んであげていました。県総体に向け、合同練習を重ねたという両校。試合後、小森さんは「富士北稜の皆さんと最後まで楽しくプレーできて良かったです」と語っていました。

  

「選手を称えたい」顧問・櫻井愛奈先生インタビュー

―――初戦の感想をお願いします。

櫻井先生:相手は関東大会優勝校なので、試合中に選手が戦意喪失してしまうのではないかと危惧しましたが、全員最後まで諦めず、相手のシュートを防ごうと必死にプレーしていました。初戦の内容としては大満足です。

―――普段の活動について教えてください。

櫻井先生:人工芝のグラウンドの一区画や、野球部の室内練習場などで練習しています。当面の目標は、サッカーを楽しみながら部員を増やして単独で試合に臨めるようにすること。そのためにも、今年は積極的に外部と交流して、日大明誠女子サッカー部の存在を知ってもらおうと思っています。

櫻井先生
大学時代、女子サッカー部に所属していた櫻井先生。ポジションはセンターバックだったそうです

練習風景
学校での練習風景。広大な敷地と充実の施設で練習環境は抜群です