とってもノリが良く、礼儀正しい生徒たち!
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美術部が仕上げた立派な看板に迎えられ、中に入りました。受付にいる高校生たちも元気に挨拶をしてくれて、待ちに待った学園祭だという喜びが感じられました。チャイナドレスを着たかわいらしい男子高校生が、案内してくれます。中庭に出てみると、のど自慢コンテストや女装した子のミスコンなどなど、しっかりとエンタメが繰り広げられていました。盛り上げるのも上手だし、恥ずかしがっている人がひとりもいないのです。
「ああ、なるほど。お客さんに女性はいても、女子の目を気にしないでのびのびっていうのは、こういうことなのね」と妙に納得。
学校内をうろうろしていると、担任の先生に会うことができました。チケットやiPadのことなどを謝罪すると、意外な言葉が返ってきました。
「クラスの映画作りでもリーダーシップを取って、監督として頑張ってくれましたよ。吹奏楽の練習もある中で、きょう○○(苗字)くんがどっちに行くのかを、私と顧問の先生で話し合いましたよ。ひっぱりだこで大変だったと思います。よく頑張ってます!」
涙がこぼれそうになるのをこらえながらお礼を申し上げて、クラスの映画発表を観に行きました。上演前の前説も担当していた長男。思った以上に映画の内容も面白く、編集も凝っていました。映像の最後にタイムラプスで撮影した制作風景が入っていて、みんなで協力して楽しんで作り上げた様子がよく分かります。
吹奏楽の演奏会で知った、先輩との関係
お次は吹奏楽部の演奏会を観るために体育館へ。中高合同の部活で、中学生はたったの2人。1年生は長男ひとりだけ。高校生の先輩たちを合わせても部員9人という小編成ですが、夏の高校吹奏楽コンクールにも出場し、楽しく部活に励んでいる様子でした。これまで、そのコンクールの1曲しか聞いたことがなかったので、とてもこの日を楽しみにしていました。
部員の保護者がお客様に、パンフレットやスリッパの配布をすることになっています。お手伝いしながら、先輩と長男の会話などを盗み聞きするチャンスです(笑)。家ではあまり聞かない、ハキハキとした返事でしっかり敬語で話していました。「なんだ、できるんじゃないか」なんて思ったりして(笑)。
長男は打楽器(主にドラム)を担当しています。まったくの初心者からスタートしたのに、5曲ほど演奏できるまでになっていて、ずいぶん感動しました。毎日コツコツと積み上げる大切さを教えてもらったように思います。
感動したことが、もうひとつあります。お客さんとして、クラスのお友達が6人ほど、長男の噂話をしながら入ってきて前のほうの席を陣取り、応援してくれたことです。「え! あいつスゲーな!」、「こっちではこれを練習してたのか」などと聞こえてきます。もっとたくさん長男のことを聞きたかったので、母とは名乗らずにニヤニヤしてそばで聞いていました。いいお友達、先生方、先輩たちに恵まれ、本当にこの学校に入って良かったね! と心から思った日でした。ひとつ残念だったことは、感染症対策のために人数制限があり、弟が観に行けなかったことです。来年は家族みんなで行けるといいなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回、わが家のダブル受験のお話をさせていただきますね。