はじめまして。ひつじです。
前職では個別指導塾の教室長を務めていました。男性スタッフとして初めてブログに参加します。ママさんとはまた別の視点からの記事をお届けできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は私が今ハマっている、とある趣味についてお話させていただきます。
突然ですが、問題です。
Q:世界で一番高い山は何でしょう?
…これは簡単ですね。正解は「エベレスト」です。「チョモランマ」とも言いますね。
それでは、
Q:世界で一番高い山はエベレスト—ですが、世界で二番目に高い山は何でしょう?
…これはご存じでしょうか。正解は「K2(ケイツー)」です。ちなみに世界で三番目に高い山は「カンチェンジュンガ」と言います。
続いての問題です。
Q:「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」という4つの単語が由来である、福岡県の代表的なイチゴのブランドは何でしょう?
…最後まで問題を聞けば「ああ、なるほど!」となるかもしれませんね、正解は「あまおう」です。「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字を取って「あまおう」と名付けられました。
いきなりなんなんだ!と思った方もいるかもしれません。これが今私がハマっている趣味「競技クイズ」です。
競技クイズと書くと仰々しいですが、いわゆる早押しボタンを用いた早押しクイズです。
私が子どもの頃は、毎日のようにテレビで放映されるクイズ番組を見ており、「クイズ!ヘキサゴン」や「クイズ$ミリオネア」など、毎週楽しみにしていた記憶があります。
今でも毎年秋~冬に開催・放送されている「高校生クイズ」や、TBSで放映されている「東大王」、「東大王」にも出演されている伊沢拓司氏や鶴崎修功氏らによるWebメディア・YouTubeチャンネル「QuizKnock」などが有名かと思います。
競技クイズは「超気持ちいい!」
私が競技クイズにハマったのは、コロナでのステイホームがきっかけでした。
家でできる趣味を探していたところ友人に誘われて、何となく遊んでみたのですが、ZoomやLINEを用いたオンラインで気軽にできるということもあり、次第にどっぷりハマっていくことになります。
競技クイズの魅力は、何と言っても正解したときの気持ちよさ!これに尽きます。
自分しか分からない問題に正解したときに友人から「すごいな」と言われると最高に気持ちいいです。皆が分かる問題の早押しを1番に押したときの気持ちよさも抜群です。
だからこそ、答えられなかったときの悔しさも大きいです。
自分の知識不足で答えられない、知っているはずなのに答えが思い出せない、知っていたのに先にボタンを押されてしまった…。
次に同じ気持ちにならないように、もっと強くなれるように、間違えた問題は繰り返し復習して覚え、皆が分かる問題は少しでも早く押せるように問題文を覚えることは自身の成長に繋がります。
以前間違えた問題を正解できたとき、自分自身が間違いなく1つ成長しているのです。
問題にも色々な種類があります。
先程の「あまおう」のように、最後まで聞けば「ああ、それか!」となる問題もあれば、「カンチェンジュンガ」のように、聞いたことも無い問題もあります。
あまおうの場合は、問題文の「あまい、まるい、おおきい、うまい」という文字列を聞いたら、「これはあまおうだ!」と確定させてボタンを押すことができます。(いわゆる確定ポイントというものです)
これは繰り返し問題を復習することで耳が馴染み、反射的に答えることができるようになります。
カンチェンジュンガの場合は、そもそも知識が無ければ答えることができないので、あらかじめ問題に出そうな範囲を予習することも必要です。
何歳になっても
「分からないことは分かるようになるまで繰り返し復習する」
「“分からない”を少しでも減らすために予習する」
ことは大事だなぁと思う日々です。
競技クイズには学びのヒントがいっぱい!
子どもの頃、クイズ番組で出題された問題を家族で一緒に考え、親より先に「分かった!」と答えた経験、皆さんもあるのではないでしょうか。
そう、競技クイズは実際に遊ぶだけではなく、見る楽しさもあります。
その最たる例が高校生クイズです。
高校生クイズには、毎年知識自慢の高校生が集結し、その中でのNo.1の高校を決めるという、野球でいう甲子園、アメフトでいうクリスマスボウル、ラグビーでいう花園のような大会です。
高校生たちの熱き戦いを目の当たりにしながら、自分の知識も増えていくという、視聴者側からすれば一石二鳥の素晴らしい大会です。
次回の開催が今から待ち遠しいですね。
また、Webメディア「QuizKnock」では、「楽しいから始まる学び」や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトに、Webメディアの展開やYouTubeでの動画投稿を行っています。
現在の世の中は思考力・表現力を問われ、自主的に学び、考え、行動できる人材が求められています。
そのような時代だからこそ、子どもたちには楽しい!面白い!から興味を持ち、学びを深めてほしいと思いますし、私もそうなりたいと思っています。
教育系YouTubeチャンネル「Stardy」を開設している東大出身のタレント河野玄斗氏は「勉強はコスパ最強の遊びだ」と述べています。
「QuizKnock」では競技クイズに関しての動画も多数投稿されていますし、「東大王」もTBSにて毎週水曜日に放映されています。
ぜひ皆さんも興味がありましたら、競技クイズの世界をのぞいてみてください。