未来を見据えた大学との教育連携
大学隣接のメリットを最大限に活用する、今までありそうでなかった新体制の構築が大きな期待を集めています。
中高大連携の架け橋としての役割もあるそうですね。
石飛先生:コロナ禍で対面型授業が困難な時期を通して、年に10回は多摩大学の教授陣と研究会を繰り返してきました。中高生にとって魅力あるゼミの内容を伝える必要性だけでなく、大学入学後に基礎的な数学・物理を学び直す学生がいるといった問題点も聞かせていただき、本校としても目指すべき学び方や中高大連携の重要性を考えさせられました。教授陣の悩みは我々にとっても同じ悩みとなるため、高校生と大学生の交流などを通して、今後の連携に厚みを増す必要があります。
今後の展望をお聞かせください。
石飛先生:聖塾に繰り返し参加いただいている保護者の皆さんの期待に応えるために、社会情勢に合わせたテーマを取り上げることはもちろんですし、多摩大学との連携を取りながら、生徒にとって意味がある中高6年間となるように教員も一緒に学び続けていきます。大学進学の意義や職業とのマッチング、読書から未知の世界を知る喜びも知ってもらいたいと考えています。私自身が武蔵大学の地理学講師を務めており、教育現場に立ち続ける重要性を痛感しています。本校も、家庭から求められるもの以上に、私たち教員が道を示すことができるように進化を続けていく所存です。
レポート取材を終えて
保護者が学ぶ聖塾についてお話しいただくインタビュー取材の中で、私が強く感じたのは、石飛先生ご自身の人間的な魅力や教育にかける情熱です。その一端は、学校公式サイトの「校長ブログ」や学校説明会でも垣間見ることができます。教育界の新たな流れを築きつつある多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の魅力をもっと知ってもらいたいと思います。
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多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校