強豪部活が腕前披露「ハーフタイムショー」
会場は京王線狭間駅近くの体育館「エスフォルタアリーナ八王子」。今回は久しぶりに保護者も来場可能となり、応援の声も一層に大きくなりました。
応援パフォーマンスが行われたのは、午前の部を終えた「ハーフタイムショー」と午後の部の最初を飾る「応援合戦」。トップバッターは吹奏楽部の皆さんです。
八王子学園は高校の吹奏楽部が強く、全国レベルの強豪。背中を見ながら練習を積み重ねた中学生メンバーも、やはり確かな腕前を披露します。行進しながらの演奏でしたが、確かな音を紡いでいく部員たち。広い会場にエネルギッシュな音を響かせ、生徒たちからは自然と手拍子が湧き起こりました。そして、ハーフタイムショー後半は……
ダンス部のチアダンスが始まりました。リズミカルな音楽に乗せて、入学してから間もないメンバーも息ピッタリの演技を披露します。2曲連続で踊りきった皆さんのスタミナには驚かされました。
応援合戦は熱いダンスとユーモラスな寸劇で湧かせる
ハーフタイムショーが終わると、各チームの応援合戦が始まります。八王子学園の中学校運動会のチーム分けは「赤団」「青団」「黄団」。オリジナリティーあふれるダンスにエールを込めます。
赤団はダンスの途中にタオルを振り回す場面も。熱気のこもった振り付けに、観客席のチームメイトも赤いタオルを振って応えます
青団はパフォーマンス中の寸劇で、「学園のマドンナに告白したい」というくだりがあり、どよめく会場に仮装した先生が現れる一幕も
黄団のパフォーマンス内容は、誰もが知っている「ドラえもん」をモチーフにしたコントとダンス
各チームの代表生徒。大勢の前で寸劇やダンスをすることに「緊張はなかった」とのこと。生徒の主体性、仲の良さが垣間見えました
ユニークな競技「技巧走」心重ねる生徒たち
ハーフタイムショーと応援合戦を経て、会場の空気はさらにヒートアップ! 「技巧走」は、猛ダッシュした先に、マジックハンドで吊り下げられたお菓子を取るなどといったミッションが待ち受けているリレー形式の競争。一つひとつをクリアするたびに大きな歓声が上がります。
スタート時は普通の競走と思いきや
「お菓子キャッチ」の難関が!
勝利のゆくえを見守る生徒たち
13種目の競技の結果、優勝は……! 黄団の皆さんでした。八王子学園の「一体感」が強く表れる中学校運動会。生徒たちが健やかに育っていく学校文化を目の当たりにする機会となりました。