フルタイム勤務をしながら中学受験に挑む!【ワーキングママvol.1】

テレワークで「息子の帰りを迎える日々」に

テレワークで「息子の帰りを迎える日々」に

はじめまして。
日能研に通う新5年生の息子の母親「ワーキングママ」です。
ブログ名そのまま、企業で週4日フルタイム勤務をしており、週1日は保育園でボランティアをしているワーキングマザーです。

今回、塾ママブログに参加させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。

はじめましての自己紹介を少しさせていただきます。
我が家は夫と息子と3人家族です。
息子は一人っ子で甘えん坊の5年生。いまだに戦隊モノのロボットを組み立てて喜んでいるようなちょっと幼い男の子です。
夫は企業勤め。以前は出張で不在が多かったのですが、現在は在宅勤務と出社半々の業務。息子に関わる時間もずいぶん増えました。

私も企業勤め。コロナ禍になるまでは週5日8:00-16:00時短勤務で片道1時間程度かけて通勤をしていました。
緊急事態宣言が出た際に在宅勤務になり、その後週4日勤務が認められたため、8:00-17:00勤務に変更し、週1日は保育園でボランティアをすることにしました。
ボランティアと定期出社を合わせると月に6日は家にいませんが、それ以外は在宅勤務で息子の帰りを家で迎えられる環境になっています。

中学受験のきっかけは休校中の「ある習慣」

我が家の中学受験のきっかけは息子の
「自転車部に入りたい」
の一言でした。

私が住んでいる地域は中学受験率が高く、息子がまだ保育園に通っていたときにすでに同じクラスの友達13人中9人は受験を考えているという状況だったため、中学受験自体は身近なものでした。
ただ、夫も私も公立校を出ているため私学に対する見識が全くなく、地元の公立中の評判もよかったので、特に受験は考えずそのまま公立中に行くつもりでした。

外遊びが好きな息子は、遊び中心の民間学童へ行き、毎日公園で走り回り、スイミング、ピアノ、体操教室、プログラミングなどの習い事をしながら充実した小学校生活を過ごしていました。
ところが1年生の終わりからコロナのため休校になり、学童には行けるものの公園で遊んでいると通報をされてしまう、習い事もお休み、お友達の家にも行き来できない。そんな状況が続き、段々と生活が変わっていきました。

休校中は運動不足にならないように、まだ人出が少ない朝早くに夫とサイクリングをしていました。そこから自転車に毎日乗るようになり、休校解除後も公園のサイクリングコースを一人で走り回り、自転車への興味がどんどん大きくなってきたようです。

また、緊急事態宣言は解除されたと言っても友達と触れ合うような遊びや大声を出して走り回ることができず、学童でも室内で漫画を読むことが多くなりました。その中ではまったのが「弱虫ペダル」。自転車競技部のメンバーが主役の漫画でした。

そして、前述した
「自転車部に入りたい」
の発言になったのです。

何も分かっていない息子に
「学区内の公立中には自転車部はないから、自転車部に入りたいなら、私立に行かないとダメだよ。そのためには塾に行って受験の勉強をしないといけないの」と言うと、
「分かった。じゃ、塾に行って勉強する」とあっさり(笑)。
まだまだ塾に行くことがどれだけ生活を変えなければならないかなど分かっていないためこんな返事が返ってきました。

塾に行くというのは、私たち夫婦にとって晴天の霹靂でしたし、しかも息子が言い出したのは3年生の11月。
たしか、塾は新4年生の2月から始まるはず。あと3か月でどうする?
と大慌てで塾を探すことになりました。

塾選びはバタバタ!でも、受験への決意固まる

今まで気に留めていませんでしたが我が家から通える範囲には多くの塾がありました。
栄光ゼミナール、湘南ゼミナール、明光義塾、森塾、臨海セミナー、鉄能会、SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、
個別対応も入れればまだまだあります。
しかし、息子は「学童と習い事は辞めたくない」とそこだけは譲りませんでした。この時点で塾に行く大変さは分かっていないことがはっきりしましたが、まずは息子の要望にできるだけ応えられるところを探そう。そうなると学童から一人で直接行ける場所に限られる。そこで学童から近いところは臨海セミナー、湘南ゼミナール、日能研のうちのどこかだ。どうしよう? と気持ちばかり焦っていました。

そしてすぐにでも塾の説明を聞きに行こうかと思っていたところに、「日能研の学ぶ力テスト」のチラシがポスティングされており、とりあえず日能研は有名だし、学童から5分で着くし。そんな理由でテストを受け、入塾できる点数を取れたので、そのまま試しに冬期講習も受け、2月に日能研に入塾という本当にバタバタの運びになりました。

4年生の間は学校→民間学童→日能研というスケジュールをこなしました。
日能研に1年通ってきた今、この塾を選んだこと自体は後悔していません。老舗塾なので受験のメソッドもしっかりしており勉強のスケジュール作成も見事だと思います。
でも、「もう少しほかの塾や個別指導も説明を聞いていろいろと検討してみたら、息子にとってもっと良い道があったのかもしれない」と思うこともあります。

特に保育園時代からの友達は全員日能研以外の塾に行っているので、塾の状況や内容を聞くたびにもう少し調べれば良かったとモヤモヤとしてしまいます。
まだこれから塾選びをする方はまずは親がモヤモヤとしないようにいろいろと検討をしてみて、複数の塾の説明会なども行くことをおすすめします。

受験をすることにした経緯を保育園のママ友たちに報告したときには「息子ちゃんらしいねー」と大ウケでした。
「でも自分で決めた目標がありそのために頑張るというのは強い力だよ。頑張れると思うよ。一緒に頑張ろう」とも言ってもらえ、私も息子の背中を押しながら、伴走をしていく覚悟を決めました。

ちなみに、我が家から通えそうな範囲で中学校から自転車部のある学校は、2校しかありませんでした(苦笑)。

ワーキングママさんのプロフィール

週4のフルタイム勤務と週1のボランティアをしている小学5年生の男の子ママ。お子さまは小4から日能研に通塾し、自転車部のある学校を目指している。