やる気があってもなくても…受験ストレスはやってくる【future vol.21】(2ページ目)

モチベーションが上がらないこともストレスに⁉

そして、次女はと言いますと…。過去問は合格者平均点に届いている。第一志望校も持ち偏差値より25下。
『なんで私は今塾に行っていて、なんで私は過去問を解いていて、なんで私はやりたいことを我慢しているんだろうか。』
11月の2週目を過ぎた辺りに体調を崩したのをきっかけに、一気にヤル気をなくしてしまいました。ずっと上位を走り続けた次女。ここにきて突然走るのをやめようか…と言い出す。ちょっと休息を取らせようと1日学校をズル休みしたら、一日中ダラダラしてスマホでゲームしてさらにヤル気をなくして逆効果…。
『なんかどうでも良くなってきたな』そういう次女になんて声をかけようか…と考えている時に、「私自身も絶対受かる」と慢心しているから、態度や発言で次女にも伝染してしまったのかもしれない。と、反省。どうしようか…。何もしなくても第一志望校は大丈夫だと思う。ただ、併願予定のフェリスや市立南はたとえ偏差値が届いていても過去問対策しなければ受からない。
受からなくても、入学はしないからいいのか?

違う。「自分の意思で第一志望校に来た!」と「ここしか選択肢がなかった。」は違う。
この先、フェリスに入学しなくてもフェリスの合格は心の支えになるような気がする。本人にはまだそのあたりは分からないかもしれないけど、ここまで来たら合格させてあげたい。なぜなら入学予定ではない学校でも合格発表で「合格」と見た時は本当に泣くほど嬉しいことを2年前に経験しているから。逆に入学予定でないけれど「不合格」の文字を見た時は心臓が痛いくらいに苦しいから。ふと、長男と二人きりの時に「次女の現状をどう思う?」と聞いてみた。

長男『めっちゃ羨ましいわ~。頭が良いっていいよなぁ~。』と相変わらずヘラヘラ。
私「そうだよね。2年前の長男の足は臭かったわ。」
長男『いや~焦りまくってたからね。まぢで落ちるかもしれない。って。それまで、受かる想像は何百回としたけど、落ちるって想像はしたことがなかったから。過去問も最初はできなくて当たり前って周りが言うじゃん?でも12月になると周りも言わなくなってくるし、友達が合格点超えたとか言い出すし、焦りが半端なかった。
私「焦りかぁ。次女は焦ってないのか!」
長男『そりゃあの成績じゃ焦る必要ないからね。てか、ママも焦ってないじゃん。次女の入試よりも俺の期末テストの心配ばっかしてる(笑)』

すべて大当たりだ。次女に向き合っているようで向き合っていないのかも。
2年前はあんなに必死に過去問ノートを一緒に見ていたのに、今は点数だけ聞いて「は~い」と返事するだけ。かと言って今からがっつりそばにつくのも違う気がする。

長男『ねぇ、桜蔭受けたらいいじゃん!』
私「え?何言ってるのよ。流石に無理よ。」
長男『俺は、偏差値が届いていない学校が第一志望校だったけど?このままじゃ受からない学校を目指して必死だったけど?
私「フェリスと受験日かぶってるし、1日午後受験の位置関係を考えると厳しいけど…意図は分かった。今届いていない学校を受けることにすればいいのね?」
長男『あと1か月ちょっとしか受験勉強できないじゃん。やり切ったほうがいいよ。きっと全勝する結果よりも、やり切った気持ちのほうがすっきりする。俺ももっと受験勉強したかったもん。』
私「いや、試験勉強してよ。」
長男『それはちょっと遠慮しとく。』
私「いやいやいや…」

モチベーションUPのために1月受験校を変更!

1月受験、栄東にしようとしていました。2年前にも行っていて「親が慣れているし無難かな」という大した理由もなく。でも、浦和明の星に切り替えようかと思います。
オーバーワークはさせたくない。必要のない勉強はしなくていい。と思っていましたが、焦りがないことで起こるストレスもあるのだと次女で知りました。塾のお友達と自分の温度差にしんどくなっていたと次女は言います。だから浦和明の星の話を次女にしたときに、『今すぐ過去問欲しい』と言った次女はヤル気になっている表情をしていました。本当に何が正解か分かりません。今私がとっている行動すらも正しいのかどうか…。でもいよいよ本番まであとわずか。最後まで楽しみたいと思います。

来月はお休みをいただきまして、次回は次女の結果発表の記事を書く予定です。次女が入試中の待合室で執筆しようと企んでおります(笑)。そして三女がいよいよ4年生の2月。新5年生の2月を迎えようとしています。現状4年生の8月から、臨海セミナーの小学部(中学受験科ではないほう)に通塾し始めましたが、この先どうするのか。
塾以外に3つの習い事を掛け持ち中で、中学受験塾に通えるのか?そもそも三女自身が中学受験塾に行くと言うのか?勉強嫌いで遊ぶの大好き!習い事大好き!でも中学受験はしたいらしい。次女より幼い三女の今後も真剣に考えなくてはいけない今日この頃です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしております。

futureさん

futureさんのプロフィール

啓明館に通塾する6年生女の子(2024年中学受験予定)のママ。中学2年生になる男の子も小3から啓明館に通塾し、昨年から中高一貫校に進学しています。

futureさんの記事一覧≫