こんにちは!
パピコです。
突然ですが、皆さん紙の辞典を引きますか?
最近では分からない言葉があると電子辞書で調べたり、スマホで調べたりすることが多く、紙の辞典を開くことは無いという方がほとんどだと思います。
しかし、紙の辞典も面白いものがあるということを最近改めて感じたので、今回は私が持っている辞典を紹介します。
大学時代の授業がきっかけで語源を調べることが好きになり、面白そうな辞典を購入していました。
11月8日放送のマツコの知らない世界で「辞典作りの世界」を放送していて、久しぶりに辞典って面白いなと思ったので自宅の本棚を漁ってみました。
引っ越しの際に大半を売ってしまったのですが、売らなかった我が家に健在の辞典たちです。
『全訳 漢辞海』三省堂
おすすめポイント
・掲載されているほとんどの漢字の成り立ちが載っている
・付録に漢文読解の基礎などが掲載されている
漢文読解に悩んでいる高校生におすすめの辞典です!
常用漢字以外もたくさん掲載されているため、日常的に使うことはほぼありません。
しかし、漢字の成り立ちがここまで掲載されている辞典はなかなかないと思い手元に残しています。
『当て字・当て読み 漢字表現辞典』三省堂
おすすめポイント
・マンガやメディアで使用されている当て字が掲載されていて面白い!
「本気(ほんき)」とかいて「マジ」と読むといった当て字がたくさん掲載されています。
たとえば、様々なアニメで使われているものだと「超(ちょう)」と書いて「スーパー」と読む表現や、アイドルグループで使用されている表記で、「∞(むげんだい)」と書いて「エイト」と読む表現などが記載されています。
背表紙を見て「面白そう」と勢いで購入しましたが辞典としての役割は果たしていません。
たまに開いて楽しんでいます。
『日本語口語表現辞典』研究社
おすすめポイント
・会話例文が面白い!
「口語表現辞典」なので例文は会話形式で記載されています。
よくある辞典の例文はなんとなく堅苦しいものが多いですが、この辞典の会話例はユーモアがある会話例になっています。
おそらく、日本人向けではなく日本語を勉強中の方に向けた辞典だと思います。
(実際、韓国の学生に見せたら興味津々でした)
しかし、日本人が読んでも面白いものです。
これも辞典としての役割は果たしていない状態で、たまに開いて楽しんでいるだけです。
『中国故事成語辞典』三省堂
おすすめポイント
・故事成語の意味や原文、訳文などが掲載されている。
古典の授業で漢文の読解をすることがあると思います。
その際に故事成語を扱うのですが、その故事成語の意味だけでなく、原文、訳文が掲載されています。
大学生の頃は使っていましたが、今はこれも使っていません。
こちらもたまに開いて楽しんでいます。何気なく使っている「完璧」や「泥酔」といった言葉が故事成語であるというのが興味深いです。
特殊な辞典ばかり自宅にありますが、そればかり残して肝心の国語辞典を売ってしまうという失態。
いつか購入しようかと思いながら、電子辞典を持っているので必要に迫られることもなく購入していません。
(子どもが辞典を必要になったら買うかも…)
もし購入するなら『新明解国語辞典』を購入しようと思っています。
これは例文が面白いということで有名な辞典でおすすめです。
辞典は言葉を調べるものというイメージを持っている方が多いと思いますが、読み物として楽しむことができる書物だと思っています。
また、同じ辞典でも出版社によって書き方が違っているので、その違いを楽しむのもありです!