長男が通う私立中でPTA役員になりました!【ママまる最終回】(2ページ目)

PTAを引き受けて何か有利になることはあるの?

仕事は忙しいし、次男の用事もあったりで、PTA活動が始まった今でも自信はありません。でも、高校の先生と交流したり、学校の方針や体制が変わるときなど、いち早く情報を得ることができるのはメリットだと思いました。先生が私のことを覚えてくれることイコール、長男のことも認識してくれるということですよね。「うちの子、最近どうですか?」と聞くと「いや、あんまり知らないんで」という先生はいません(笑)。

子どもたちからしても、母が頑張ってくれていると、好意的な反応の子が多いようです。作業をしているとPTA室へ母を訪ねてくる子が多くてびっくり! 思春期にすごいなあと感じますが、特に男子校に通う子は、お母さんと仲良しなことをからかわれることがあまりないためか、対外的にはヘンな態度をとることが少ないのかもしれません。お家ではちょっと反抗したり…はあるみたいですけれど。

推薦をもらうならPTAをやった方がいいという噂

さて、次男が通う私立小のPTA事情についてお話を移します。次男の小学校は共学ですが、中高が女子校です。なので、男の子はほとんどが中学受験することになります。カトリック系なので系列校への推薦枠がありますが、推薦がもらえるのは20名弱の中から4、5名。系列校へ行かせたいお母さんは、1年生の段階でPTAに立候補し、そこから6年間続けるというのが伝統みたいになっているようです。

これは最近知った情報で、系列幼稚園もあるのですが、幼稚園からの方がPTAにはたくさんいて、「推薦に有利」という噂が流れているのです。実際にはどうなのかは分かりませんが、確かに男の子のお母さんが多い様子です。メリットデメリットで天秤にかけるようなことではありませんが、学年をまたいで情報交換ができる点や、先生方のことがよく分かるということはPTA役員をやってみて良かったと思うポイントだと思いました。

「仕事が忙しいからムリ!」「私は人前で話すのが苦手だから」「PCが苦手だから役に立たないと思う」とPTAをやりたくないという声を周りからよく聞きますが、やってみて思うのは誰でもできるよということです。妊娠出産前に「お母さんになんてなれるのかな?」と思った感覚とよく似ているのかもしれません。案ずるより産むが易し! 飛び込んでみると面白い世界が見えるかもしれませんよ。

さて、ママまるの受験ブログは、今回で最終回となります。これまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。我が家の一例に過ぎませんが、お子さんの進学や子育てのヒントになれば幸いです。またどこかでお会いしましょう! 世のママたち、ともに頑張りましょうね!

ママまるさんのプロフィール

45歳ワーママ。中1の長男、小1の次男、夫の4人家族。どちらかというとお受験否定派だった我が家が、ひょんなことからダブル受験となった。長男は第一志望ではない学校へ。次男は第一志望の学校に通い始める。ふたりの学校のギャップに驚きつつも、学費を稼ぐために奮闘する日々を綴る。

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