とうとう7月になってしまいました!
2022年が半分終わり、あと6か月で2023年、1月校入試を考えると入試本番まで約半年です。
とはいえその頃は季節も冬、猛暑の真っ只中の今はまだ想像ができません。ただ、いわゆる「最後の夏」が始まっていると思うと気持ちが引き締まります。
今年は梅雨もたった3週間、観測史上最も短かったそうです。入試にも地球温暖化や電力需給問題と絡めて出題されそうですね。参議院選挙もありますのでニュースをなるべく見て親子でいろいろな話が出来たらいいなと思っています。
さて、今回は目前に迫っている夏休みについて書いてみたいと思います。
夏休みに行われる塾の予定
サピックスでは夏休み、6年生には夏期講習に加えて本格的な志望校対策講座である夏期志望校特別錬成講座(略して「カキシ」)があります。
時間としては夏期講習と同じく一日6時間ですが、中身が変わります。そしてクラス編成も成績順から志望校ごとになるため、コース編成のためこのタイミングで後期のSS特訓の申込書として志望校を提出することになっています。
うちの校舎は比較的小規模なので希望者の少ない学校は志望校ごとにコースを分けることができません。おそらくゴールデンウィークのGS特訓とほぼ同じようなコース編成になるだろうとのことでした。
また、8月中には後期日程の模試(合格力判定サピックスオープン)の申し込みも始まります。こちらはSS特訓に最初から組み込まれている4回の公開模試で、SS特訓を受講していない外部生も受験できます。この4回分の平均偏差値が持ち偏差、いわゆる偏差値表の偏差値になります。
会場にかかわらなければ特に申し込みは不要ですが、実際の中学校も会場として使用されるので、入試の雰囲気をつかむためにもぜひ学校会場に申し込みたいところです。サピックス生が優先ですが、早い者勝ちではなく抽選です。第3希望まで書けるそうなので学校別模試の日程も踏まえて落ち着いてよく考えて申し込みたいです。
塾の宿題以外の勉強について
とにかく夏期講習中の宿題がどんな感じになるのか分からないので、静観です。逆に塾の宿題をやっているだけで問題なさそうに思えるぐらい、サピックスの季節講習としては初めて、復習に次ぐ復習の内容のようです。毎日小テストの時間がとられているのでその対策をしていくことで一通り復習ができるようになっていると思います。
また、小テストを含めた授業点で2日に一度コース変動があるそうです。夏期講習の内容がどれだけ重要視されているのかわかると思います。
特に不得意な分野があればそれを強化するように言われていますが、果たしてそんな時間が取れるのか、サピ特有の始まってみなければわからない感じだなあと思っています。
志望校をそろそろ絞らねば…?
こんな風に志望校を目標にした講座やテストの申し込みが始まるので、まだ志望校が固まっていない我が家はすこし焦っています。夏休み中の学校訪問や情報収集を続けて親子で話し合う時間をしっかりとっていきたいと思います。
受験生のお盆休み~旅行には行ってもいいの?~
とはいえお盆は塾もお休みです。もちろん夏期講習中に積み残した宿題や課題をやらなければなりませんが、暑い中塾と狭い家だけに籠もって居ては息がつまるかなと思い、宿の予約だけは早めにしておき、塾の面談で相談してみました。
旅先は近場で、できれば涼しくてその気になったら勉強もできる、勉強机がある宿を探して予約しました。ホテルの部屋はだいたい間接照明で暗いので、デスクライトを用意してもらえるところにしました。
ただ、一度タガが外れてしまうと後がつらいかな…?塾からは勉強に集中するよう言われるかな…?と思いましたが、塾からの回答は「特に問題ないのでむしろ勉強はさておきしっかり骨休めしてください」とのことでした。
我が家は夏休みと言えばやはり旅行に行くものでしたので、できるだけ普段通りが良いのかもしれません。
入試前最後の休暇として、できるだけのんびりできると良いなと思っています。
夏休みにやること~過去問準備~
先ほど書いたように夏休みには後期の準備がいろいろはじまります。模試の申し込み以外には、過去問の準備があります。
塾からは志望校の過去問の開始時期は夏期講習とカキシが終了した8月最終日曜日からと言われました。
別途詳しい説明があるそうですが、とにかく志望校の過去問を夏休み中に購入、準備し、ある程度スケジュールを組まなければいけません。
ここは親の仕事になってくるようです。正直気が重いですが、過去問を解く本人の方が大変なのでやらなきゃしょうがないですね。
また、夏休み前に多くの中学の過去問が入っている『有名中学入試問題集』というのを塾から購入することになっていて、その中から夏休み中に宿題が出るそうです。(主に理社)
過去問の話が始まるといよいよ受験生という気がしてきました。
意外と過去問を解く時間はない
SS特訓が始まると日曜日は9時から18時45分まで、丸一日を塾で過ごすことになるので、主に土曜日の午前中が過去問対策の時間になると思われます。が、9月から12月で4か月、それぞれ4週とすると年内は土曜日が16回しかありません。
第一志望校と第二志望校の過去問をそれぞれ10年分やるとすると20回、併願校を含めるとさらに数回、土曜日だけではとても足りません。
要は科目ごとにばらして平日の塾の無い日にこつこつこなしていくことが必要だそうです。
習い事は息抜きのために継続
これを受けて我が家ではこれまで回数や時間を減らしながら続けていたピアノのレッスン日を9月から1か月に1回にしてもらえるようにしました。
まるきり辞めてしまうことも考えましたが、本人のたっての希望で月1回30分のレッスンを残しました。12月から2か月間はお休みです。
こんなわがままに対応してくださったピアノの先生には感謝しかありません。
ピアノはとりたてて才能があるわけではないですが、先生とのレッスンが良い息抜きになっているようで、モチベーション維持のためには本人の希望が何より大切だと思い、できる限り、続けていくことにしました。
自我の目覚めと終わらない志望校選定
以前は煮え切らず自分の希望をはっきり言えない娘でしたが、最近やっと少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。
志望校についても同じで、うちの子はどうやら敷地が広めの学校が希望のようです。特に運動部に入りそうでもないインドア派なのに「女子校か共学かは特に気にしないが都会の高層ビルのような学校はなんとなく学校という感じがしない」と言われ、まさかの選定基準に絶句してしまいました。
バスには酔うとのことだったので交通アクセスのよい学校が希望なのかと思って探していましたが、そんな希望と通学時間、学力その他との兼ね合いで志望校を選択していかなければなりません。かなりの難問が残ってしまいましたが、とにかくまずは学校訪問の予約を頑張ります…。
K-mamaさんのプロフィール
小学校6年生になる女の子(2023年中学受験予定)のママ。お子さまは3年生の10月からサピックスに通塾しています。夫婦ともに中学受験を経験しており、ご自身の経験から娘さんにも中学受験をさせることにしました。
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