みなさまこんにちは。まだまだ残暑は厳しいですが、聞こえてくる虫の鳴き声や、空の雲の形が明らかに変わってきたことに気付いたとき、「あ~夏が終わる」と感じます。
手元の宿題の進歩状況からは目を背け、新学期の身体測定で何センチ身長が伸びているか…ということばかり気にする中学一年男子の長男と、学校の宿題はさっさと終わらせているので、いくつも自由課題に取り組む小学5年女子の次女の中学受験について、今回も書かせていただこうと思います。
小学5年生の夏休み –学校見学
この夏、啓明館主催フェリス女学院の説明会と、学校主催の鎌倉女学院、横浜雙葉、湘南白百合学園、山手学院のオープンキャンパスに行ってまいりました。記事執筆中の現在はまだ行けていませんが、8月末にフェリス女学院の体験授業付き見学会にお邪魔する予定で、とても楽しみにしております。
どの見学会も予約を取るのが本当に大変で、スマホで時報を鳴らしながら受付開始ピッタリにポチっとボタンを押しました。できれば5年生のうちに志望校を絞りたいと思っており、パンフレットを取り寄せ、学校公式FacebookやYouTubeを次女一緒に視聴しています。
と、いうのも、実は私も次女も志望校がまだ決まっていません。漠然と女子校に惹かれているようですが、先日うかがった伝統ある女子校は「何だかしっくりこない。通学路が好きになれない」と、いまいちな反応でした。こちらの伝統校、パンフレットを見て制服がかわいい!持ち偏差値-5の安全圏。電車の乗り換えも1回。と、好印象校だったのですが、いざ足を運んでみると最寄り駅から学校までの道幅が狭かったり、交通量の多い道路を渡る必要があったり。制服が中学高校共通で6年間同じ制服ということも、親的には経済的だわ!と、ポジティブ要素も次女には「飽きそうで嫌だあ~」とネガティブ要素になることが知れたり、学校見学に行きその学校について会話したりすることで次女の中学に対して求めていることや好きなこと、中学校でやりたいこと、なんかも感じることができました。在校生に質問ができるコーナーで、「一番好きな学校行事は何ですか?」と質問した際に、「球技大会です。とても盛り上がって白熱します!」とお返事をいただいたときの次女の顔を見たときに「こちらの学校を受験することはないな。文字だけの情報では有力受験校だったけどご縁がなかったわ」と思いました。娘は運動が苦手ですからね(笑)
ある日別の女子校にお邪魔した際に同じ質問をすると「合唱コンクールと文化祭です」とお返事がいただけた学校がありました。幼稚園の頃からピアノを現在も続けている次女にとって、音楽関連の行事に力を入れている学校は魅力的のようです。制服は中学、高校と共通だけどポロシャツやセーターなどの小物にバリエーションがあり、アレンジができるので次女的には好印象!しかし…学校偏差値が持ち偏差値-10以上。こちらを第一志望校にしていいのか。とても葛藤しております。すてきな学校で、申し分ないのですが、どんなに偏差値は関係なく我が子にあった学校を~と思っていても、モヤモヤ~としてしまいます。
結局、一所懸命予約を取って見学会に参加しても、受験校および志望校を絞ることはできませんでした。ただ、「百聞は一見に如かずとはこのことか!」と思うことが多く、学校見学に行かないとわからないことも多くありました。一番の収穫は、娘が思うすてきな学校の基準は親と違う点です。親子の考えをすり合わせるとか、そういうことではなく、「次女を知る機会」になったと思います。
引き続き、学校見学を重ねながら志望校、受験校については悩み続けていきたいと思います。