聖っ子プロジェクトから得られた学び・気づき
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校のボランティア活動は、生徒自らが将来を考えて主体的な姿勢を養うために実施されてきました。チャレンジを続ける皆さんが得られた学びや気づきについてお話しいただきました。
齋藤さん:従来の企画者側から一歩退き、客観的に活動を見守る立場になりました。人を動かす際は、言葉一つで結果が変わっていくため、コミュニケーションの大切さを思い返しながら、期日を守る、人の話を聞くといった基本を意識するようにしています。
大山くん:僕がクラウドファンディングの案を推してきましたが、お金が果たす役割やキーパーソンとなる人脈の活かし方を考えさせられました。父がお金を稼ぐために会社を経営しているのは、とてもすごいことなんだと思い知りました。
佐々木くん:企画する側と制作する側の熱量が異なるため、その差を埋めることに気を使っていました。一方的な意見を聞くのではなく、両者の言い分を平等に聞き取ることで、自分の頭で考える力が身についたと感じています。CG作成スキルも向上しました!
細野くん:「社長」として人前に立つようになったので、みんなの手本となるように普段の生活自体を改めるようになりました。野球部のキャプテンも務めているので、指示の出し方、イメージの共有といったことにつながっています。
齋藤さん:これからの目標は、国内外問わずあらゆる価値観を持つ人たちとコミュニケーションを取り、世の中をより良くしていきたいと考えています。
大山くん:僕の場合はもちろん会社経営にチャレンジして、成功させたいですね。大学進学先も経営・経済を選ぶと決めています。イベント運営で培った知識がきっと活かされると思います。
佐々木くん:いつかは世間に広く認められるゲームを作ってみたいです。今まではデザイナーと協力してきたので、全部ひとりで作り上げようかな。大学では電子工学を学ぶつもりです。
細野くん:僕にとっては野球がすべてです。良い指導者になるためには行動力や精神力も求められます。勉強以外の者ごとにもチャレンジすることで、目に見えない力を伸ばしていくつもりです。
レポート取材を終えて
多摩大学の教授・大学生や、著名なゲーム会社であるセガといった校外の方々を巻き込みながら、全員が同じ目的の下でプロジェクトを進めている皆さんの様子からは、具体的な行動から社会を変える可能性を見出すことができました。授業の枠組みを乗り越えた多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校ならではの学びに今後も大注目です!
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多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校