さてやっと、2月本番についてです。うちの第一志望校は受験日が遅く、合格をいただくまで最短で6日間という長期戦でした。そのため、一番のテーマは「長丁場を戦い抜く」こと。
今回はまずそのために行ったことをまとめてお伝えし、最後に6日間の記録を受験校名含め会員限定で公開したいと思います。
もしものスケジュールの準備~併願校を準備する~
受験日程については、午後校受験を含めて具体的にどう動くか、合否によって枝分かれする4種類のスケジュールを作成して夫婦で共有していました。
なるべく体力を温存したいところでしたが、それよりも本命受験までにぜひとも合格が欲しいと考え、2月1日、2日ともに午後受験を予定しました。体力的には相当ハードな戦いになることを覚悟していました。
さらには、本命受験日の朝までにどこにも合格できていなかった場合のために、後の日程で受験できる学校も出願予定で準備していました。
受験期間中の合格発表、結果は子どもに伝える?
本命受験日のメンタルのために、「本命受験まで合格発表を見ない」と子どもには話していました。
もちろんそれは方便で、合否によって入学手続きやスケジュール変更が必要なため、子どもには内緒で親のみで確認し、「合格なら伝える、不合格なら見ていないふり」という予定でした。ただ不合格の場合は、本当に子どもに伝えないのかどうか、塾に相談することも考えていました。
幸い全て合格をいただけたので、合格を伝え2日午後校は受験せず、1月校と合わせて6校出願5校受験となりました。
親の体力も温存する
1月校受験のために前泊するホテルを予約した際、雪などで交通機関が大幅に乱れたときのために、2月受験の前泊用ホテルも予約しました。その際に「ビジネスホテルのデイユース」も調べ、2月1日のみ予約することができました。結局前泊はせずデイユースだけ利用しましたが、ハードスケジュールの1日目、体力的にとても助けられました。
受験校に子どもを送った後すぐから使えるデイユースプランはレアで、直前期には既に申し込めなかったので、予約の検討はお早めに。ただコロナ禍が一段落したことで、デイユースプランが減ってしまうかもしれません。
<ホテルデイユースの利点>
横になれる、人目を気にせず安心してマスクを外せる、昼食を食べる場所として利用できる、携帯の充電、Wi-Fiが使用できるなどですので、コロナ禍が収まっていたらここまで必要ではないかもしれません。
うちの場合は午後校も相当ハードな受験だったため、子どもも「マスクを外して横になれたのがすごく良かった」と言っていました。まだ外食も少し不安でしたし、とにかく親も子も健康に最後まで走り切らなければなりません。私も緊張のせいか寝不足で、本当に疲れていたので、待機中マッサージを利用するなど最大限利用して体力を温存でき、心に余裕ができたのは良かったです。
おかげで子どもがテストの出来で少し落ち込んだときも、冷静にポジティブな声がけができたのではないかと思います。
<シェアラウンジの活用>
また別の日には待機場所としてシェアラウンジも活用しました。
待機中出願作業が必要だった場合、受験票をプリントアウトしたりする可能性も考え、念のため予約していましたが、フリーWi-Fi、プリンターなども完備したシェアラウンジは無料の軽食も利用でき、非常に快適な待機場所でした。iPadとイヤホンを持参してドラマを観たりして時間をつぶしました。
夫婦の分担
最初は夫が受験校へ付き添うことになるのかなと思っていたのですが、我が家は本人の希望で私が同行することになりました。
仕事を休んでくれた夫は、午後校の近くの駐車場に車を停めて休憩場所として用意してくれたり、食事を準備していてくれたり、本当に大活躍でした。また、夫婦で合格発表を確認することも多く、楽天的な夫はまさに精神的支柱と言った感じでした。
一人っ子ということで手厚い布陣でしたが、お互いやるだけのことはやれたと思います。
これから受験を迎える方の参考になればと思い、2月1日以降の入試本番の思い出についても詳しくお話しします。会員の方のみの公開になりますが、参考にしていただければ幸いです。